私の映画玉手箱(番外編)なんということは無い日常日記

なんということは無い日常の備忘録とあわせ、好きな映画、韓国ドラマ、そして
ソン・スンホンの事等を暢気に書いていく予定。

ハクビシン 

2016-04-10 19:10:52 | なんということはない日常
玄関先を掃いていると、目の端になにかささっと走る物体が見えたような気がした。
気配を感じた先を見ると、つやつやとした毛並でふさふさとしたしっぽの大きな猫のようなものが左右を見回しながら道を横切ろうとしている。

一瞬「どこの家の猫だろう?」と思ったのだが、鼻先からすっと伸びる白い線と猫にしては太いしっぽで、猫でなく「ハクビシン」であることが分かる。
自治会の会報でも「ゴミをハクビシンが狙ったりするので、捨てた後はキチンと網をかけてください」などと注意をされたりする。

野生であってもゴミなどを食べたりしているのだろう。毛並はつやつやで栄養状況は極めて良好のようだった。



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マイナンバーカード

2016-04-09 21:34:52 | なんということはない日常
仕事柄ちょっと興味があったので、昨年通知カードが手元に届いたらすぐに個人番号カードを申請してみた。

紛失したりなどのトラブルがなければ、運転免許証より長い10年間使用することになるので、写真もそれなりに気を遣ってみた。
申請したばかりの頃は「年明けにすぐ連絡が来るのだろうか?」などと思っていたが、残念ながら何の音さたもなかった。

施行されてからしばらくは「トラブル発覚!」「また手続きミス!」なんていう記事も新聞に掲載されていたりしたが、最近はそんなニュースさえも耳にしなくなってしまった。
マイナンバーの事を忘れてしまっている人も多いに違いない。
私は、仕事で関係があるので、忘れるわけにはいかないのだが、一足早く運用が開始された雇用保険関係の運用ルールが後出しじゃんけんのようにどんどん変更になるのを見たりしながら「なんだかな~」と思ったりしていた。


申請して5か月近く経っていることにふと気が付いた頃、やっと「出来上がりましたので、取りに来るように」という連絡のはがきがやって来た。
なんだかすっかり気が抜けてしまった頃にやってきたはがきには、受け取り最終期限がボールペンで記載されていた。
システマチックなのか、人海戦術なのか。。。。。なんだか微妙な感じである。


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実際、今は使う場面が殆どないマイナンバーカードだ。わざわざ個人番号カードを申請せずとも、通知カードと身分を証明する書類などの合わせ技でも十分なんじゃないかと思う。
先日「政府は東京オリンピックの入場券に個人番号カードを使いたいらしい。」などという話をあるセミナーに出席した際に聞いたのだが、出席者のほとんどは「本当?出来るの?」などとやや苦笑しながら聞いていたように思う。

個人番号カードを手にするまであと少しというところまで来たが、実際に使う場面は本当にくるんだろうか?


やがて、警官は微睡る

2016-04-08 22:06:07 | たまに読んだ本
新規オープンした横浜のホテルで発生した立てこもり事件に偶然居合わせた刑事。
捜査で現場に居合わせたのではない。突然当事者になり、新人ホテルマンと一緒になって混乱を収拾しようとする刑事。

犯人捜しの面白さというよりも、自分がそこで何をすべきなのかという点に焦点を充てたストーリーになっているので、やや長めながら割と読みやすいストーリー展開だ。
おどおどした新人ホテルマンが、突然谷に落とされた獅子のようにみるみる別人になる様子さえ除けば、そのほかのキャラクターは自分の役割をきっちりこなそうとしている感じだ。
それは立てこもり事件を起こした犯人も同じだ。
犯人たちの行動は凄惨であるにも関わらず、ミッションをこなすという形で淡々と事を運ぼうとしている感じがあるため、刑事たちとの温度差がかなりある。

緊迫というより、妙な知恵比べという雰囲気がある。

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犯人たちには明確なミッションがあるのだが、そのミッションを遂行する場所に、わざわざ公共性が高い場所を選ぶというのがなんとも面白いなと思う。
公共性の高い場所の中で密室を作り上げ、不特定多数の人が行きかうホテルの中で自分を消そうとする。
誰もいないところで何かをこっそりするのではなく、大胆に目立たないように事を進める。そういう設定にホテルはぴったりかもしれない。

やがて、警官は微睡る
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双葉社

スンホン ネイバー記事検索(運命のように訪れた愛)

2016-04-07 21:33:01 | ソン・スンホン(宋承憲)
「この世に愛は3つある」という劉亦菲(リウ・イーフェイ 韓国式にはユ・ヨクビ)のナレーションが流れる映画@第三の愛の公開が来月の19日に迫り、スンホン関係の芸能記事はこの映画の件一色だ。
数日前に何本もヒットした破局説?の記事を蹴落とす位映画の宣伝記事一色だ。

公開に向けた話題づくりなのか、それとももっと何か大人の事情がいろいろあるのか、海の向こう側の出来事は良くわからないが、映画もテーマも運命のようにやって来た愛らしいから、映画の公開が無事済むまでは、国境を越えて掴んだ愛を見守ってあげてもいいんじゃないかと思う。そのあたりも大人の事情でよきように取り計らってあげてもいいんじゃないだろうか。


太陽の末裔 第11,12話

2016-04-06 21:25:22 | 韓国ドラマ た行
モヨンは感染しなかったようだが、同僚の医師たちは感染の疑いがありということで隔離されてしまう。
さらにお腹からダイヤモンドを取り出した工事現場責任者もかなり危険な状態の様子。

薬さえあればなんとかなるらしいが、視力が落ちたりするのも症状の一つらしい。
シジンの同僚と父に反対されても付き合っていた軍医にもその症状が出てきた。
(シジンの同僚は、バリバリのプロ軍人のはずなのに、隔離病棟に入ってしまい、自分も隔離されることになってしまう。こういうところはバリバリの恋愛ドラマだ。。。)

突然の停電で酸素マスクの電源が切れたり、薬が届かないのでは?とドキドキさせるもそこはまだドラマも中盤。
無事に解決できることになっているのだが、今度はモヨンが拉致されてしまう。
危険地帯では相手が警察だと名乗っても、安易に信じてついて行ってはいけないのだ。
軍人たちはリスク管理が出来ても、医師のモヨンにはまさか警察を名乗って自分をおびき出そうとしているなんて思いもつかない。

危険地帯では各国の思惑が交差する。医師一人拉致されたからといって、勝手に行動も出来ないのだ。
「軍人は国を守るのが使命かもしれないが、国を守る前にまず一人一人の人間を守らないと。人ひとり守れなくて国が守れるでしょうか!」(多分こんなニュアンスの話・・・のはず)と上司を前にして熱く語るシジンは、軍服を脱ぎ黒い帽子をかぶり、モヨンが拉致されているところに一人向かうのだ。

モヨンは身体に爆弾を巻きつけられ人質になっている。モヨンに手をかけたのは軍人から冷徹なビジネスマンになった元同僚。
モヨンを助けるために、命がけで一緒に戦った元同僚に銃を向けるシジン。

プロの軍人であっても辛い場面だ。

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秘密が多く、自分に心を明かせないことがあるシジンを受け入れるかどうか悩むモヨンだが、そこはバリバリの恋愛ドラマ故、自分らしくシジンを信じることにした様子。

シジンの同僚の軍人同士の恋もどうなるか気になる。。。話は仮想イラクから韓国に舞台を移して第二章が始まるらしい。


日本でのハラル食

2016-04-05 21:34:07 | なんということはない日常
以前一緒の職場で働いていた同僚は、イスラム教に改宗しムスリムの男性と結婚してから生活が激変していた。
「国際結婚だし、その上ムスリムになる・・・・もちろん覚悟はしていたのですが、同居を始めてからが大変でした。台所にあったカップラーメンをすぐに捨てるように言われて。。。もちろん食べてはいけないのを知ってはいたのですが、せっかくの在庫だし、食べ終わったら次に買わなければいいと思ったんですよ。」
確かにそうだ。勿体ない・・・私だってそんな風に思うだろう。でも、ご主人にしてみたら、改宗したのだから、勿体ない以前の問題なのだ。

「家に帰るとお昼の食事についても質問されるんです。結婚前はこっそり焼肉弁当でもと思ったのですが、とんでもない。澄んだ目で『何を食べたの?』と聞かれることを考えるとお肉なんてとても無理で・・・それにそんなことをしたら、天からアラーの神が見ていると言われるんです。食べられませんよね・・・・」と言っていた。

「家で煮物を作ろうとしてもみりんも使えないからうまみも出ないし。。。。」と言っていた彼女。
一緒の部署で働いていた時は、親睦会の料理も日本食にしていたが、今考えると、出てくる料理にはみりんが各所に使われていたはずだ。お手頃な店なら、肉を使った料理でなくても、豚肉エキスの入った調味料は使っている場合もあるだろう。厳密に言ったら外食は殆どだめだったろう。

「餃子を食べる夢を見ました。もう死ぬまで絶対に食べられないとわかっているのですが、夢には出てきてしまいました・・・」と言っていた同僚の寂しそうな笑顔が忘れられない・・・・
その気持ちをご主人に伝えられないのがもどかしいとも言っていた・・・

*****
食事以外の事にも思わぬところにNGがあるようだった。
ご主人は日光の「見ざる言わざる聞かざる」を観たいと言っていたようだったが、お寺をお参りするというのもNGだから三匹の猿は見られない。
商店街の景品で当たった可愛いマグカップも「三匹の子豚をモチーフにしたマグカップなので、家には入れないように!と言われました」とちょっと寂しそうに言っていた。



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モンスター 第1,2話

2016-04-04 21:21:25 | 韓国ドラマ ま行
復讐が続くドラマを半年も見続けた後にまた再び復讐の物語だ。

激しい雨が降る夜、病院を経営する両親と一緒に交通事故に遭う高校生のググチョル。
運転していた父は気を失っていたようだが、母は自分を車から出してくれた。崖から落ちそうな車の中で助けを求めていた母を見殺しにした男はなんと母の義理の弟・・・・・
不倫をしていたことを製薬会社の人間に知られた彼はゆすられ、病院を手に入れるべくなんと義理の姉夫婦を殺害しようとしたのだ。

夫がそんなことをしているとは知らない妻は両親を亡くし、事故の後遺症で目が見えない甥を守りながらも厳しくしつけようとする。
目が見えなくなったことで聴覚が研ぎ澄まされたググチョルは、皆が病院の跡継ぎである自分の資産をなんとかして手に入れたいと画策していることに気づき、疑心暗鬼になる。目が見えずに行動も疑り深くなれば、叔母と甥同士でも仲はギクシャクするものだ。

更に叔母の場合、夫が影で不倫をしているのだ。なんとかして妻をだまして病院を製薬会社の手に渡して金を作りたい彼。
しかし悪いことは出来ない。妻は夫の不倫現場を簡単に目撃。更に相手が自分の可愛がっている後輩と知り逆上。
別荘の階段の上でもみ合いになり、叔母は階段から転落しなくなってしまうのだ。

ここで不倫中の叔父が考えたのは目の見えないググチョルに叔母殺しの罪を押し付けること。
そうでなくても疑心暗鬼になっている彼だ。それを逆手にとり叔母殺しの罪をなすりつけようとする。

刑務所送りになり、刑務所の中で叔父が送り込んだ悪い奴らに命を狙われそうになり、その後病院で殺されそうになり、せっかく病院から逃げ出せても、なんとタクシーと間違えて叔父の車に乗り込んでしまったりと、逃げているはずなのに、わざわざ敵の懐に自分からまた飛び込んでしまうのだ。

逃げ場をなくしたググチョルは結局夜の漢江に飛び込んでしまう。
「ここから飛び降りて助かるはずがない」と安心する叔父だが、復讐心に燃えるググチョルは、当然生き延びているのだ。それも犬のえさなどを食べたりして・・・・・


最初からかなり飛ばした展開だ。。。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

2016-04-02 21:31:27 | 映画鑑賞
NYブルックリン地区にある眺めのいい部屋に住む画家の夫と元教師の妻。
40年住み続けた部屋は心地いい場所だ。しかしエレベーターのない5階の部屋に住み続けることにやや不安も感じる二人。
そんな二人にアパートを売ることを半ば強引に進めるのは「敏腕不動産エージェント」と自ら宣言する姪だ。

二人を心配しながらもビジネス的に勝算ありと見込んだ姪は、決めかねる二人に逡巡する隙を与えずぐいぐいと売却話を進める。
エージェントが強引なら、内覧客もかなり強引だ。
遠慮のない内覧客の態度を見て、逆に自分たちがこの部屋で過ごした40年を思い返す二人だが、売るのを止めるという決心もなかなかつかない。
心地いい生活であればあるほど、それを続けられないかも知れないという不安も大きくなるのだ。

二人がユーモアを交えつつ、二人の未来を見つめようとする姿が非常に大人な感じで素敵だ。
ご夫婦で見に来ている人が多いのも納得できる。
私は一人身ゆえ「二人のような素敵な夫婦になりたい!」と思うことはできないが、「二人のように分別ある大人になりたい」とは強く思う。

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5 Flights Up Official Movie Trailer (2015) (Morgan Freeman, Diane Keaton Movie HD 720p)