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白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

中二病でも恋がしたい! 第11話 『片翼の堕天使(フォーリン・エンジェル)』

2012-12-13 16:54:11 | 京アニ
何だか、随分、安っぽくて下らない展開になったな。
ホント、誰得なんだ? これ。

中二病って、そんなにまでイタイものなのか?
というか、六花のケースを、さも中二病の代表のように取り扱うタイトルも含めて、
さすがに、この展開はどうなのだろうね。

いや、ここまでシリアスな展開になったら、つまり、「中二病を卒業云々」という話にまで持ってきたら、次回最終回は、「中二病でも」の「でも」のところに焦点が当たって、中二病でもいいじゃないか、という落とし所にしかならないんじゃないの?

なにしろ、丹生谷が、「無理してんじゃない?」って忠告までしてるわけだし。

でも、それって、かえって事態を重くしてるよな。
要するに、重度の中二病と、軽度の中二病があって、前者は現実逃避せざるを得ない理由がきちんとあって本人の実存そのものがいつの間にか賭けられてしまってるもので、一方、後者は、まぁ、なんちゃって遊びの延長だから無害である、という感じで。

で、後者の方は、いわば、パフォーマンスと言う形で、中二癖をうまく現実世界にすりあわせた、丹生谷/凸守の即興パフォーマンスは、きちんと「演劇」という現実世界として承認されたようで。(きっと、このパフォーマンスは映像特典とかに付くんだろうけどね)。この丹生谷のエピソードでちゃんと、軽度の方は容認されていて。

で、見てる側かすれば、どう考えても、丹生谷ぐらいのもので、楽しくやれればいいじゃん、ってことなんじゃないのかな。

それを、どうして、ここまでシリアスにするかなぁ。

なんか、こう、過去に京アニが扱ったものというならKey的展開過ぎて、ドン引きする。

勇太の中の人がゼロだったことも含めて、要所要所を、京アニ製作であったかを問わず、パロディで散りばめてきていて、いわば、それらをネタとして笑ってきている横で、この無駄なシリアス展開はどうなんだろうな。

ホント、誰得なんだ?

オリジナルアニメって、どうしてこうも迷走するんだろう。。。

というか、アニメという表現自体が、もはや二次創作でしかないってことなのかね。

是非、続編は、モリサマーを主人公にして、楽しいものを作って欲しい。
というか、それ、続編じゃなくて、スピンオフか。

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