富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

豆羅紗

2014年05月08日 | 青物



あれから1年半。
附け変わりの豆葉でありながら羅紗芸もするという珍しい品種かも。
半羅紗になった親木は出遅れ気味で無芸の仔が大威張りしている感じです。







ところで植え替えしていましたら下に付いていた仔がコロンとこぼれ落ちてしまいました。
生まれてから7,8年経ちますから自然に外れていたのでしょう。
今でこそ似たような雰囲気の実生木はたくさんありますが
これはそんなに簡単に世に出たわけではなさそうですから大事にしない訳にはいきません。
でも、果たして育つかなあ。

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孔雀丸

2014年02月18日 | 青物


あれから4年半。
上の2本は無芸の孔雀丸から出た羅紗芸で
下のほうにパラパラ並んでいるのが
100%本芸の孔雀丸です。
30年以上育てていても小さくなる一方でさっぱり増えもしないのですが
これで枯れて無くならないのが逆にフウランの凄いところかも。
とはいえ活きの良い類似品が爆発的に世に出ましたから
由緒ある本来種はじきに消えてなくなる運命かもしれません。

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島根産針葉

2013年11月13日 | 青物



あれから1年。
別に暇っていうほどじゃありませんが何枚葉繰りしているか数えてみました。
年に3枚半・・・。
それなりに葉繰りはしているようですが姿はほとんど変わらず。
よくある2枚の絵を見比べての間違い探しレベルです。
それでも元気な根をたくさん伸ばし
いかにも枯れそうもない感じで頼もしい限りです。
これでまともな花を咲かせてくれればと思うのですが
いつも糸のような花茎を伸ばすだけ・・・。
まあ、それはそれでなんとなく風情を感じることも確かです。

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九重山

2013年11月12日 | 青物
昨日は天気予報どおりの初雪。
しかも結構積もっています。
まだ外にある鉢物の取り込みは半分ほどですが
さすがに根雪にはなるまいと高をくくっています。
とりあえず車のタイヤ交換は済ましましたのでまずはほっとしています。
雪が降ると蘭舎も冷え込みますので
そろそろファンヒーターに繋いであるホームタンクにも石油を入れなければ・・・
ということで外にある石油タンクからポリタンクに石油を入れ
そういえば石油一滴は血の一滴なんて言葉もあったなとか思いつつ
栓を止めた後の一滴も大事にし蘭舎のタンクに石油を入れました。
これが溢れたら大変なことになると頭の隅では思っていましたが
風蘭に気をとられているホンの少しの間にジャバジャバという音が~~
蘭舎は石油臭くなるし、拭き取るのにも手間が掛かるし
ホントに大変なことになってしまいました~~。
血の一滴どころでは無かったです~。







こちらは四国の大棚からやってきた九重山。
極小の豆針葉といった感じですが小さすぎて普段はなかなか目に留まりませんでした。
しかし気付かぬうちに仔が沢山付き、ちょっとした株になっているではありませんか。
萩宝扇なんかと違ってアタリがほぼ動き出すようです。
仔吹きが良ければこんなふうに親木を頂点にピラミット型の株に仕上がります。
今まで1枚も写真を撮っていなかったのは残念ですが
これをファーストインプレッションとしてその増えっぷりを観察してみます。

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石菖

2013年11月11日 | 青物




あれから1年と9ヶ月。
そういえばその後、花が咲いた形跡がありませんので
芯痛になった跡の枯葉も隠れ
思わず手にとって見たくなるような株になってきました。
小さな物が好きな人には佳草といえる品種ではあります。
当面、どんなに大株になっても邪魔になることはありませんし~・・・。
というか数本立ちくらいでは寂しすぎるし
このくらいの株立ちでようやくスタートラインなのでしょう。
また忘れた頃に咲く花を愛で、芯痛で乱れた姿を作り直し・・・。
これを繰り返して徐々に大株に仕上がってくれたらと思います。
と、いかにも面倒そうなことを言っていますが
特に手入れもいらずただ棚に置いているだけでいいのです。

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金銀羅紗(実生)

2013年10月26日 | 青物


あれから1作。
前回も同じようなことを行っていますが
更に一回り大きくなったような感じです。
ほぼ全部開花株、成木になりました。
実生苗ですから一株ずつミズゴケに植えればもっと仔が出るはずですが
最初から木炭植えでしかも寄せ植えですからしょうがありません。






手間いらずとはいえ根が外に飛び出し鉢も汚れてきましたので鉢換えくらいはしなきゃ。






鉢から抜いてみると根はこんな風になっていました。
枯れ落ちた根は芯を残して中が空っぽになりますから
カビが生えるということは無く健全な根に害を及ぼすこともありません。






それをまた新品の3,5号鉢へ・・・。
またこのまま数年育てて根が入りきらなくなったら次は4号鉢が待っています。
ほとんど手を加えずにこのままあと20年は楽しめそう。
何しろこの葉面のザラザラが好きなものですから・・。

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小判宝

2013年07月01日 | 青物
さて7月。
時の経つのは早いもので早くも1年の半分が過ぎました。
思えば今年も肌寒い5月からいきなり夏のような暑さの6月。
秋もこんな感じだと春と秋がなくなってしまいそうな感じです。
暑い夏はともかくこれで雪がたくさん降らなければ楽なのにと思ってしまいますが
6月にほとんど雨が降らなくても田んぼに水を並々と張れるのはその雪のおかげなのでしょう。




小判宝はあれから1作。
一番大きな仔が親木の根に押され更に離れてしまいました。
いかにも邪魔だからあっち行けと言わんばかり。
これはやはり株分けして育てたほうが良いのかもしれません。
親木も葉に長短があってまとまりがまとまりが付かなくなってきましたし・・・。
割れば休んでいた仔吹きも再開してくれると思います。






今までなぜかこの仔にしか花は咲かなかったようです。

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華泉実生

2013年06月29日 | 青物



あれから8年。
上から3枚目の画像の木です。
株分けはしていませんがそんなに手入れもしませんから
8年経過しても増えはこれぐらいです。
それでも今年は花がたくさん咲きそうなので植え替えることに。






一応、ミズゴケで巻いてみました。






一番手前の木が元親。
何年経ってもこちら側へは1本も仔が出ず見事な絶壁です。
まあ、絶壁でももっと長く育てていれば見応えある姿になりそうかも。

特徴としては金孔雀のような乗斑を伴い
確か雷鳴という名が付いていたような気がします。

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針鼠

2013年06月11日 | 青物



あれから7ヶ月。
じぇじぇじぇじぇじぇ~。
天葉2枚がカミキリムシの触覚のようにびろ~んと伸びました。
これは私的にはハマリンコ。
萩宝扇的な品種がもう少しあれば楽しいなと
今までいくつか買い入れてみたのですが
大体全部がこんな感じで思惑通りにはいきません。
このパターンは知ってるつもりでも
もしかしてという欲がある限りは避けられないのでしょうね。
凝り芽が急に勢い付いて伸びることは萩宝扇にも見られますが
さすがにここまで極端に伸びることはありえません。
やっぱり決定版を大事にしなくっちゃぁ。

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紅珊瑚

2013年06月08日 | 青物



あれから7ヶ月。
蛍珊瑚と同じような素立ちの苗木からスタートして
最初にポポポンと仔が出たタイミングも一緒でしたが
その後は鳴かず飛ばず。
ちょっと株元が涼しくなってしまいました。
それでも3本の仔は超若木。
それぞれから仔が出たらさぞにぎやかになってくれるかと・・・。

ところでこの品種は冴えた紅色の根が特徴です。
しかし今年は根色が冴えません。
それもそのはず。
まだ蘭舎の中に半分ほど風蘭を置いていてこれはその中の一つです。
今まではこの時期、天井からの日差しがきつすぎてやばかったのですが
積もった雪のすべりが悪くなったのと日除けを兼ねて
去年の秋、屋根に30%遮光のポリカ波板を重ね張りしてみました。
これがなかなか良い塩梅で、真夏でもここに置けそう。
と、前置きが長くなりましたがポリカが蘭舎全体を囲っていますので
たぶん紫外線は100%カットされているのでしょう。
活性酸素とか抗酸化とかアントシアニンとかの単語はともかく
紫外線がない分、木に負担が少なく色素を出す必要がないのかもしれません。
そういえば他のルビー根品種でも根色の冴えないのが結構あります。
でも、あまり甘えさせるは禁物。
間延びはさせたくありませんからそろそろ外棚へ出そうかと思っています。
ただ、最近までの最低気温はまだ11℃でした。

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蛍珊瑚

2013年06月05日 | 青物



あれから7ヶ月。
初めて見たときはなんだかフラフラとまとまりのない姿でしたが
4年ほど育てて葉が入れ替わり、少しはましになりました。
今の流行の特徴は幅引いてボリューム感溢れるどっしりとした葉姿、そして鮮明な柄。
ところがこれはすべてにおいて真逆です。
それでいて心惹かれますから
風情、風流も大切なんだなあと思い起こさせてくれる品種ではあります。
これでも透け軸白根という芸はあるにせよ間延びした素立ちでは寂しすぎます。
これはようやく見頃になった感じ。
よく増えてくれました。

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宝熨斗

2013年05月27日 | 青物




あの時、実験とばかりに発泡スチロールの箱で越冬させたのが運の尽き。
結局、かなりの株を痛めてしまいました。
その中の一つがこの宝熨斗。
天葉一枚残すのみのバラバラ事件でした。
そこから5作。
ようやくここまで回復しました。
富貴蘭を始めた頃の思い入れのある木ですから
ここまで育ってくれたらもう可愛いと言うしかありません。
それに今年はあれのおかげか何やら調子もよさそうですし~。
と、まだ言ってるし~
それにしてもこんなことをやっていると数十年はあっという間。
息の長い趣味ではあります。

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蛍珊瑚

2012年10月28日 | 青物




あれから1作。
白軸で白い根を出す品種です。
こちらの葉繰りは2枚と少し。






ただ、仔はたくさん出てくれました。
姿が整ってきましたのでこちらも楽しみ。
このまま大株にして白く透き通った根を存分に楽しみたいものです。






ところで入手した当時こんなラベルが付いていました。
奄美珊瑚とも呼ばれているんですね。
それにしてもラベルは20年も経とうという古さ。
もし新品のラベルに書いていたならこの品種は相当以前から在ったのかも。
どんな経緯で生まれたのか不明ですが知りたいような気もします。

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紅珊瑚

2012年10月27日 | 青物




あれから1作。
葉繰りは2枚でした。
奄美という割には葉繰り少ないかも。
仔は3年前に3本出たっ切りでその後音沙汰なし。
なんとなくボウランとの交配種のような雰囲気ですが
花はしかるべき時期に普通の白花が咲きました。
有りそうで無い不思議な姿の品種です。
これで冴えたピンク根も楽しめますし
ようやく姿も整ってきましたから来年以降は結構楽しめそうです。

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島根産針葉

2012年10月26日 | 青物




あれから1作。
姿はほとんど変わりなく変わったことといえば炭植えにしたことくらい。
無事活着し、これからは手間要らずで育てることが出来ます。
風蘭のほうはどうか知りませんがこちらはご機嫌。






写真を撮る時ぐらいはとじっくり観察してみたら
ちょっと大きくなる木と詰んでいる木が混在しています。
詰んで小さくなった木を取り出せば何やら別品種のよう。
なんとなく怪しげな所が面白いかも。

ところで話し変わって久々に出品してみました。
よ・ろ・し・く~

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