チャンの片腕にまでに登り詰めた元赤目キッズの№1のジェイに復讐の手助けを求めるロウムの気持ちが分からないムヨンだが、「ジェイは批判することなく、私の気持ちに寄り添ってくれた」という彼女。彼女を助けられるのは自分だけという思いがあるムヨンだが、ムヨンの状況を知っている弁護士仲間は、彼がロウムのそばにいる事をとても危惧している。
(彼自身の精神状態も危ういということだろう。。。)しかしムヨンもロウムももう戻れない所まで来てしまったのだ。
マ・ガンスが財団の中でチャンを追い詰めている状況なのを知ったロウムはまずマ・ガンスをターゲットにして行動を起こす事にするのだ。
恐怖搾取に怯える被財団体質が抜けないナサを揺さぶるロウム。(彼女の事だ。まわりまわって彼の存在が自分を助ける事になると分かっているのだろう)ナサを利用してチャンの行動を逐一監視するマ・ガンス。そんな彼も出所したばかりで資金が無い。今のマルチ商法より更なる高みを目指し、パーティで金蔓を探そうとする彼の計画を何とか潰そうとするロウムとムヨン。(そしてそのパーティに同じように潜入することになるコ監察官)
マ・ガンスの経歴をさりげなく流しなんとか彼の計画を阻止しようとするロウム達だが、本当の計画はもっと壮大なものだったのだ。
ナサの自尊心を刺激し、反骨心に火をつけようとしていたロウムが考えていたのはマ・ガンスの会社が内部から崩壊すること。ナサが仕組んだハッキングは、阻止しようとすればするほどその威力を発揮するという化け物のようなプログラムだったのだ。
金蔓のような顧客を馬鹿にした会話が外に漏れ、万事休すのマ・ガンス。
そんな彼が最後に会っていたのは財団のチャンだ。墜落死のマ・ガンスはどこまで財団の秘密を知っていたのだろう?