私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ブロークバック・マウンテン

2006-03-21 17:20:25 | 映画鑑賞
強い風が吹く山の麓。8月という夏であっても雪が降り、雹が降る山中で、昼夜押しての羊の番。
20歳の頃、短い夏の間の仕事先のブロークバック・マウンテンで出会った二人が、どうして惹かれあうようになったかは、殆ど言葉で説明されることはない。
交わされる決して長くはない言葉の端々に、お互いの寂しさを感じるだけだ。更に山を下り、簡単に会うことが出来なくなっても、お互いの恋しさを沢山の文字で語ることはないのだ。
時折行きかう美しい絵葉書の裏面に、短い単語が書かれるだけだ。

会えない辛さ、思い通りに生きることが出来ない辛さは、言葉ではなく、結局殴り合いという肉体的な痛さで確認されるだけだ。
見ている私も「奥さんも子どももいるのに何故?」という思いは一つも感じることはなく、ただただ二人の思いが痛点を刺激してくる。
蒼い空に白い絵の具で描いたかのような雲の群れ。山を下りるもこもことした羊の群れ。覆いかぶさるような夜の山の暗闇。美しい景色さえも見ているうちに痛さを感じてくるような気がする。

メインテーマのブロークバック・マウンテンも素晴らしいが、エンディングに流れるウィリー・ネルソンのHe Was A Friend Of Mine の歌詞があまりに映画にぴったりの内容なので、見終わった後にはなんともいえない気持ちになる。

春のワルツ 5話

2006-03-20 23:38:35 | 韓国ドラマ は行
白さがまぶしい雪道を車でウニョンのもとへ急ぐジェハ。(先週はやっぱり教会だったのだ。今度が本当のクリスタル・ミュージアムだ)勿論広い博物館の中では会うことが出来ず。

そしてフィリップと一緒に15年ぶりに韓国へ帰国するジェハ。複雑な思いのジェハとは反対に、フィリップはウニョンのいる韓国に行くことが嬉しいく、更に半分は韓国人なんだからと「コンブヘッソ ハングンマル ヘヤジ」(勉強しているんだ 韓国語やらなくちゃ)と絶好調だ。

空港で出迎えるイナには会わず、ウニョンが手術を受けた病院に出向き、ユン・ジェハではなく、イ・スホと名乗り、ウニョンの消息を尋ねるジェハ。「家族と確認できるものがなければダメです」と受付で拒否されても、受付から動こうとしないのだ。(15年前と現在の映像が交互に映し出されるのだ。こんなに何度も見ていると子どもの頃の顔と違うのも気にならなくなってくる・・)

イナは勿論そんなことは知らず、帰国会見の席での「初恋の人に会いたかったから帰国したですか?」という質問を横で聞きながら一人微笑んだりしているのだ。(勿論ジェハも勿論「誰よりも会いたい人がいます・・・」などと答えるから、余計話はややこしい)
そしてフィリップもウニョンに会いたくて・・・とこんな風に三人のそれぞれの思いがソウルで渦巻くが、当事者のウニョンはそんなことは勿論知らず、友達の運転する@ピンクの子豚トラックでアクセサリーの露店をやっているのだ。

昔を懐かしく思い、タクシーで南大門に向かうジェハの直ぐ後ろを通り過ぎるウニョン。すれ違うのは15年前と同じだ。そして15年前の悲しい思い出のため、プオックパン(韓国式たい焼き)を食べないウニョン。
♪告白するよ。愛しているよと♪というBGMをバックに南大門の街中ですれ違う二人の様子が10分近くも映し出されるのだ。このあたりの切なさはユン・ソクホの一番得意とするところなんだろう。

その「彫刻のような美貌」で会社の受付嬢からウニョンがピンクの子豚トラックで仕事をしていることを聞きだすフィリップ。
(勿論ジェハも同じようなことをしているのだが、今日のところはフィリップの粘り勝ちだ。)
屋台撤収の場に居合わせたせいで、偶然の再会を果たすフィリップとウニョン。
そんな明るい再会をする二人とは反対に、弟と母親と三人でキンパプ屋をやっているウニョンの姿を見、黙って店を立ち去るジェハ。

*******

昔の事があり、あんなにもウニョンを追い駆けながらも、結局影からしか見ることの出来ないジェハに比べて、なんの屈託の無いフィリップの明るいことよ。
行く先々でその「彫刻のような美貌」と「片言の可愛らしい韓国語」で韓国人女性のハートを鷲づかみだ。

*****
今日のフィリップ(ダニエル・へニー)の韓国語
「ウニョン マンナゴ シポ(ウニョン 会いたい)ウニョン スマイル ノム イェッポヨ(ウニョン 笑顔 とてもかわいい」と、ウニョンの事で心は一杯だ。


ヒョンビンにはカリスマがあります

2006-03-20 20:38:07 | 韓国語レッスン(面白い話)
先週の土曜日ヒョンビン友達と一緒に@まわし蹴りを見に行った。
テコンドーの試合を一度も見たことが無かったのだが、とても面白かった。
ドンワンが主人公だが、勿論とても格好いいのだが、ヒョンビンに比べたらどうだろうか?

ドンワンに対してヒョンビンにはカリスマがあった。
二人とも顔が良いし、背も高いが・・・一緒に見たらどちらにカリスマを感じるだろうか?
ドンワンよりヒョンビンにずっとカリスマがあると思った。

*******
注)
ヒョンビン友達とは、ヒョンビンが好きな私の友人のこと。
韓国語を教えてもらっているYさんには、彼女がどれくらいヒョンビンを好きかを時々話しているので、ヒョンビン友達で十分に通じるのだ。
*************
「セクションテレビ(韓国の芸能番組)を見ていて、『あの俳優さんにはカリスマがありますね~』という言い方をするのを聞いて、書いてみたのですが、これでいいですか?」
「ええ、カリスマがあるっていいますよ。」
「日本ではカリスマがあるとは言わないので・・・・日本では『カリスマ美容師の○○さん』とか『芸能界のカリスマ』とかそんな風に表現するので」
「じゃカリスマがあるといいたいときは、どんな風に言うんですか?」
「『あの人はオーラがある』って言いますね。この場合はオーラとカリスマは同義語ですね~」

私の作文の添削よりも、オーラとカリスマの違いで盛り上がったりする。

*****
とうとう@ヒョンビン空間に登録までしてしまった。
これからは、ヒョンビンウォッチャーとして時々は空間チェックもしてみないとと思う。

春のワルツ サイト備忘録

2006-03-19 16:44:27 | 韓国ドラマ は行
いつもどこをチェックすればいいか忘れてしまうのでここにまとめておく。

KBS春のワルツ 公式サイト

タシボギ
通信状況が今ひとつで、見られなかったところを後で確認するために。さらには自分の聞き取りがいい加減だったところを確認するために。
(そんなまめなことが出来るのか?日本のテレビ局で放送されるほうが先になるのではないのか?)

出演者紹介
何故かこのページだけは左上にユン・ソクホ監督の写真付きだ。(確かに顔は見えなくても、一番偉大な出演者かもしれない)

現場スケッチ
ドラマの撮影開始にはどうしても豚の丸焼き(いや豚の頭だけでいいのか)が必要らしい。勿論オーストリアでは手に入れられなかったので、かわいい豚のぬいぐるみで代用なんていう記事がアップされている

一番最新の現場スケッチには@ダニエルのバスケットコーチぶりが紹介されている。コメントも残せるようになっているのだが、勿論「ダニエル格好いい!」というコメントばかりだ・・・

ジキル&ハイド

2006-03-19 16:03:36 | なんということはない日常
チョ・スンウがジキル&ハイドを演じる18日(土)14時からの回を見に行く。
(ジキル&ハイドとルーシーはダブルキャストなのだ)
ゆうぽうと簡易保険ホールの2階席の一番後ろで見たのだが、舞台全体が見渡せてそれはそれで面白かったと思う。
悪と善の中で揺れ動くたびに、白いスポットライトの光が長く伸び、チョ・スンウ一人の姿が映し出されるところや、落雷の音とともにハイドが現れる場面。暗い中で歌声だけが響き渡る様子。前列の席で見ていたら演じるスンウの表情などに気をとられてしまって気が付かなかったであろう全体の感じを一度の感じることが出来た。
(まぁその代わり細かい顔の表情などは一つも分からなかったのだが・・・)
ハイドとジキルが入れ替わる度にガラッと変わる話し方、そしてその歌声。後半になるにつれ、その激しさが増していくのはやはり遠くから見ていても圧巻だった。

両脇に日本語の字幕が出るのだが、台詞と歌詞が一緒に出るので大変忙しいし、読むのに気をとられていると演技を見ている暇がないのだ。
私も途中で字幕を読むのを放棄し、歌を感じるだけになってしまったが、それだけでも十二分に楽しめた。

チョ・スンウ 歌声が素晴らしいのでびっくりする。演じることに違いはないといっても、映画とミュージカルでは焦点が全く違うのではないかと思う。それなのに、こんなにも素晴らしい姿を見せることが出来るとは。

頑張れ!グムスン

2006-03-17 21:46:34 | 映画鑑賞
できちゃった婚した元バレーボール選手の妻とお酒が飲めない旦那さん。そして立派な男の子とだれもが思う、ちょっと不細工な女の赤ちゃん。悪徳Pubに連れ込まれた旦那さんを助ける為に、グムスンが赤ちゃんを背負い一晩中夜の街を走り回るのだ。(一生懸命走りすぎて、大事な赤ちゃんを落としても気づかないくらいだ)それだけでも大変なのに、何故か朝の5時から義理の両親がやってくるというおまけまで付いてくる。グムスン演じるペ・ドゥナが最初から最後迄街中を走り回り、スピード感があるかとおもいきや、本当に面白くなるのは、悪徳Pubのちょっとした乱闘シーンからだったので、ちょっとだけ拍子抜けだった。そうは言っても、ペ・ドゥナの新妻振りはかわいいし、バレーボールの話が物語にちょっとした面白さをプラスしているのもなかなかだ。街角に立つ男の正体も思わず微笑んでしまう。
去年ヒットしたドラマと同じタイトルのようだが、多分なんの関係もないと思う。

とにかく短時間で仕事をする!コツ

2006-03-16 21:21:59 | たまに読んだ本
「売れているらしい」という噂を聞いたので、会社帰りに買い、帰りの電車の中で読んでみる。

@今日やりたくない仕事が、明日、来週、来月にやりたくなることはない
うーん 本当にその通り。

@あれこれ考える前に行動に移してしまうほうが、結果としてラクなことが多い。
私の場合は「考えるのが面倒なのでやる」という方が正しい。

@適度な休憩を挟むことも欠かせない
「適度でなく十分過ぎるほど、休憩をとっている・・・」

@仕事が出来る人はみな、影でこっそり努力をしています。
努力したくないから、この本を読んだのだが・・・

@目に付くところにメモにしておく。
これは実践中。しかしメモしたことを忘れたりし、全く意味がない。


@仕事は「スピード」が命だ!

スピードという言葉に惹かれ、一体何分ぐらいでこの本を読めるか、計ってみた。
最初のページを開いてから、最後のページにたどり着くまで約30分。
このスピードだったら著者から及第点をもらうことが出来るだろうか?
しかしこの本、1400円だ。購入せず立ち読みでも良かったかもしれない。


とにかく短時間で仕事をする!コツ―「ダラダラやって3時間」より「ビシッと集中して1時間」

すばる舎

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よーく考えよ~ お金は大事だよ

2006-03-15 20:59:07 | なんということはない日常
「よーく考えよ~お金は大事だよ~」以下 (社名連呼!連呼!)

「去年のバージョンより、音声がいいですね。」
「今年は王冠も被ってるよ!」
「ああ №1なんだね」

代理店の人が一つだけ置いていったらしい。お金は大事に出来そうもないが、職場の皆で順番に鳴らし、ちょっとだけ和んでみる。

春のワルツ 4話

2006-03-15 20:52:28 | 韓国ドラマ は行
看護婦さんに「手術を受けなかったら、どうなるんですか?」と質問をぶつけるスホ。「そりゃ必ず受けなくちゃ。でもどうしてそんなことを聞くの?」「僕が大きくなったら必ずお金持ってきますから。いくらですか?」そんな一生懸命な態度のスホは、思い余りとうとう置き引きをやり警備員に捕まってしまう。(子どもなりの一生懸命さが泣かせる。)
すると「私の息子です。許してください」と申し出る男性が出現。スホに食事を食べさせ、お小遣いを与え、「おじさんはカナダに住んでいるんだ。しばらくの間、おばさんが元に戻るまでうちに来て息子になってくれないか?学校にも行けるよ。」と突拍子もない話を始める。(あの病室にいた女性のだんなさんだ。亡くなった息子にスホがそっくりだったのだ)
結局ウニョンの手術費用と引き換えに息子の代わりになることを選ぶスホ。(そんなこと有る訳ないと思うが、ウニョンは手術を受け、そしてスホはカナダへと旅立つのだ)

*************
現在のオーストリア・・・

コンサートのあとのパーティで一緒になる、フィリップとウニョン、そしてイナとジェハ。
(イナは勿論夢心地だ。既にジェハの元にたどり着くまでの15年について懐かしくさえ思っている。)
ダンス中も紳士らしいフィリップの態度と比べ、(笑顔も非常に好ましい!)ウニョンに不躾な視線を送るジェハ。(ウニョンのことを覚えているのか?分かっているのか?)

ウニョンに借りた@赤いくまのセーターを投げ捨て「汽車の中のことは黙っててやるよ。プレイボーイなフィリップの態度を錯覚しているのか?」と言いたい放題。ウニョンに「チェス オプソ(感じ悪い)」といわれても当然のジェハの態度に比べ、どこまでも紳士然としたフィリップ。会場を黙って立ち去るウニョンのあとを追いかけ、足をくじいたウニョンを優しく介護し、部屋まで送っていくとうマナー通りの態度だ。

フィリップの好意に気づいたのか気づかないのか、はっきりしないウニョン。そして子どもの頃の夢にうなされるジェハ。
朝靄の中、クリスタル・ミュージアム(教会?)でニアミスをしたらしい二人。教会の前に積まれていた石、汽車の窓ガラスに書かれたスマイルマーク、貝で作った置物、そしてフィリップから彼女の名前が@ウニョンと聞き、あの元気な女性が「死ぬまで私のお兄ちゃんでいて」と言ってくれたあのウニョンだと気がつくのだ。

偶然については、突っ込んでも仕方ない。この先どうなるか、そちらに注目。

****

朝靄の光が差し込む教会の中のライトのきらめき、(シャンゼリアか蝋燭か)、ホテルの部屋から見える湖の静けさと緑色を基調にした画面と、大人になってからも景色が綺麗なことには変わりなし。

今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)
足をくじいたウニョンをお姫様だっこで助けるダニエル。上背があるため、タキシード姿のそんな姿でさえ非常にスマートに見える。
普通は見ている方が照れてしまうお姫様だっこだが、ダニエルなので許される行為か。

今日のフィリップ(ダニエル・ヘニー)の韓国語
ワヨ(着いたよ) ヨギ アパヨ?(ここ 痛いの?) 

春のワルツ 3話

2006-03-14 21:15:17 | 韓国ドラマ は行
スホ父が急に島に戻ってきたことをいぶかしがる島の人々。勿論ヘスニはそんなことを信じるはずもなく「スホ父はそんな人じゃない」と反論するも、残念ながらスホ父はウニョンの手術費用を持ち逃げしてしまう。島に取り残されるスホ。スホに泣きながら訴えるヘスニだが勿論スホにはどうすることも出来ない。(こんな悲しい場面でもバックには雲が浮かんだ綺麗な青空が広がっている・・・)翌日のウニョンの誕生日も忘れ、なんのあてもなくソウルにスホ父を探しに行くヘスニ。

近所のおばさん(ヘスニの友達か?)に「あんたも最初から知っていたんでしょ?」とののしられるスホだが、「どこにも行かない。ここに居る」と一人ウニョンの家に残るのだ。家の壁には、子どもたちの@泥棒の家という心無い落書き。(かなり可哀想である・・・)
スホとの楽しかった思い出をさびしく思い出しているウニョンの目の前で(雨の中、折りたたみの黄色い傘をさしてただずんで居るのだ。黄色い傘には監督のこだわりありか?)、小さな手漕ぎ船で沖に乗り出すスホ。「お父さんを探し出してお金を持って帰ってくるから。俺だけを信じて待ってろ。」そんな言葉を残して漕ぎ出すが、無謀にもウニョンは海に入って止めようとする。ウニョンだけでも家に送り返そうとするスホだが、沖に流されどこか別の島に流れて付いてしまうのだ。(こんな重大な状況でも夕暮れ、夜、朝焼けと綺麗な海が映し出される)

耳の悪いおじいさんと優しいおばあさんのうちにお世話になる二人。夜宿題をするウニョンの傍らでちょっとすねた態度のスホに、
「お兄ちゃんがうそつきでもお兄ちゃんがアメリカに行っていなくてもいいの。お兄ちゃんは私のお兄ちゃんだから」と優しい言葉をかけるウニョン。
更にスホが「よくできました!」のゴム印(先生が宿題のノートに押すものだ)を貰ったことがないのを知ると、スホの腕にかわいいスマイルマーク(よく出来ましたのゴム印のつもりらしい)を書いてあげるのだ。
そんなウニョンに貝殻のプレゼントを残し、一人ソウルへと向かうスホ。ウニョンは無理やり追いかけ、結局ソウルに向かう二人。船を降り、列車に乗り、ソウルについてからはバスにのり、スホ父を探す二人。ヤミ賭博にも女のもとにも居ないスホ父。食べるものもなく、行く場所もなくなり、公園の外灯の下で途方にくれる二人。そして具合の悪くなったウニョンを背負、病院に駆け込むスホ。
(子ども二人でどうしてソウルまで行かれるのか、突っ込みたいが可哀想でそれどころでなし。ウニョンは道端の出前の残りをつまみ食いしたりするのだ。それを見ない振りをするスホ。男らしいじゃないかスホ。)

連絡を受けた近所のおばさんから、ヘスニが交通事故にあったことを聞き、びっくりするスホ。更におばさんから逃れるために、駆け込んだ病室で「ジェハ!ジェハ!」と呼びかけられるスホ。
なんとスホがジェハだったのだ・・・・
(スホがジェハになるとは、どう考えても?だが、そこはドラマだ。そんなことは関係なくスホがジェハになったことで、物語はどんどん進んでいくはずだ。

今日も子ども時代の話ゆえ、ダニエルことフィリップの出番なし。

あいつは格好よかったVSオオカミの誘惑VSまわし蹴り

2006-03-13 20:48:18 | 韓国ドラマ・映画
土曜日の9時半という朝練のような時間から上映されたヒョンビン&ドンワンのまわし蹴りを見た後、同行したCさんから「あいつは格好よかった,オオカミの誘惑,まわし蹴り,この三本を比べてみるてどうだったか?」という質問を受ける。
2004年の夏にソウルで@あいつと@オオカミを見、そして土曜日にまわし蹴りを見たので、Cさんの言うところの「韓国2004年夏公開 高校三部作」を全部見たことになるのだ。

@オオカミは「カン・ドンウォンによるカン・ドンウォンのための映画」@あいつは「ソン・スンホン&チョン・ダビンのほのぼの高校生恋愛」と簡単な感想を述べると、@あいつはどんなストーリーなのか更に質問される。

「えっと・・・ 男子校に通うスンホンと女子高に通うダビンが偶然キスしてしまい、スンホンがダビンに責任取れと迫り、付き合うことになるものの、スンホンは人と仲良く出来ない心の傷があって、ダビンには幼馴染の友達がいたり、スンホンの先輩がダビンちゃんに接近したりして・・・」と、しどろもどろの説明になる。

「何か大きな出来事とかあるんですか?」と更に質問が・・・
「うーん特にはないかな・・・」
「あいつも笑えるところあるんですか?」
「オオカミは笑うような題材ではないから。あいつは面白かったよ。でもそれは私がスンホンファンだからかも・・・」

話しているうちにどんどん弱気になり、結局@あいつは格好よかったのよさをCさんに伝えられないまま終わってしまった。
(スンホンファン失格だろうか)
結局自分が@オオカミと@あいつを見たとき、どんな感想だったかを自分のHPで確認するという、情けないことになってしまった。
(あいつについては、「小さなエピソードの積み上げがいい。」などということを書いている。)自分の記憶のいい加減なことに自分でびっくりする。


「この三本のうちどれが一番面白かったか?」
それぞれのファンは、自分が好きな俳優が出ている映画が一番面白いと言うに違いない。
一般の人は、まぁどれも普通の青春映画だよね。というもっともな感想を持つに違いない。

三本ともごく普通の青春映画であることは確かだ。

まわし蹴り

2006-03-11 18:43:22 | 映画鑑賞
2004年の夏、僅か一週間しか上映されなかった神話メンバーキム・ドンワン主演の@まわし蹴り。

テコンドー部再建のために借り出されることになったヨンゲク(演 キム・ドンワン)チョンデ(演 キム・テヒョン)らの不良学生と、生真面目な主将ミンギュ(演 ヒョンビン)、万年補欠のソンワンらが力をあわせてテコンドー大会優勝を目指すことになる。
馬鹿馬鹿しいバスの中での喧嘩のせいで、停学と引き換えに仕方なしにテコンドーをやることになったヨンゲク。勿論生真面目な主将ミンギュと気が合うはずもなく、またテコンドー部のマドンナスビン(演 チョアン)を取り合うことになるという、スポーツでも恋でもライバルという、本当に普通の青春映画なのだ。

ヒョンビン演じるミンギュは、生真面目かと思いきや恋人(?)のスビンに「ヨンゲクの方がいいのか?」などと簡単に聞いてしまう、単純な高校生なのだが、他校のキャプテンに対して持つライバル心は分かりやすい。テコンドー部員と並んでも一人目立つのはやはりさすがだ。(又監督も彼のベストショットを非常に良く分かっており、正面からでなく横からのショットが多い。)
対するドンワンはすっとした感じはあるものの、初めて登場するバスの乱闘シーンなどは、他の学生に埋もれてしまい目立たないのだ。また彼が感じる「変わりたいんだ」という若者らしい気持ちも、このストーリーではなかなか伝わってこない。
妊娠した恋人とまるで神田川を絵に描いたような生活をするチョンデや、特技を活かしテコンドー部の救世主として颯爽と羽ばたく長身のソクポン(演 イ・ギウ)などの方が印象的で画面で目立つのは何故か。
勿論ドンワンが主演だから、最後の一番の見せ場は彼に託されるのだが、ドンワンのことも、ヒョンビンの事も知らずに映画を見た人は「なぜミンギュでなく、ヨンゲクが最後の試合に臨むのか?」と不思議に思うに違いない。
さらにミンギュとヨンゲク、二人の喧嘩のシーンではその差が歴然だ。
ヒョンビンの方が背が高いなど見かけだけの問題ではないと思う。スクリーンに映った二人の姿を見た時、どちらの方に自然と目がいってしまうだろうか?

韓国ではオーラを感じる俳優に対して「カリスマがある」という言い方をするが、その言い方を借りるなら、この映画でカリスマがあるのはヒョンビンだ。
この映画は、ドンワン主演の映画だが、カリスマがある俳優ヒョンビンの主演作@まわり蹴りも形容しても間違いではないだろう。

本当に普通の青春映画で、かなり楽しい作品と言って良いと思う。少なくとも1週間の上映では勿体ないだろう。


「ヒョンビンウォッチャーだから、ヒョンビンよりの感想なのか?」といわれそうだが、そこは冷静に判断したつもりだ。

SPL/狼よ静かに死ね

2006-03-11 18:07:40 | 映画鑑賞
暗黒街のボスポー(演 サモ・ハン)を逮捕するために証拠捏造もいとわない4人の刑事。ポーに両親を殺された女の子を養子に迎え、チームのリーダーとして常人には計り知れない熱意を持ってポー逮捕に臨むチャン(演 サイモン・ヤム)。だが彼は脳腫瘍に侵され余命僅か。そんなリーダーチャンを慕い、彼のために娘を育てていこうとする三人の刑事。本当の犯人を追い詰め、深夜のビルの屋上で武器を手に持ち四人が並ぶ様子は、刑事ではなくやくざのようにさえ見えるが、漂う覇気から彼ら四人が一緒に経験してきたであろう仕事の厳しさや信頼の深さまで感じさせる格好いいシーンだ。
新しくリーダーとしてやってきたマー(演 ドニー・イェン)が彼らの信頼の深さを理解し、一人ポーの元に乗り込んで行くアクションシーンは、スピード感があり、流血があり、そして哀愁を感じる大人のアクションシーンだった。
夜の香港を舞台に10年否20年前の香港ノワール全盛期の香りがする(古いスタイルともいえるが・・)男の映画だ。
ドニー・イェンの登場シーンに使われていたBGMを筆頭に、要所要所で流れる音楽が非常に大袈裟だが、それも古い時代の男の映画の流れを受け継いでいる証拠か。

男泣き"全国順次ロードショー!と銘打っての公開だが、女の私も懐かしくて泣けてきた。

コラーゲン摂取Part2

2006-03-10 21:50:43 | なんということはない日常
非常に残念なことに、今日も眉間にしわがよるような出来事が続く。

ビルのロビーに設置されている自販機でカッブラーメンを買い、遅い昼食を一人会社の食堂で食べていると、「そんなんで足りるのか?」とS部長に指摘される。「もうこんな時間ですから、なんでもいいです。」と答えると、「コンビニでもう少しましな物を買えばいいじゃないか」と更に突っ込まれる。(そう思ったのなら是非おにぎりでも買って来て欲しかった。私はいつでもありがたく頂く準備は出来ているのだが。)野菜ジュースも一緒に飲んでいたのだが、健康的な食事にはみえなかったらしい。「たまにはジャンクフードもいいものです。」と返事をしようと思ったが負け惜しみとさらに突っ込まれそうなので止めておく。
確かにコラーゲンもピタミンも不足しているなと反省する。

とりあえず、何とか今週の仕事も終了。これから遅い夕食だが、週末の楽しみのビール付き故、眉間のしわも消えるような気がする。


コラーゲン摂取

2006-03-09 21:58:06 | なんということはない日常
来月入社の新入社員約20名程の人のお世話をしているだが、これがなかなか大変だ。

「「あの電話をくれ」と連絡があったので電話しましたけど、なんでしょうか?」
「えっ?今日は連絡していないですが????」
(携帯の留守電に伝言を残したのは、先週の金曜日だったことがあとでわかる。今日はもう翌週の木曜日ではないか。忘れた私も悪いが、「遅くなってすみません」の一言は?)

更に別の電話で。
「今お時間5分程大丈夫ですか?」(携帯へ連絡を入れてみる)
「ああ・・・はいはい。別にいいですよ!」
(えっ!パンマル!大丈夫ですか?との問いには「大丈夫です」と答えればいいのに。なぜ「ああ」が付き、ハイハイも2度繰り返し、さらに「いいですよ!」なのか・・ついでに「別に」のニュアンスにもややむっとしたりする。)

更に別の電話で。
内容を全部確認し、
「また何かありましたら、ご連絡させて頂きます。失礼致します。」と挨拶すると「ああ・・はい。」と電話が切れた。(最後の挨拶はなし?)

勿論初々しくキチンと電話応対出来る人が殆どだし、言葉遣いがちょっと間違ってしまっていても、誠意が感じられれば私も眉間にしわがよったりしないのだが。
あまりおばさんを怒らせないように。これ以上眉間にしわがよったら困るのだ。
しわ予防になればと、無駄な努力と分かっていながらも、今日のお昼は@コムタンうどんを食べる。どの程度効果ありかは不明なのがちょっとさびしい。

結局コムタンうどんだけでは物足りず、退社後に生ビールを2杯程飲んで、明日への英気を養うことになってしまった。