あっという間に一ヶ月。
大変ご無沙汰でした~。
昨年も大雪でしたが今年は更に冬が長く感じられます。
こちらでは雪が降ると早朝、除雪車が道路を除雪して家の前にお土産を置いていきますので
出勤前にその雪を移動させます。
休日は屋根に上がって雪降ろし、そして下ろした雪の移動です。
移動しただけでは雪は消えませんが
朝1時間側溝に水が流れますのでそこに雪を捨て
道路に面した所の雪は何とか片付いています。
毎日そんな作業の繰り返し、ヘビーローテーションです。
そんなこんなで夜は一杯やると眠くなってしまいパソコンを開く気力もありませんでした。
まだ家の周りは屋根まで届く雪の山に囲まれていますが
そろそろ春の兆しを感じたいものです。
あれから4ヶ月。
昨年はもう水を何度かやっていましたが
今年は先日、3ヶ月振りにようやく一度やれました。
皺が進んで派手柄の木など、そろそろヤバくなってきましたので・・・。
ちょっと前の画像ですが休眠期ですからほとんど姿は変わらず。
と、思いきや親木の下葉がまた一枚ポロリと落ちています。
そんなに葉繰りも良くないのにこれではだんだん寂しい姿になってしまいそう。
ところで、そろそろ植え替えの季節。
親木に仔が出てくれたし、大仔を外したい衝動に駆られます。
でもそれで良い思いをする確率は高くありませんのでもう一作我慢です。
まあ、外さなければ仔に花癖が付いてしまう確率も高くなりますが・・・。
あれから2ヶ月。
下葉振るいもようやく収まり木勢は徐々に回復してきました。
仔は相変わらず上柄を維持。
黄縞といっても派手さを抑えた大江丸縞のような柄に心を惹かれます。
今年出た期待の2本の仔はというと・・・。
ようやく墨が晴れて様子が分かるようになりましたが
どこから見ても柄は無し。
どうも一筋縄ではいかない品種のようです。
あれから1ヶ月。
過去画像を見比べてみるとガッカリです。
成長は明らかにスローダウン。
下葉を振るうとやはり弊害は出るものです。
でも、赤黒い2本の仔は艶やか。
まだ生気は失っていないようです。
これからは涼しくなることでしょうし
気を取り直してがんばります。
と、ここで良い黒牡丹を入手する秘訣をいくつか。
まずは本物の黒牡丹を棚に入れることです。
当たり前のことではありますが、これがそれなりの高さのハードルだったりします。
恐ろしいことに最初に贋物を入れてしまえば、その後モロモロの理由で本物と巡り合う事は無いでしょう。
そして次は柄を出す妙な自信があること。
というかこの木は良くなると何か感じることが出来ればです。
そして自信が有ればいくら時間が掛かってもその時間を楽しむことが出来ます。
次に作。
金牡丹の青ですから丈夫そうな感じですが
墨の多い木などは意外に弱体です。
それをクリア出来る妙な自信も必要です。
最後はお値段。
相場もあるし各自の胸算用もありますが
もし、ピピッと感じるものが目の前にあったら、これは言い値で買うしかありません。
値切って買える木ならば売るほうもそれだけの思い入れしか無い木ということです。
値段を理由に流せば、まあ、次の機会は経験上ありません。
そして、一本面白い木を入れてしまえばしめたもの。
いろいろな変化を楽しめますが
そこへ辿り着くまでがこんなふうになかなか大変です。
でも、そこからがまたいろいろ大変かも
あれから2ヶ月。
予定通り(B)です。
しかし、どれか痛んだらこのローテーションが崩れてしまうのではと心配です。
案の定、仔の天葉の葉元に黒い墨の様なのが出て生育がピタリと止まっていましたが
今回は無事、すり抜けてくれました。
仔育てはどうした~と葉が少なくなった親木に文句を言いたいところですが
仔が休んでいる間、新たな仔をせっせと作っていたのでした~。
ところでこの木の出た親木の柄はさっぱりでしたが
ここに来て何やら天葉に柄のようなものが・・・。
本当に油断のならない品種(生育も含めて)です。
あれから1ヶ月。
この木が出た元親を見ると墨が全体に回って艶葉っぽく
それほど大型にならずに育っています。
それでも、他とちょっと違う紺地の深さが木勢の維持に役立っているようです。
その深い紺地に鮮やかな黄縞でコントラスト抜群な木ですから
美しさも際立っていますが
重ねて取り扱いに注意を要すると思っています。
でも、仔には次の天葉が顔を出しまた上柄が約束されました。
親木の天葉もコートメながらまずまず。
下葉を振るってしまいましたが、元気な根がたくさん出てくれました。
今年は子育てをがんばってほしいものです。
あれ以来です。
どうしても画像は仔がメインになってしまいます。
青の木からチョビ柄の仔が出て更にそれから最上柄の仔。
進展の早さに驚きつつ、綺麗だなと思って眺めています。
手元にありますから特に珍しいという感覚はありませんが
それでも最上柄はなかなか目にすることは無いのかもしれません。
親木のほうは天葉がチラリと覗き
なにやらこちらも柄が良くなってきているような感じです。
アタリもちょっと見えていますし
黒牡丹にしては根の色が綺麗。
いろいろと楽しみの多い木です。
更にこれが出た親木ですがこちらはさっぱり。
株立ちにはなりましたが柄は見当たりません。
なぜ柄の仔がと不思議な気もしますが
また株分けして仔出しを促せば再び運に恵まれるかも
これもあれから少しは生育していますが
水を切って一ヶ月ですから少し精気がなくなった感じです。
それとは別に親木の下葉がまたポロリと落ちて心配ですぅ~。
墨の強い木は魅力と引き換えにこれがあるから堪りません。
仔出しが楽しみ~~なんて呑気な事、言ってられなかったです。
でも仔のほうは超元気。
親木の脛をかじりまくっているのでしょう。
話は変わって最近ヤフオクで黒牡丹の縞や建国殿の縞を
目にすることが多くなったような気がします。
富貴蘭も一部の品種は書画骨董並みになったのかも。
本物があって、その周りに何作か観察しなければ見極めが付かないものがあり
更にその周りを明らかな贋物が取り囲むといった具合です。
ただ、画像だけでは良く分かりませんから
タイトルと値段につられて入札が進むのでしょう。
掘り出し物はまず無いとしたものですし
本物も増殖が進むにしたがって値がこなれてはきますが
ニセが安いからといってそれに足を引っ張られることはありません。
でも、コピー実生は別でしたね。
これもフォトチャンネルで成長記録を作ってみました。
あれから2ヵ月。
1枚弱の葉繰りですが親木は下葉2枚の葉落ち。
仔も1本どっかへ行っちゃいました。
葉落ちした後の葉柄を毟ったらどちらも空き家。
仔が期待できそうです。
でも、花芽は直ぐ大きくなるのにこっちはなかなか膨らんできませんね。
なぜか親木の天葉にも柄が入り始めました。
ローテーション通り黒牡丹Bタイプです。
あれから2ヶ月。
もう、仔の柄に目が釘付けです。
出始めの頃の派手さを見ると
信じられないほどの最上柄の天葉は嬉しい限り。
1年半ですっかり様変わりです。
葉幅も引いて木勢も上々になりました。
でも、すっかり忘れていましたが
親木もその頃はちゃんと黄縞が入っていたんですね。
今は仔育てに専念といった所でしょうか。
やはり小型で墨の多いのが好きだったりします。
そこで(B)はこれ。
あれから5ヶ月。
親木は運を使い尽くしたのか、ほとんど柄気配がなくなりました。
でも、仔の柄は上々で続いています。
そうはいっても暗まない黄縞ですから予断を許しません。
そんなスリルがまた魅力となっているのでしょう。
因みにあの時以来のこれの親木は
更に運を使い尽くしたのか
5本立ちになっても全く柄が見当たりませんです。
昨年の夏から葉1枚近くの生育です。
暗まない黄縞ですが柄は黄牡丹錦と違ってやや暗黄色。
墨が多く出ますからたぶん姿も小型のままでしょう。
この子は最初出たときは派手柄でしたが
その後、だんだん紺地が増えてきました。
これぐらいだと柄の具合もちょうど良く
外した時の生育は安心なのですが
今度は別の不安が~
・・・これ以上地味にならないでね。
あの黒牡丹縞は渋い落ち着いた斑色が魅力です。
片方の稚葉が派手でどうかなと思っていましたが
次の葉には程好く紺地が乗って一安心。
柄の無い普通の黒牡丹から葉淵に縞の木が出て
そして次がこの仔と出世街道まっしぐらといった感じです。
これにあやかりたいと書こうとしましたが
わが身はもう先が見えていますから~~
あの時の黒牡丹縞です。
仔が大きくなったので外してみました。
柄は暗まない暗黄色の渋い縞。
フチ縞ですが一応まだ続いていて
しかもいきなり仔がハデハデ柄です。
この仔の柄は暗むのか暗まないのか
生きて大きくなるのか枯れるのかちょっとドキドキです。
一人丁半ばくちみたいですね。
大変ご無沙汰でした~。
昨年も大雪でしたが今年は更に冬が長く感じられます。
こちらでは雪が降ると早朝、除雪車が道路を除雪して家の前にお土産を置いていきますので
出勤前にその雪を移動させます。
休日は屋根に上がって雪降ろし、そして下ろした雪の移動です。
移動しただけでは雪は消えませんが
朝1時間側溝に水が流れますのでそこに雪を捨て
道路に面した所の雪は何とか片付いています。
毎日そんな作業の繰り返し、ヘビーローテーションです。
そんなこんなで夜は一杯やると眠くなってしまいパソコンを開く気力もありませんでした。
まだ家の周りは屋根まで届く雪の山に囲まれていますが
そろそろ春の兆しを感じたいものです。
あれから4ヶ月。
昨年はもう水を何度かやっていましたが
今年は先日、3ヶ月振りにようやく一度やれました。
皺が進んで派手柄の木など、そろそろヤバくなってきましたので・・・。
ちょっと前の画像ですが休眠期ですからほとんど姿は変わらず。
と、思いきや親木の下葉がまた一枚ポロリと落ちています。
そんなに葉繰りも良くないのにこれではだんだん寂しい姿になってしまいそう。
ところで、そろそろ植え替えの季節。
親木に仔が出てくれたし、大仔を外したい衝動に駆られます。
でもそれで良い思いをする確率は高くありませんのでもう一作我慢です。
まあ、外さなければ仔に花癖が付いてしまう確率も高くなりますが・・・。
あれから2ヶ月。
下葉振るいもようやく収まり木勢は徐々に回復してきました。
仔は相変わらず上柄を維持。
黄縞といっても派手さを抑えた大江丸縞のような柄に心を惹かれます。
今年出た期待の2本の仔はというと・・・。
ようやく墨が晴れて様子が分かるようになりましたが
どこから見ても柄は無し。
どうも一筋縄ではいかない品種のようです。
あれから1ヶ月。
過去画像を見比べてみるとガッカリです。
成長は明らかにスローダウン。
下葉を振るうとやはり弊害は出るものです。
でも、赤黒い2本の仔は艶やか。
まだ生気は失っていないようです。
これからは涼しくなることでしょうし
気を取り直してがんばります。
と、ここで良い黒牡丹を入手する秘訣をいくつか。
まずは本物の黒牡丹を棚に入れることです。
当たり前のことではありますが、これがそれなりの高さのハードルだったりします。
恐ろしいことに最初に贋物を入れてしまえば、その後モロモロの理由で本物と巡り合う事は無いでしょう。
そして次は柄を出す妙な自信があること。
というかこの木は良くなると何か感じることが出来ればです。
そして自信が有ればいくら時間が掛かってもその時間を楽しむことが出来ます。
次に作。
金牡丹の青ですから丈夫そうな感じですが
墨の多い木などは意外に弱体です。
それをクリア出来る妙な自信も必要です。
最後はお値段。
相場もあるし各自の胸算用もありますが
もし、ピピッと感じるものが目の前にあったら、これは言い値で買うしかありません。
値切って買える木ならば売るほうもそれだけの思い入れしか無い木ということです。
値段を理由に流せば、まあ、次の機会は経験上ありません。
そして、一本面白い木を入れてしまえばしめたもの。
いろいろな変化を楽しめますが
そこへ辿り着くまでがこんなふうになかなか大変です。
でも、そこからがまたいろいろ大変かも
あれから2ヶ月。
予定通り(B)です。
しかし、どれか痛んだらこのローテーションが崩れてしまうのではと心配です。
案の定、仔の天葉の葉元に黒い墨の様なのが出て生育がピタリと止まっていましたが
今回は無事、すり抜けてくれました。
仔育てはどうした~と葉が少なくなった親木に文句を言いたいところですが
仔が休んでいる間、新たな仔をせっせと作っていたのでした~。
ところでこの木の出た親木の柄はさっぱりでしたが
ここに来て何やら天葉に柄のようなものが・・・。
本当に油断のならない品種(生育も含めて)です。
あれから1ヶ月。
この木が出た元親を見ると墨が全体に回って艶葉っぽく
それほど大型にならずに育っています。
それでも、他とちょっと違う紺地の深さが木勢の維持に役立っているようです。
その深い紺地に鮮やかな黄縞でコントラスト抜群な木ですから
美しさも際立っていますが
重ねて取り扱いに注意を要すると思っています。
でも、仔には次の天葉が顔を出しまた上柄が約束されました。
親木の天葉もコートメながらまずまず。
下葉を振るってしまいましたが、元気な根がたくさん出てくれました。
今年は子育てをがんばってほしいものです。
あれ以来です。
どうしても画像は仔がメインになってしまいます。
青の木からチョビ柄の仔が出て更にそれから最上柄の仔。
進展の早さに驚きつつ、綺麗だなと思って眺めています。
手元にありますから特に珍しいという感覚はありませんが
それでも最上柄はなかなか目にすることは無いのかもしれません。
親木のほうは天葉がチラリと覗き
なにやらこちらも柄が良くなってきているような感じです。
アタリもちょっと見えていますし
黒牡丹にしては根の色が綺麗。
いろいろと楽しみの多い木です。
更にこれが出た親木ですがこちらはさっぱり。
株立ちにはなりましたが柄は見当たりません。
なぜ柄の仔がと不思議な気もしますが
また株分けして仔出しを促せば再び運に恵まれるかも
これもあれから少しは生育していますが
水を切って一ヶ月ですから少し精気がなくなった感じです。
それとは別に親木の下葉がまたポロリと落ちて心配ですぅ~。
墨の強い木は魅力と引き換えにこれがあるから堪りません。
仔出しが楽しみ~~なんて呑気な事、言ってられなかったです。
でも仔のほうは超元気。
親木の脛をかじりまくっているのでしょう。
話は変わって最近ヤフオクで黒牡丹の縞や建国殿の縞を
目にすることが多くなったような気がします。
富貴蘭も一部の品種は書画骨董並みになったのかも。
本物があって、その周りに何作か観察しなければ見極めが付かないものがあり
更にその周りを明らかな贋物が取り囲むといった具合です。
ただ、画像だけでは良く分かりませんから
タイトルと値段につられて入札が進むのでしょう。
掘り出し物はまず無いとしたものですし
本物も増殖が進むにしたがって値がこなれてはきますが
ニセが安いからといってそれに足を引っ張られることはありません。
でも、コピー実生は別でしたね。
これもフォトチャンネルで成長記録を作ってみました。
(A)の次は(B)です。
また(E)までお付き合いくださいまし~。
また(E)までお付き合いくださいまし~。
あれから2ヵ月。
1枚弱の葉繰りですが親木は下葉2枚の葉落ち。
仔も1本どっかへ行っちゃいました。
葉落ちした後の葉柄を毟ったらどちらも空き家。
仔が期待できそうです。
でも、花芽は直ぐ大きくなるのにこっちはなかなか膨らんできませんね。
なぜか親木の天葉にも柄が入り始めました。
ローテーション通り黒牡丹Bタイプです。
あれから2ヶ月。
もう、仔の柄に目が釘付けです。
出始めの頃の派手さを見ると
信じられないほどの最上柄の天葉は嬉しい限り。
1年半ですっかり様変わりです。
葉幅も引いて木勢も上々になりました。
でも、すっかり忘れていましたが
親木もその頃はちゃんと黄縞が入っていたんですね。
今は仔育てに専念といった所でしょうか。
やはり小型で墨の多いのが好きだったりします。
そこで(B)はこれ。
あれから5ヶ月。
親木は運を使い尽くしたのか、ほとんど柄気配がなくなりました。
でも、仔の柄は上々で続いています。
そうはいっても暗まない黄縞ですから予断を許しません。
そんなスリルがまた魅力となっているのでしょう。
因みにあの時以来のこれの親木は
更に運を使い尽くしたのか
5本立ちになっても全く柄が見当たりませんです。
昨年の夏から葉1枚近くの生育です。
暗まない黄縞ですが柄は黄牡丹錦と違ってやや暗黄色。
墨が多く出ますからたぶん姿も小型のままでしょう。
この子は最初出たときは派手柄でしたが
その後、だんだん紺地が増えてきました。
これぐらいだと柄の具合もちょうど良く
外した時の生育は安心なのですが
今度は別の不安が~
・・・これ以上地味にならないでね。
あの黒牡丹縞は渋い落ち着いた斑色が魅力です。
片方の稚葉が派手でどうかなと思っていましたが
次の葉には程好く紺地が乗って一安心。
柄の無い普通の黒牡丹から葉淵に縞の木が出て
そして次がこの仔と出世街道まっしぐらといった感じです。
これにあやかりたいと書こうとしましたが
わが身はもう先が見えていますから~~
あの時の黒牡丹縞です。
仔が大きくなったので外してみました。
柄は暗まない暗黄色の渋い縞。
フチ縞ですが一応まだ続いていて
しかもいきなり仔がハデハデ柄です。
この仔の柄は暗むのか暗まないのか
生きて大きくなるのか枯れるのかちょっとドキドキです。
一人丁半ばくちみたいですね。