今年の1月頃、「マイナンバーカードの保険証利用」というタイトルでブログをアップしたのだが、それから8か月程経った先週、新聞で「マイナ保険証 遅れる準備」という記事を目にした。
来月20日から本格運用が始まるのだが、対応している医療機関は6%程度との事。更にマイナンバーカードを保険証として利用する手続きが済んでいる人は人口の4%程度にとどまっているとの事だった。
コロナ対応でシステム改修に手が回っていない事、カードリーダーの導入も進んでいない事、更に世界的な半導体不足で業務用パソコンが入手しずらいと等・・・と壮大な理由も提示されていた。
*****
医療のデジタル化に暗雲立ち込める・・・というのはなんとなく判った。
ただ、一番びっくりしたのは、マイナンバーカードの保険証の事を「マイナ保険証」と記事の中で呼んでいた事だ。どうやらマイナンバーをマイナと略し、「マイナカード」そして「マイナ保険証」と呼んでいるようだ。
マイナンバーの正式略称がマイナなんだろうか?と思っていたら、厚生労働省HPの中の「マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局についてのお知らせ」というページに、『マイナンバーカードの健康保険証利用に対応する医療機関には、「マイナ受付」のポスターやステッカーを掲示する予定。』と書かれており、確かにマイナという単語が使われている。
正直、マイナという単語は「マイナポイント」の時だけ使われる言葉だと思っていた。マイナカードと言う呼び方は浸透しているんだろうか?私だけが知らないのだろうか・・・と不安になり、マイナカードで検索してみると、ヒットする記事はマイナポイント関連の内容ばかりだ。それ以外はほんのわずかにマイナポータルの記事がヒットするのみ・・・(そうだ マイナポータルもあった事をすっかり忘れていた。)
*****
「マイナ受付」というステッカーを日常で目にする頃には、マイナンバーカードの事を違和感なくマイナカードと呼べているだろうか・・・・