去年、台所の蛇口が壊れてしまった。
お皿を洗い終わったので、水を止めようとレバーを上に押し上げたところ、レバーがそのまますぽっと抜け落ちてしまったのだ。
突合部分が劣化してしまい抜け落ちてしまったらしい。
押し込んでみたものの、キチンとはめ込まれないので、またレバーがとれてしまう。
静かにはめ込んだレバーをそっと押し上げると水は止まるのだが、いつまでもそんな風に水が止まるとは思えず、結局蛇口を新しいものに取り換えることになった。
業者の人は交換した新しいレバーを指さしつつ「前の蛇口と一番違うのは、レバーの動きです。」と言う。
壊れた昔のレバーは、水を止める時にレバーを上部に押し上げる方式だったのだが、「新しいレバーは水を止める時は下にレバーを押すようになります。」との事。
「東日本の大震災の前は、蛇口のレバーを押し上げて水を止めるタイプが主流だったのですが、蛇口の上から物が落ちて来て、レバーの上に乗っかってしまい、ずっと水が出っぱなしになってしまうという被害があって。。。あの地震の後発売された製品は、そのような事が無い様に、水を止める際にはレバーを押し下げるタイプが主流になったんです。」という説明だった.
大きな出来事、身の回りの小さな事、あの地震を境に沢山の事が変わったのだろう・・・
新しいドラマの共演者がまた決まったという記事。
紹介されているのは、女性主人公@ソ・ジヘの行きつけのコンビニ近辺に出没するミステリアスな男性を演じるという、パク・ホサン・・・
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新型コロナウイルスによる混乱でドラマ放送の予定が立たなかったり、映画の公開が延期になったりしているという記事。
今週の木曜日から放送が始まるチョ・ジョンソク主演のドラマはコロナ対策で2月末から10日間撮影が中止され最近撮影を再開したとの事。
記事の概要としては、ほかのドラマも4月、5月以降の放送に支障が出るのではということなのだが、影響は映画界でもあり、ソニーピクチャーズエンターテインメントの@潔白も公開が延期されたとの事。
スンホンが出演するドラマも5月放映の予定だから、色々影響を受けることだろう・・・・
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映画の公開が延期されているのは日本も同様。
通勤途中に見かける3/13に公開予定だったディズニーの映画の看板は、公開予定日の箇所が近日公開と訂正されていた。
ただ映画の宣伝のためのバラエティ出演だけは行われており、出演者も配給会社も切ない気持ちになっているだろう。見ている私も切ない気持ちになる。
午後7時半過ぎ、トイレットペーパーはなかったが、売り場には5つでワンセットになっているティッシュペーパーが6個。
有ったというより残っていたという言葉がピッタリな感じで、やや寂し気にも見えたりする。
会社帰りにトイレットペーパーが買える日も近いかもしれない。
今日の午前中、受領印を押そうとスタンプ印を持って受付に向かったのだが、専用タッチペンでのサインを求められる。
「この間、テレビのニュースでタッチペンはしばらく使わないと聞いたのに・・・」と思い、担当の人に理由を尋ねようとも思ったが、配達の人は会社の指示通りに業務を行っているだけだろうと思いなおし、タッチペンを使ってサインする。
検索してヒットした記事には「来月1日(3月1日の事)から原則として取りやめ」と書いてある。
原則というからには、例外もあるということなんだろう。
チョン・クムジャが自分のローファームにパートナーとして招聘されたことに驚くユン・ヒジェ。
まあ、堂々と打ち合わせに乗り込んできた風のクムジャだが、実態は自分の過去の経歴等で脅された上(この事実が明らかになれば弁護士資格もはく奪だといわれていたようだから、想像通り、かなり武闘派の弁護士なのだろう・・・)での招聘だ。
代表の思惑は、きれいな言い方をすれば「自分たちとはまるで違うアプローチで解決方法を探るメンバーも必要」ということなんだろうけれど・・・
勿論本人はそんな事は百も承知で真っ赤な勝負服で乗り込んでくるのだから、やっぱり肝が据わった女性だ。
ユン・ヒジェがプロジェクトで取り組んでいるのは上場を目前にしたD&T社対応。
しかし個人情報の漏洩などがあり、どうやら検察が乗り込もうとしているらしい。それを阻止して上場を実現させるのがユン・ヒジェのミッションらしいのだが、同じミッションをチョン・クムジャも担っていることで問題発覚。
離婚して厳しい状況の弁護士を自分の味方にしたクムジャと、「ここは俺のホームグラウンド!」と絶叫して今までのメンバーで仕事を進めようとするユン・ヒジェ。
D&T社を率いる若い社長の父親は検察のスポンサーだったはずなのに、なぜ検察が乗り込むことになったのかを訝しがる彼らだが、内部通報者が居たことが分かる。
会社のシステム開発を一手に引き受けていた創業当時のメンバー・・・社長と二人三脚でやってきたにも関わらず、上場前にしてシステム担当からはずされ、更には会社を追い出されることになってしまった彼が、社長が個人情報を怪しいサイトに売り渡し巨額の利益を独り占めしていると告発したらしいのだ。
告発者はいつも正義の味方なのか、それとも社長をはめるべく計画されたものなのか・・・
ドギョンと同乗した車で爆発事故を起こしたテピョンは、所轄の警察から調査を受けることに・・・
弁護士からは「計画的でないといえばいい」とアドバイスされるものの、ドギョンが警察での式典で爆発事故を起こし、皆を殺す事を透視しているテピョンにとっては事故は何をしても、自分がどうなっても阻止したい出来事だ。
「計画的に車を爆破したのか?ドギョンを殺すつもりだったのか?」という問いに「そうだ」と答え、拘束されることになるテピョン。
しかし、ドギョンが死ぬことはなく、別荘のスタッフを殺害後は警察で爆破事件を起こすべく行動していることが予測されるのだ。
ドギョンを殺せなかった事で、逆に彼に復讐するチャンスを与えることになってしまったテピョン。
運命を変えようとしても、状況は変わることがないのだ。
テピョンが爆弾を手配した男からドギョンも爆弾を手配していることを知った警察のメンバーはなんとかして事件を防ごうと、身体に爆弾を巻き付けられるであろう記者を警察で確保し、ドギョンの元に爆弾が届かないように捜査を続けるのだが・・・
阻止しようとする意に反して、警察のメンバー達の死に際を透視できなくなるテピョン。
これは彼の行動が皆を殺してしまうという、まったく別の方向に運命が進んでいる証拠だ。
死を目の前にしながらも、何とか爆弾テロを阻止しようとするテピョンと警察のメンバー達。
そんな警察の動きをあざ笑うかのように記者の部下に近づき、記者を警察からおびき出すドギョン。
20年前の出来事にずっと捕らわれているドギョン。そんな中ただ一つの明るい思い出がソ刑事の存在だったのだ。
そんなソ刑事を自分が殺すことになるとは思えないドギョン。。。とにかくそんな運命を変える事、さらには自分の運命を変えてしまった20年前の事件。そしてテピョンとの再会。
「自分の周りの人間が自分のせいで死に、自分だけが生き残る苦しみを味わえ!」とテピョンを挑発するドギョン・・・
そしてそんなドギョンを止めるために自分がおとりになること申し出るソ刑事。
皆が見守っている中、警察の目を欺きソ刑事に近づくドギョンは、なんとソ刑事を棺桶に入れて地中に埋めるのだ・・・
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ドギョンが20年前の事に捕らわれているのは十分理解できるのだが、テピョンに対する怒りがどうも今一つ理解できない。
それが私の言葉の壁による理解不足なのか、それ以外の要因なのかも今一つ理解出来ない・・・
人の最後の瞬間が透視出来るというテピョンの置かれた状況は非常に面白いと思うだが、その面白さが今一つ生かされていないような気もするし・・・
夕方5時過ぎにドラックストアに立ち寄るも、棚にはなにもなし。紙製品を手にすることなく、食品だけ購入して帰宅。
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週末で家にいるなら、朝一番に行ってみればいいじゃないか!と言われそうだが、普段の週末は掃除や洗濯等の優先順位が高くどうしても買い物は一番最後になる。トイレットペーパーのために習慣を変えるのもなんだか悔しいので、とりあえず出来る所までいつも通りの方法で・・・・
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2/29にはお米も全部売り切れで買えなかったのだが、3/2の月曜日にはお米はほぼいつも通りに並んでいた。
当初はトイレットペーパーもこんな風に2,3日で元に戻ると思っていたのだが・・・
仕事帰りにスターバックスに立ち寄る。
いつもならコーヒーなのだが、今日は昼間に何杯もコーヒーを飲んでしまったので、さっぱりとマンゴーフラペチーノにする。
私にとっては、小腹が空いた時のちょっと酸味の感じられるマンゴーフラペチーノは、口当たりもよく、いらいらした気持ちを落ち着けてくれるありがたい飲み物だ。
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そんなマンゴーフラペチーノなのだが、今日は初めて紙ストローを使って飲んでみる。
紙ストローはやや細め。(ポッキーを一回り位太くした感じだろうか・・・)紙素材故、唇の水分が全部吸い取られるような気分になる。初めての感覚だ。
今日も会社帰りの夜7時過ぎ・・・・ドラックストアにもスーパーに立ち寄るも当然トイレットペーパーはない。
しかし更なる兆しは見える。
ドラックストアの張り紙は、「トイレットペーパーかティッシュペーパーいずれか一家族様1つ限り」と昨日よりも更に具体的な文言。
つまりトイレットペーパーもティッシュペーパーも入荷したということだ。棚には昨日も更に多目にポケットティッシュが残っていた。
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「メーカーに在庫はあります。ただ、物流の問題があり、思うように入荷されない状況です。紙製品は、お一人様トイレットペーパー、ティッシュペーパー、キッチンペーパーのどれか一点に限らせていただきます。」
とスーパーの張り紙は更に具体的だった。
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なんとなく定点観測の香りがしてきたが、こうなったら、会社帰りにトイレットペーパーが買える日がいつになるのか、それまで記録を残してみたい。
仕事帰りの午後6時過ぎ、自宅そばのいつものドラックストアに立ち寄る。
当然今日も棚は空っぽだ。しかし
しかし今日は思わぬ収穫あり。ちょっとお高めのローションタイプのボックスティッシュがいくつか残っていたのだ。
3個入りで消費税別の498円。普段なら購入しない商品だが、ボックスティッシュの在庫もあと1週間ほどだ。
ありがたく1つ購入。
更に先日私が購入したお高めのポケットティッシュも同じように陳列されていた。先週末に棚に何も残っていなかったことを考えると、復活の兆しが見えると思っていいんだろうか・・・・
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ただ、トイレットペーパーはやっぱり購入出来ない。
会社の韓国人同僚も私と同様に在庫が殆どないとのことで、やっぱり同僚から貰う約束を取り付けたようだった。
ただ、二人ともいつまでも同僚の好意に甘えているわけにもいかない。
最初に韓国に行った20年程前、水に溶けないペーパーを使っているから流さずにゴミ箱に捨てなくてはならなかったことを思い出し、「あの時の事を思い出して、いざとなったらトイレにゴミ箱を置こうと思う。」と言うと、彼女も「そうだね。いざとなったら、私たちにはその方法があるね。」と、トイレで残り少ないティッシュペーパーを使おうと話し合う。
出来れば、現実になりませんように・・・・
会社の同僚が「無くなったら言って下さね。家に少しあるので持ってきます。」と言ってくれたので、トイレットペーパーの心配はとりあえず何とかなりそうだ。
ただ、ずっと同僚から分けてもらうわけにもいかない。
とりあえず会社帰りにドラックストアは毎日覗くことにする。当然今日もない。
ただ、昨日私が購入したポケットティッシュは今日も棚にいくつか並べてあった。棚の上には店の在庫と思われるものも置いてある。
トイレットペーパーが棚に並ぶまでもう一息なのか。
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レジには誰も並んでいなかったので、「家にトイレットペーパーの在庫がないので、少しでも購入したいのだが・・・」と切り出すと「入荷の時間も不定期だし、毎日入荷するとも限らないので、なんともお答えできない」という予想通りの答えが返ってきた。疲れているだろうに、申し訳なかった。
トラック等の配送の問題なのか、在庫の積み増しを求める行動のためなのか、それとも両方の要因のせいなのか・・・
弁護士は依頼人のために働くと思っていたのだが、弁護士稼業もビジネスだ。
高尚な理由を口にはしても、勝てそうな仕事にありつき、依頼人の満足の元で沢山の報酬を得られる弁護士が実力ある弁護士らしい。
ユン・ヒジェはそんな理由から内縁の妻に暴力をふるう位に固執する代表でなく、代表の姉を選び、お金に困っているチョン・クムジャは酒と薬に溺れ、内縁の妻への執着が著しい代表を選ぶ。
後妻とともに古希祝いの宴を設けようとしている会長にとっては、キチンと仕事をしてくれる弁護士がいい弁護士だ。
ユン・ヒジェは、内縁の妻の言動は信じられないものの、暴力を振るう代表の元には戻らないないだろうと踏んで計画を立てるが、予想に反して内縁の妻は宴の席で代表の隣に座ることを選択。
内縁の妻が会長の三番目の妻の連れ子とこっそり付き合っていることを突き止めたクムジャが「代表を刑務所に送り込んでも地獄が続くのは同じ。会長の後妻の息子とこっそり付き合っても地獄が続くのは同じ。どちらとも今すぐに縁を切る事が出来ないなら、少しずつ縁を切ればいい。」とアドバイス。結局彼女はとりあえず代表の隣に座ってパーティに出席することを選択するのだ。
内縁の妻の心の闇に入り込み、一旦は勝ちを手に入れたようなクムジャだが、結局大手であるユン・ヒジェの所属する事務所の方が根回りもきっちりやっており、やっぱり上手だ。
(ただ、ヒジェ自身は一からやり直し的な扱いになったので、クムジャVSヒジェ的には痛み分け?か・・・)
クムジャの次なるターゲットは、世界的なヴァイオリニストとの契約だ。ステージママである母親の作った奴隷契約に縛られる彼。純粋に演奏が好きな彼は、母がたとえ自分からお金を全部取り上げることになっても文句はない。ただ、ちょっとした自由(特に恋愛か・・・)が欲しいだけなのだ。
母の高圧的な態度を見たクムジャは「大人になるためには、母である彼女を訴えるべき」と挑戦的な内容を提示するも、母親側の代理人となったヒジェは、「何年も母親とやりあうことは得策ではない」と純粋な彼の思いを遂げるためには、示談で十分との態度に出るのだ。
これに関しては男性同士であり、彼の心情をより理解したヒジェの判断が正しく思えるが・・・
このやり取りの中で同じ事務所のメンバーに二人が付き合っていたことがばれてしまったりするのだが、一番の衝撃はヒジェの事務所のトップが敏腕弁護士としてクムジャを事務所に招聘したことか・・・
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クムジャを演じるキム・ヘスのエネルギーが半端なく、チュ・ジフンはやや押され気味。それもドラマとしての面白さの一つかも。