BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

境界線上のホライゾン 第9話 『高嶺の花』

2011-11-28 20:46:12 | Weblog
ようやくラストスパートに向けたプロローグが終了。
いやー、やっぱりここまでは長かった。
それでも、随分端折ってるんだけどねw

とはいえ、今回の賢姉=喜美のシーンは良かった。
原作だと、そのあたりは先を急いで読んでいたから、あんまり良くわからなくて、むしろ、今回ので、ようやく何が起こっていたかのイメージがわかった、という感じ。

というか、もはやこういう、上から目線の姉キャラをさせたら斎藤千和さんには誰もかなわないね。それにしても凄いな、ぱにぽにのベッキーが、化物語のガハラさんを経て、トンデモない性格声優?になってしまったよw

しかし、幼年時のトーリの拒食症を直すための振る舞いを見てると、喜美ってキャラがどうしたらああいう人物になったのか、気になってくる。

四巻で示された、喜美とトーリの母の素性を考えると、喜美とトーリってもしかしたら姉弟の関係ではないのではないかと思いたくなってくる。なんか、トーリの一番の従者としてあるのが喜美という感じかな。

そもそも、喜美の誰から構わず襲いかかりツッコミを入れ、目的地に向けて一直線に行こうとするところは、実は、物語の本当の主人公ではないかと思ったりして。

その意味で、トーリに何でも突っ込める立場の姉なんだろうな、と。
物語的には、もう一人のトーリ、という感じだよね。
トーリの別人格。

もっとも、これはホライゾンが物語にきちんと絡んでくる2巻以降だとまた様子が変わるわけだけど。とはいえ、ホライゾンは、どちらかというとツッコミ役になるから、やっぱり、トーリに本音ベースで直滑降的に切り込めるのは喜美なんだよね。
もしかしたら、トーリの貴種流離譚って展開もあるのかもしれないが。
それも含めて、四巻の下は楽しみ。

あと、今回、一瞬だけど、トーリとインノケンティウスとの対峙の様子を見入っている里見の一行も描かれていた。ということは、一応、変則2クールの後半では、三巻のさわりぐらいまでは手をつけるのだろうか・・・、とか考えてしまう。

それから、アデーレの場面も、かなりムリクリだけど、いいシーンだったと思う。

これで次回以降は1クールの終わりまでで一巻を完全消化というところだろうけど、それがどれくらい立体的に描かれるのか、楽しみにしたい。結構、大人数が出入りする場面となるので、どれだけテンポよく進めていくかが鍵なのだろうけど。

やっとエンジンが始動した、という感じ。

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