BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔法先生ネギま! 345時間目 『ターゲットはネギ先生!』

2011-11-22 16:16:36 | UQH/ネギま!
前回に続いて、うーん・・・・
どう捉えていいか、悩むなぁ。
体育祭の展開、早すぎ!、というか、
全体的に進行を急いでいる気がしてならない。
ということで、引き続き、終了フラグが高まる。

体育祭を通じて、クラスメートが「女の敵・ネギ!」にお灸をすえる、
という展開なんだろうけど、これ誰得なんだろう?

途中であったようにクラスメートの面々にすれば、
ネギは一応態度保留しているから、そのままでいいんじゃない?
ってしたほうが、いい気がする。

展開を急いでいるように感じるのは、物語の自然な流れからこうなってるのではなくて、コミックス37巻に収録されるこのエピソードが、37巻に同梱される(ものもある)映画版・ネギま!とパラレルな展開に無理やりするために半ば強引に物語内時間の進行を調整しているからのような気がするから。

映画がどうやら本契約の相手を一人選ぶ、というシナリオだから、
普通に考えれば、その代案は、誰も選ばない、というもので、
そのためのドタバタ劇が今繰り広げられている、という感じ。

正直なところ、今回は、全然面白くなかった。
上で書いたようなシナリオにそってこつこつと駒を進めてる感じがするから。

それに、フェイトの、今までとうって変わったヘタレぶりもどうもね。
作者自身が二次創作してるみたいで、受け止めに困る。

今回唯一もしかしたら?と思ったのは、アキラのシーン。

ネギに危険を知らせに来て、そのまま姿が消されてしまうわけだけど、
このアキラのシーンが、もしかしたらミスリーディング?と思いたいところ。

前後のコマの流れからすると、この体育祭でのネギへの仕込みのことをアキラが伝えに来たようにも思えるのだけど、果たしてほんとにそうなのか?

アキラだけ、マジで、この体育祭とは別の何か重大な事件の到来のメッセンジャーだったんじゃないのか?

ということに期待したい。

というのも、普通にネギへの仕込みのことを伝えに来たのだとすれば、アキラは今回のいたずらにただ反対した、なんで反対したのか、というとアキラがそれだけネギのことを真剣に考えてるから・・・ということになりそうなのだけど、でも、流れ的にそうなのかなぁ?と思ったりする。

単純にそれだとアキラがあまりにいい子すぎるから。

いや、もちろん、アキラは非常に真っ直ぐなキャラであることはわかってるけど、その真っ直ぐさをこんな形で物語として利用しないように思えるから。

次回や次々回で、ひと通り、魔法を無効化されたネギとクラスメートのバトルもどきwが繰り広げた後に、急転直下の大展開wの仕込みとしてアキラの描写があった、ってことになってほしいなぁ。

というか、それくらいないと、もう物語的に全然前進しないから。

今回のクラスメートの反逆wも、どうにも、今まで溜まりに溜まった、ネギま!のラブコメ成分の負債の返済にしか見えないから。

機会があったら別に書くかもしれないけれど、36巻を読んで思ったのだけど、やっぱり、35巻以降のネギま!の展開は、それ以前と比べてどうにも不自然な気がしてならないんだよね。印象は、上で書いたように、なんだか、巻数にあわせて、無理矢理キャラを動かしている。

36巻で感じたのは、冒頭で挿入された、フェイトと栞の出会いのエピソードとか、進行上、全然関係ない。そもそも、フェイトの回想シーンなのか、ネギがフェイトの記憶を読んだシーンなのか、続いての、ナギとラカンが再登場してフェイトをボコる、意味不明のシーンも含めて、あのあたりの描写は、あってもなくても話が通じてしまうような、不可解なシーンばかり。

これらが、今後の展開で伏線的に生きてくる、と思いたいところだけど、どうもここのところの展開を見ると、そうでもないようで、どうもしっくりこない。

ここのところの学園ラブコメ展開は、もしかしたら、今後、ネギが次の使命?を果たすために一緒に活動するパートナーを間引くための手続きなのかも知れない。

それは今回の、ネギの、どうもこれで麻帆良学園にいるのは最後・・・、みたいな発言とも呼応するのかも知れない。

それにしても、どうにか、話を前に進めてくれないかな。

というか、いくら何でも、ナギ救済などの話が投げっぱなしに過ぎやしないか、と感じるから。

でも、年内は、あと2回か3回だよね。
ここらでガツンと何か動き出してくれないかな。。。

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