富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

屋久島石楠花

2011年07月08日 | その他


たまには風蘭以外の話題をということで石楠花。
屋久島石楠花です。
プランターに植えていますので
冬は雪の積もらないところに移動させることが出来ます。
でも、かなり茂ってきましたので抱かかえるのは大変。
いつまでがんばれるのかなあといったとことです。
ところでこれ、元は斑入りでした。
洋シャクで言うところのP、ルーズベルトタイプの中斑です。
最初のうちは青が出たら剪定していたのですが
あまりの固定性の悪さに対処しきれず
今は何でも出るに任せています。
そしてほとんど柄抜けになってしまいましたが
まだ一部、残っている枝もあります。





















綿毛に覆われた中に垣間見える柄は奥ゆかしく
葉姿、木姿も合わせると石楠花の柄物のトップクラスから
更に頭一つ突き抜けた孤高の品種かと思っています。

勢いの良い台木に接木して芽数を増やし
良い柄を残していけば固定性は高まりそうですが
今のところその時間がありません。
それは将来の楽しみに・・・。
それにしても葉裏の綿毛は分厚く
ウチの猫の胸毛付近と触感がそっくり。
触っていると癒される木です。

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大地震

2011年03月12日 | その他
停電状態でしたが、ようやく電気が来てネットに繋がりました。
地震の時は家の柱がぎしぎし音を立て、こりゃたまらんと外に出たら
雪が積もって頭の重いカーポートがグラングランと揺れていました。
周期が同調していたら倒れていたかも?
電柱もブルンブルンと揺れていてちょっと見たことがない光景でした。
これで震度5とか。
ラジオを時々聴く程度ではちょっと状況も把握できませんでしたが
先ほどからテレビを見ていまして、これは言葉もありません。
自分にできることは何かと考えています。

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雪・・・。

2011年01月28日 | その他
ここ数日は小康状態を保っていますがそれにしても連日良く降りました。
気温がずっと低いままですから溶けることが無く家の周りは雪で一杯です。




蘭舎へ行くにはこの山を越えて谷底に降りていくような感じ。
横のほうも屋根に届いています。




蘭舎の東側は3mの高さですが梯子無しで屋根に上れます。
季節的にはこれからが本番ですから同じくらい積もったらもうお手上げです。



夏の作場は今までは雪が滑り落ちていましたが今年は張り付いたまま。
その後何とか降ろすことができました。
重みで屋根のポリカが割れたりしていて危ないところでした。

でも雪の多い年は春が更に待ち遠しく楽しみです。

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寒波

2011年01月21日 | その他
昨日は大寒とのこと。
その名にたがわず連日氷点下の寒い日が続いています。
新聞発表では積雪量が156cmで県内の観測地点ではここ(横手市)が一番。
もっと積もっていそうな気はしますが、なんでも一番はうれしいものです。
冬は暇かな~と思っていましたが毎日雪かきや屋根の雪降ろしでくたくたです。
一昨日は疲れからか熱を出し寝込んでしまいました。
恋女房の手厚い看護のおかげで一命・・・もとい、1日半寝て回復しましたが
たまには一日中寝ているというのもなかなか良いものでした。

お天気のほうはまだしばらくこの状態が続きそうで、
ブログのほうも、もう少しお休みとなりそうです。
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外棚

2011年01月13日 | その他
地球温暖化が進めば
秋田でも外棚で通年栽培ができそうなんて目論んでいましたが
これではしばらく無理そうです。

正月過ぎから止む事無く降り続き、今は1m60~70㎝積もっています。
毎日雪かき、屋根の雪下ろしで体がクタクタ。
ちょっとブログはご無沙汰してしまっています。



夏作用に作った蘭棚ですが、屋根をポリカの波板にして
雪が滑り落ちるように勾配を急にしてあります。
今まで10数年はそれで落ちていました。
でも今年は冷え込む日が続き、雪が解けず張り付いたままです。
そして雪は相当な重さのはず。
直管パイプで自作した蘭棚ですからそれほど頑丈とは思えず
潰れるかも~とハラハラしています。
危険なので上に登ることもできず、後はお天気頼み。
でも、まだまだ低温、雪の日は続きそう。

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ボウラン豆葉

2010年12月16日 | その他



先日、忘年会に参加した時、美咲園さんで見つけました。
というか棚に飾ってあったのですが
買ったというより小さいお手々がおいでおいでしているようで
それに捕まってしまったという感じです。

しばらく専門店さんにはご無沙汰でしたが
やっぱりたまには行ってみるものですね。
楽しいことが待っています。

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白いスズメ

2010年11月22日 | その他
たまには風蘭以外のネタを・・・。

昨年の春に家の玄関の軒先から巣立ったスズメですが
その中の一羽の羽が白かったのです。
その後、時折見かけることがあったり無かったり。
ところが最近、軒先の巣を奪還したのか、つがいで庭にいることが多くなりました。
常々1枚写真をと思っていましたが狙った一羽を撮るのは至難の業。
でもついに初ショットに成功しました。
気のせいか人懐っこいところがあり家族でチロと呼んで可愛がっています。
といっても気持ちだけで餌などは与えていませんが・・・
来年、軒先で雛が孵ったらまた白いのが生まれるのでしょうか。
因みに今日はいい夫婦の日だそうです。









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パイナップル芽について

2010年05月30日 | その他
パイナップル芽は時おり当ブログに出てくる言葉ですが
何のことやら分からない方も多いと思います。
言葉通り、パイナップルのような形状をした芽の事を指しますが
例えが合っているのかということもありますし
珍しい現象ですからたぶん定着することもないでしょう。
ということで忘れ去られる前にいま1度解説させていただきたいと思います。
まず、現象としてこれは花芽になり損ねた葉芽ということです。
そして本体(親木)のほうはその時点でまだ花芽と錯覚していますから
花茎を伸ばし、花を咲かせ、開花を維持して、結実するまでの
潤沢な養分をこの葉芽に注入することになります。
そうすると、秋に出るような普通の仔とは異なり
秋までに5~6枚葉繰りして、しかも相当大きく育ちます。
そして形状は獅子葉状というかパイナップルの葉のようになりますので
とりあえずそのように呼んでいます。
次の年には本体もこれは葉芽だったと気が付くのか普通の生長に戻りますが
それまでの葉数の分だけアタリがあることになります。
数年後にはそれからてんこ盛りで仔の出る可能性が高いという
オイシイ話でもあり出現は大歓迎といった所です。
本日の白妙や先日のなどはモロにパイナップル芽で出ましたから
芽数が一気に増える可能性があって先々楽しみという意味で
一人盛り上がりしている次第です。

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作棚

2010年05月19日 | その他
週間天気予報では最低気温がようやく10℃を上回るようになりました。
そこで待ちに待った夏作用の外棚へ搬出です。
全国大会で疲れた身体に鞭打って全部出し終えました。






そういえば今年は遅れているのか田植えもまだ始まっていませんね。


天井もポリカの波板の下に市松模様のダイオネット。
本当は波板の上に張るのが常識でしょうが
そうすると冬に積もった雪が滑り落ちてくれません。

真夏もこれ以上は遮光せずに通しますが日差しは相当強めかも。
さて、今年も機嫌よく育ってくれるかどうか
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行ってきました全国大会

2010年05月18日 | その他
近頃はすっかり出不精が身に付いてしまいましたが
やはりこの全国大会だけは外せません。
皆様に年に1度お会いするのは本当に嬉しいことですし、
すばらしい作品に接することも刺激的で
今年一年作をするための原動力になっています。
こんな機会、場を与えてくれる日本富貴蘭会に感謝です。
これで不満があったら確実にバチが当たりますね。

今回はとりあえず近場の横浜ということもあって
何か出品してみたいと思い準備をしていました。
でも困ったことが一つ。
それはたくさん出品しようとすると
荷物が多くて一人では持てないということです。
そこで名案が閃きました。
連れ合いを荷物持ち係に任命するということです。
でも、思えば一緒に行くのは初めてです。
たぶんリスクを考えて今まで連れて行かなかったのでしょう。
そして、そのリスクは後述しますが現実のものとなりつつあります。

とりあえず、せっかくの旅行ですから金曜日に到着。
ホテルのチェックインを済ませ
風を通すべく部屋の窓辺に出品する鉢を並べ


会場の赤レンガ倉庫を覗いてみたり
名物のランドマークタワーにも行ってみました。

高いだけあって見晴らしが良くきれいな夜景でした。


次の日は大会会場の赤レンガ倉庫へ。
出品する品の受付のお手伝いをしていて驚きました。
例年の全国大会よりもかなりハイレベルです。
たぶん、これが・・と思うような美術株が
たくさん賞から洩れてしまったのではないでしょうか。
おっそろしいことです・・・。

自分のは16鉢持っていって落ちたのもたくさんありましたが
少しは賞に入って何かしら頂くことができました。
やはり嬉しいものですね。

これは賞状を頂いた萩宝扇です。


一応、鉢や植え方にも気を使ったつもり。
でも、ピンクのラベルが減点とか~

それと自分のじゃありませんが面白そうなものを少し。
白翁(はくおう)は長生殿の芽変わりで白覆輪になったものです。


三生に一度巡り合うかどうかくらいの珍事かも

華山は雪山の実生とのこと。


白虎が出ているかどうかは不明ですが
覆輪柄が深く入り小型に決まった姿がナイスでした。

弓張月は連城丸の付けが変化して
姿も大姫葉というか湾曲葉に変わったもの。


なんだか興味のある品種です。

月破。


柄にアントシアニンが乗るとやはりきれいです。
でも、こちらの方言でげっぱはビリのこと。
なんだかすごく受けそうな名前です。

さて、次の日、日曜日は交換会。
さすが全国大会だけあって荷が多く
良いものがたくさん持ち込まれていました。
しかも、昨年までよりも結構高い値段で競り落とされていました。
景気は回復しつつあるのかな?

ところで、連れ合いに退屈だろうから買い物でもしてきたらと言ったら
ここで見ているとのこと。
しばらくしたら、品種と落札金額を熱心にメモっていました。
とても面白かったとのこと。
なにやら興味を持たれてしまったような。
今後はへそくりをひねり出すのが困難になったかも。
これは大変なリスクを背負ってしまいました~。
とまれ、来年の浜松にも一緒に行くことにしています。
また、よろしくお願いします。
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もう直ぐ全国大会

2010年05月12日 | その他
昨日までのお天気はどこへやら
今日から肌寒い日がしばらく続きそうです。
お天気が良い時には蘭舎の中もそれなりに日が強いものですから
ちょっと葉色の黄ばんだものや、アントシアニンの目立つものがチラホラ。
早く外棚に出して調節したいのですが、この寒さではまだ無理です。
あと1週間といった所でしょう。

おっと、その前に全国大会への出品の準備です。
鉢合わせに苦慮していますが、
それより正直なところ合わせるような鉢がありません。
それでも十数鉢、持参していきたいと思っています。

品種が何かは開けてからのお楽しみ。
ここで紹介して、それやったらもっと良いのがあるで~
なんて持って来られたら敵いませんから。
それでは皆様、会場ではよろしくお願いします。
ということで、次の更新は来週になりま~す。
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雪割草展

2010年03月14日 | その他



昨日、今日と某所での雪割草展に参加していました。



富貴蘭もちょっぴり展示。




会場にはこんな新花がゴロゴロしていて
花の進化はとどまる所を知りません。
楽しい2日間でした。

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寒波

2010年02月06日 | その他
このところ、明け方は気温が-10℃近くにまで下がります。
真冬並みの寒波(まあ、今は真冬なんですが)ですが
これも地球温暖化のせいなのでしょう。

それでも蘭舎は最低プラス2℃をキープ。
結構、蘭舎の容量は大きいのですが
ファンヒーターの最低の燃焼で間に合っているようです。
やはりポリカの複層パネルが保温に役立っています。

そういえば昨年の今頃はもう水を遣っていましたが
の出ない日がほとんどの為、今年はまだです。
水を切って2ヶ月以上経ちますから葉にも皺が目立ちます。

冬の間何も手が掛からないのは楽チンでよいのですが
葉の皺を見るに付け、なんとなくそれも不安になってきました。

明後日からは少し暖かくなりそうですから
そろそろ活動開始しようかと思っている所です。

水を遣って、扇風機を回して、最低温度を少し上げて・・・。
今年も楽しみが近づいてきました。

寒いのでは無しで~す。

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蘭舎

2009年12月01日 | その他



生育も終わり、もう冬篭りの季節ですが
風蘭は植え替えも終わって目にもまぶしく
いつまでも見ていたい気分です。

今回の改良点は2つ。



昨年より扇風機を2機増設しました。
これで隅々まで風が行き渡ります。
何しろ窓がありませんからね。
防寒と盗難防止にはなりますが・・・。



棚下は乾きが悪いので竹炭植えのものを主に置いています。




そして外側にはダイオネットを張ってみました。
昨年の春先は焼けこそしないもののアントシアニン出捲くりでしたから~
・・・間延びしなければ良いのですが。
2メートル雪が積もっても大丈夫な耐雪仕様の蘭舎にしたものの
昨年も今年も雪は少なそうで残念です。




ついでに隣は夏作用の棚。
下から直接は入れず、
二階の渡り廊下を通って行くように作っています。
生育期の4ヶ月しか使わないので勿体無いですが。

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植え替え完了\(^O^)/

2009年11月20日 | その他
超ご無沙汰でした~
9月中頃から植え替えに取り掛かっていましたが(その頃はまだ暖かかった
ようやく全部出来ました。
でも、もう冬になっています。



こんな感じで新根がたくさん出て元気が良いと思っていたものの
なんだか葉色がイマイチだし、下葉もよく振るうなあと
鉢を開けてみたら中の根がだいぶ腐っていました。
今年の天候のせいにすれば気は楽なのですが
乾きも悪かったし密植していて蒸れたのでしょう。

こんなのがそこそこありましたので気になって
いくつかやり始めると、やってないのと乾きが違いますし
根っこも気になりまして結局全部やる羽目に・・・。

でもおかげで棚が明るくなりました。
鉢も心置きなく手に持つことが出来ます。
さて、これからはブログのも頑張るぞ~

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