BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

転生したらスライムだった件 season 2 第32話『希望』感想: ようやくリムルの魔王化への道が始まる!

2021-03-03 12:05:48 | 転スラ

しかし、よくよくリムルは、人の厚情に恵まれているよな。

このタイミングで、最も知りたい情報をもってエレンがわざわざ駆けつけてくれるのだから。

いやー、最初に、この話を原作で知ったときは、え! エレンってエルフだったの?って驚いたものね。

ってことは、お供の二人もエルフってことなわけだけど。

あの二人が長耳になった姿も一度くらいは見てみたいw

ていうか、シズさんは、彼らがエルフって気づいていたのかな?

ものすごく気になってきたw


あと、今回の「おとぎ話」だけど、これ、地味にミリムが魔王になった話だったのだよね。

精霊女王のときの姿のラミリスがちらっと映っていて笑ってしまったw

加えて、ミリムの出生譚でもあって。

ヴェルドラの兄で、この世界の神に等しい星王龍ヴェルダナーヴァの娘として誕生したのがミリムだったわけで。

で、転スラ自体は、リムルが魔王になった後、このヴェルダナーヴァという存在が、ある意味、物語の大きな構図を作る存在になるわけなので、そう考えると、エレンがリムルにこの「おとぎ話」を伝えたことは、転スラ的には、ものすごく重要な「ターニング・ポイント」だったわけだよね。

なにしろ、最終的には、当のリムルが、そのヴェルダナーヴァの転生体だったんじゃないか、という疑いまで出てくることになるのだし。

ついでに、大賢者が、ヴェルダナーヴァの妻で人間のルシアの転生体じゃないか?ということまで思えてくるわけで。

つまり、リムルの中には、転生直後から、ヴェルダナーヴァとルシアが、ともに存在していたことになって。

だったら、リムルが性別のない無性体であるスライムに転生したのも納得できてしまったりして。

だって、最初からいわば夫婦の魂が2つとも一つの体の中にいるようなものだから。

そのうえで、ものすごい捕食能力をもつスライムがボディというのがね。

捕食や分裂など、性差による種の保存だとは別のルールを持った存在というのがね。

まぁ、最後にリムルはほとんど不死のような存在になってしまうから、そもそも生殖機能の有無は関係なくなるし。

それに、今回のおとぎ話にあったように、リムルが魔王になれば、彼が名付けた魔物たちも、いわば一種のリムルの眷属として、ギフトを得ることができる。死者もそうして生き返るわけだし。

だとすると、リムルが名付けた魔物たちは、リムルからすれば子どものようなそんざいになるわけで、だったら、生殖を通じた子作りも必要ない、ということになる。

まぁ、だから、本当に神様なわけだけど。

それも神話に出てくる神様ね。

自分の手や腕から子どもの神をうみだした!みたいな話で。

最初に原作(ウェブも書籍も)を読んだとき、いやー、よくできてるなぁ、考えられてるなぁ、と思ったのだよね。

いろいろなところで。

この後出てくる悪魔や天使がキリスト教的一神教の存在なのに対して、ベニマルやシオンが東洋的な「鬼」というの、実はちゃんと対になっているし。

だって、鬼って、鬼神だからねw

あるいは、この後出てくるアルティミット・スキルの名前が、最初は「7天使」や「7悪魔」だったのが、リムルと大賢者(というか後のシエル)によって、クトゥルー神話の神になっていくところとか、微妙にステージが上がった感じがするしw


ということで、転スラは、いよいよ面白いところになってきた。

で、今回のエピソードだけど、ちょっと展開が鈍いな、引き伸ばしっぽいな、と思っていたのだけれど、

エレンだけでなく、最後はミューランを解放するところまで行ったので、意外とサクサク進めてもいる。

これで、次回は、この危機の中だけど、しんみりとしたいい回になるはず!

ほんと、テンペストって、いい国だよなぁw

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炎炎ノ消防隊 第257話 『熱血絶望野郎』 感想

2021-03-03 10:47:32 | 炎炎ノ消防隊
タイトル通りのウザいレッカの再登場。

といっても、わかりやすくドッペルのレッカは、胸に穴が空いているw

ドッペルのアーグ大隊長もそうだけど、結局、今回は、脇役回なんだよなぁ。

最後に一応、アーサーが出てきては来たけど。

うーん。

それに、例の、絶望前の時代は、現代の渋谷であり日本だった、というトンデモ裏話も、そのまま放置されたままだし。

なんか、ホントに迷走してきたね。

こうなると、本編のストーリーとかはもうどうでもよくて、一体、どんなオチで最終回を描くのか、それだけが気になるようになってきた。

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彼女、お借りします 第178話 『虎穴と彼女③』 感想: 海くんはただのピエロ役なのか?それとも…?

2021-03-03 10:30:17 | かのかり
あー、ここで使ってきたか、「好きじゃなくもない」。

もう、だいぶ前の話だから、忘れかけていたけど、でもまぁ、海くんの立場からすれば忘れるはずないよね。

というか、和也に聞いてみたい言葉ではあるだろうね。


で、問題は、こうなると、海くんは、そういう千鶴の隠れた本心を伝えるメッセンジャー訳として道化の役回りをこれからするのかどうか。

いや、当然、それだけで終わるとは思ってはいないけど。

むしろ、あるタイミングで、海くんが和也の本心に迫る展開もあるのかな、って。

あ、でも、それは海くんからすれば自明か。

でなければ、クラウドファンディングであそこまで頑張らないものね、和也も。

そのことも、今回、海くんは、ちゃんと和也にヒアリングしていたし。

あれは、クラウドファンディングのことが聞きたいのではなく、クラウドファンディングにいきなり取り組んだ和也の本質?を見極めたい、と思ったからなのだろうね。

ぶっちゃけ、千鶴を巡って、自分が戦う相手にふさわしいのかどうか、ってことも含めて。

だったら、ひと悶着、やっぱり、ありそうだな。

でもなぁ、その海くんの問題の後には、ラスボス麻美が控えているんだよなぁ。

とりあえず、アニメの2期が来年になったらしいから、少なくともその時までは連載が続くことを考えると、この先、まだまだ、ダラダラと、和也の悶々とした様子を見せられ続けるのだろうなぁ。

うーん。

実は、一度くらい、ちゃんと小百合おばあさんのことを偲ぶ回を設けてほしいとは思っているのだけど。

でないと、彼女が亡くなったのも、単に物語の構成上、必要だったから、ってことにしかなりそうもないので。

希望としては、和也が、小百合おばあさんのマネージャーだった爺さんとか婆さんと出会って、その人から、女優としての小百合おばあさんがどんな人だったのか、意外と今の千鶴に似ているとか似ていないとか、いった話を聞いてみたいのだけどなぁ。

なんか、ちょっと、ただ美人だから好き!って段階は終えていると思っているので。

ぼちぼち、そういうキャラクターをもう一段回掘り下げるエピソードがほしいなぁ。

まぁ、「好きじゃないこともない」というのも、千鶴のそういう隠れた側面であるのは間違いないのだけど。

ただ、それだと、現状では、海くんのほうが和也よりも千鶴のことをよく理解していることになってしまうけど。

もっともよく理解している人は、恋人にはなれなくて、いいところで親友どまり、というのも定番の展開なのだけどw

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