私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

人生モグラたたき!

2012-03-05 21:47:21 | たまに読んだ本
日常のちょっとした「あるある!!」という感じをうまい感じにくすぐってくれる本。
ノストラダムスの大予言があたったら世界は終わるんだから、宿題やっても仕方ない・・・なんていうのは、同年代ならだれでも思っていたことで、それがかなりのんびりした絵柄で語られているので、リラックス感も感じられる。

しかし映画を取り上げた回では、絵柄からは想像できない結構ハードな韓国映画イ・ビョンホンが主演の「悪魔を見た」を取り上げていたりする。
ビョンホンの顔は似ていなかったが、映画に対する感想はまったくもってその通りというコメント。
テーマがやや硬派なものであっても、リラックス感がある絵柄で程よくブレンドされており、そんなところも気軽に見られるということで、人気の要因なんだろう。


人生モグラたたき!
クリエーター情報なし
文藝春秋

太陽を抱いた月 第18話

2012-03-04 19:09:38 | 韓国ドラマ た行
とうとう妹ミンファがヨヌ殺害に関わっていたことを知ってしまうフォン。
「ふざけているのか!」と問い詰めるフォンだが「私は何があっても夫を選びます」と自分の選んだことの大きさにおののきながらも、今の幸せな夫との生活を捨てることなど考えていないミンファ。
優しい夫、そしてやっと子供を授かったこの幸せをたとえ兄のためとあっても捨てることなど出来ないのだ。
そして父がミンファのやったことに気付き、「この事は死ぬまで口にする出ない!!」と言っていたことを知るフォン。黒幕である皇太后に意見するものの、王であったはずの父であってもこの事態を収拾できなかったのに、フォンに道はあるのだろうか。
さらにもう一人の黒幕である正妻の父はなんとヤンミョンに近づいているではないか!
王になることをあきらめているヤンミョンを取り込みどうするというのか。
しかし、この正妻の父は怖い。娘である正妻も「父上は私を見捨てるでしょう」とフォンの世継ぎを産めない自分を父親が見捨てるつもりであることを分かっているのだ。
権力のためには自分の娘さえも見捨てることができる彼。
ヤンミョンを取り込もうとすることぐらい、彼にとっては当然のことらしい。

****
暗い展開が多かった前半、フォンの妹であるミンファとヨヌの兄であるヨムとのエピソードは、のんびりしたいい雰囲気だったのだが、ここにきて全く反対の展開になっているではないか。
「真実を明かしてもいいことなど何もない。」というヨヌ。「兄は本当のことを知ったら耐えられないでしょう。」と兄のことを思い、兄嫁であるミンファの取った行動を知っても言葉すくななヨヌ。
ヨヌ兄妹の母も嫁ミンファの取った行動を知ったら大きなショックを受けるだろう。こんな展開になるとは・・・・

変死体

2012-03-03 21:01:40 | たまに読んだ本
検屍官スカーペッタ・シリーズの新作なのだが、正直このシリーズを買い続けている理由は、積極的に読むのを止める理由がないからだ。
多分このシリーズを購入している大多数の人が「今度こそは新しい展開があるかもしれない。今度こそは何か明るい出来事が登場人物に起こるかもしれない」そんな風に思いながら年末に出版されるこのシリーズを手にするはずだ。
そしてやっぱり暗い展開と、どこまでも自分の事しか考えないような登場人物の思考回路にややがっかりしているはずだ。

殺人事件に対峙するはずだった物語は、殺人事件こそ毎回起こるものの、その裏にあるのは化学兵器だったりと、当初の謎や敵とはまったく違うものに怒りの矛先が向けられるようになってしまっている。そのことに時代の流れは感じるものの、シリーズ始まりの頃は、あくなき向上心のようなものを感じたこのシリーズも登場人物は皆かなりな年齢になった。
しかし登場人物達からは老練という言葉などは感じられず、どこまでも自分らしさを求め、いつも何かに怒らなければ我慢らないようだ。
これこそミーイズムを体現している人達だと、毎回感じることを今回も感じる。

それでも毎回買ってしまうのは、何故なんだろう。やっぱり積極的に止める理由が見つけられないからだろう。そして積極的に書くのを止める理由が見つけられないのは、作者も一緒なんじゃないだろうか。



変死体(上) (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社

雪その後・・・さらにその後・・・

2012-03-01 21:49:49 | なんということはない日常
一日暖かかったおかげで雪はほとんど消えてなくなっていた。
道脇に雪を寄せている箇所は解けきらずに残っている箇所もあったが、逆に雪を寄せていなかったところは、暖かかった陽気のせいで、すべて解けてしまったようだった。

昨日雪かきの元気がなかったことが、今回は吉と出た。よかった・・・

この雪も今日はほとんどなくなっていた。


太陽を抱いた月 第17話

2012-03-01 21:23:18 | 韓国ドラマ た行
やっとお互いが誰だか分かり、感動の再会を果たす二人だが、もちろん安全なわけなどない。
8年前の悪事が暴かれてはと邪魔するものが当然いるのだ。
偶然二人の再会を見ていたヤンミョンはヨヌを助け、怪しい刺客たちに対峙するのはなんとフォン自身。(今まで病弱な王だったはずなのに・・・)

ヨヌの手を取って逃げるヤンミョンは、ヨヌのことをあきらめることが出来ず再度愛の告白だ。
刺客から逃げている最中に愛の告白とは。。。。タイミングというものがあるだろうに。
いったんは怪しい者どもを蹴散らしたフォンがヤンミョンのそんな態度を見逃すはずはない。
さっきまでは刺客相手に戦っていたのに、ヤンミョンとフォンのヨヌをめぐっての戦いだ。
謎が解けたと思ったらいきなり熱い展開だ。駆け引きは謎が解けない間に散々やっていたので、残るは直接対決ということなのか。
しかし刺客もあきらめないため、二人の戦いは一時中断だ。
怪我を負ったヤンミョンだが、ヨヌを匿おうと向かった先は母が身を寄せる尼寺。
息子ヤンミョンが8年前に亡くなったはずのヨヌを連れてきても多くは尋ねず、二人を優しく匿うヤンミョンの母。
ヨヌのことを気づいても知らないふりをし、ヨヌがウォルのままだったらと望んだヤンミョンの心を分かっているかのような優しい母だ。

しかし運命の二人の前にはヤンミョンの思いが実るはずもなく。
狙われているヨヌを匿うべく、正妻のことなどないかのように幸せそうな時間を過ごすフォンとヨヌ。
家臣たちの気遣いがあっても、あんなに甘いガードではヨヌの存在が正妻にそして正妻の父にばれてしまうと思うのだが、いいのか。
正妻はあんなに聞こえていたヨヌの泣き声が聞こえないと何か感づいた様子ではないか。
手に入れたものは絶対に手放さないと心に誓っている正妻を甘く見ていると恐ろしいことが多分起こるに違いない。自分のものにならないという嫉妬心ほど怖いものはない。