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友人の見舞いに行くというハジンを病院に送っていく際に父親が病院内の斎場に向かうのを見かけ、母が亡くなったことを知ってしまうジョンフン。
「3か月前に末期がんが見つかったんだ。奇跡的に手術が出来るということだったんだが、容体が急に悪化して・・・伝えなかったのは、母さんが秘密にしてほしいといったからだ。」
忘れることの出来ない息子を思い、ショックを与えまいと自分が亡くなることを秘密にする事を望んだ母。そんな母に何も出来なかったと、心配をかける事しかできなかったと後悔の念に駆られるジョンフン。3人で写した写真を母が大事に持っていたことさえも彼には辛い思い出なのだ。
茫然自失のジョンフンを見守ることしかできないガヨンだが、斎場には情報を聞きつけたマスコミがハジンの姿を一目写真に撮ろうと駆けつけているのだ。
痛みも悲しみも時間で解決することの出来ないジョンフンはすぐにでも仕事に戻ろうとするが、それもかなわない。飲めない酒を飲み、部屋から出てこないジョンフンを心配するハジンだが、そんな彼女に「君は忘れてしまって、何もなかったかのように過ごせるじゃないか・・・」と心にもない言葉をぶつけてしまうジョンフン。
彼をずっとそばで見守ってきた医師も、教授である自分の父から「友人でなく患者として接するんだ。監視するんだ。」と厳しい言葉をかけられる。
そして良くなったかのように見えたガヨンの精神状態も、封印していた記憶を少しずつ思い出しつつあることで不安定に。さらに彼女に忍び寄るストーカーの影。
映画監督は彼女に固執し、マネージャーもどこか動きが怪しい。そしてとうとうハジンの寝室に誰かが忍び込むのだ。
防犯カメラを映らないようにし、ハジンの部屋に忍び込んだ男は部屋中の壁に彼女の写真を張り付ける。まさにストーカーの行為そのもの。
母が何とか自分にいい思い出だけを残すように気遣ってくれた事、ハジンが自分を思って励ましてくれた事に感謝するまでに落ち着いたジョンフンは、彼女のために部屋を用意し、彼女を気遣う。
「この間のように優しくしたと思ったら会わないというような冷たい態度はとらないで」と言いながらも、無事であることをお互いに連絡しあう仲は、だんだん本当の恋人同士のようにも思える。
友人であり医師でもあるテウンも、ジョンフンは落ち着いていると思っているのだが、テウンの父である教授はジョンフンは一人の患者でしかない。「お前の処方した睡眠薬でハジンが自殺未遂をしたことで後ろめたい思いをしているかもしれないが、ジョンフンが恋人の死を乗り越えてまた恋愛が出来るはずがないんだ。」とジョンフンにも自分の息子にも冷たい態度だ。
ハジンはジョンフンが母を思い涙する姿を見ても、わざと気づかないふりをして明るく彼を励まし、ジョンフンもストーカーから彼女を守ろうとするのだが・・・・
執拗な盗撮を続ける記者は「金を貰って写真を撮り続けただけ」と言い、記者の言う通りナンバーを隠した黒いバイクに乗った男から襲われるハジン・・・・
バイク事故による足首の怪我のためにバレリーナになることを諦めたハジンだが、その事故は亡くなったジョンフンの彼女を庇ったために起こった事故だったのだ。
同じような事故のせいで、過去の記憶がよみがえりそうになり苦しむハジン・・・
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