富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

越冬棚

2013年12月21日 | その他


蘭小屋を増設後旧蘭舎は日当たりが良くないので
作棚には向かないかなと使っていませんでした。
空いているスペースには当然のごとく物が置かれます。
ところが5年前はまだガラガラだった新蘭舎から風蘭が溢れ出してしまいました。
しょうがないので旧蘭舎を大改造。
越冬には十分な環境ですからどうせ日当たりが悪いならと
吊り枠をたくさん置けるようにしました。
500鉢ぐらいは増えても楽勝ですからあと5年は安泰かも。
しかし、棚といっても天井近くに棒を4本設置しただけですから超簡単。
むしろここに山のようにあった鉢や木炭やミズゴケの移動のほうが大変でした。
苦労の甲斐がありましたので来年以降は心ゆくまで鉢数を増やしたいと思っています。
と、油断しているとあっというまに埋まってしまいますから
自分に用心しなければなりません。
年も年だし、植え替えが追いつきませんからね~。

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屋久島石楠花中斑

2013年06月17日 | その他
あれから2年。
富貴蘭を別にすれば斑入りの日本石楠花の栽培は結構長続きしています。
しかし、いろいろな品種があるもののやはりピカイチなのがこの屋久島石楠花中斑。
ただ、固定性が思わしくなく漫然と育てていると何れは青葉ばかりしなってしまいそう。
ということで春に接木に挑戦してみました。
ほとんどやったことがないのに練習もなしにいきなり本番。
しかも貴重な穂木です。
この緊張感がなかなか楽しく思わず嵌りそうでした。




結果、失敗したのもあれば





成功したのもあります。
戦前は日本石楠花の斑入りも古典園芸の一角を占める人気品でしたが
今はたぶんコレクターは皆無でしょう。
こんなのを足掛かりにちょっと盛り上がってくれればなんて考えたりしています。
とはいえこんな風にその気になれば接木でいくらでも増やせますから
金銭的には魅力無しなのでしょう。

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雪割草と富貴蘭展

2013年03月18日 | その他
雪割草展に行ってきました。
富貴蘭の展示は昨年と同じようにお馴染みなやつを少しだけ。
雪割草の花をズラ~とご紹介します。
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外はまだ大量の雪が居座っていますが
一足早く春を感じることが出来て幸せでした。

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イオン発生器

2013年02月23日 | その他
もうすぐ春というのに雪が良く降ります。
また屋根の雪も降ろさなくちゃいけないけど
前回降ろした雪と屋根が繋がっていますのでどうしたものかと・・・。
でも、これも来週月曜まで。
週間天気予報によればそれ以降はずいぶん気温が上がりそう。
それを楽しみにしているところです。

蘭舎は最低10℃をキープ。
でも、日が当たらないので日中の最高温度は12℃くらい。
風蘭は水を吸ってスタンバイ状態ですが当然根が動き出す気配はありません。

ところで例年の悩みの種はカビ。
蘭舎には窓が無く密封状態ですから湿度が高く
いくら風を回していても鉢にうっすらとカビが生えてきます。
そこで新たに設置したのは高濃度プラズマクラスター25000を搭載したという触れ込みのイオン発生器。
カビのほうはこれからの温度の上昇と水遣りが多くなってからの話ですが
空気は確かにさわやか・・・になったような気がします。
雪寄せに追われ今日は画像無しです。
コメント (2)
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大雪

2013年01月30日 | その他
早くも1月が過ぎようとしています。
冬は暇だと思っていたのですが3年連続の大雪。
しかし、3年も続けば大雪じゃなくこれが普通のことと思わなければ。
早朝、除雪車が置いていった家の前の雪の山を片付け
休みの日は屋根の雪下ろし。
下ろした雪をようやく片付けた頃には、また屋根に雪が腰まで積もっています。
そしてまた、・・・という繰り返しの1ヶ月でした。
夜、晩酌をすれば眠くなってブログまでは思い至らず
皆様にはご心配をおかけし申し訳ありませんでした~。






蘭舎の屋根は地上から3m以上ありますがごらんの通り。
すっかり日当たりが悪くなっていますがそれでもここ数日は小康状態。
水は2ヶ月間やっておらず、よれよれの木も出てきましたので
一昨日、思い切ってたっぷり水をやってみました。
そしてストーブは最低8℃にセットしぼちぼち植え替えと活動開始です。





話は変わりますが畑から掘り出したキャベツのうんまいこと。
キャベツの甘さと辛さと香りが増し、瑞々しくてやわらかく
何の味付けをしなくても千切りでどんぶり1杯食べられます。
しかし掘り出す手間賃を考えたら高くつくキャベツではあります。

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水苔

2012年11月26日 | その他


先日言っていた水苔をさっそく入手してみました。
水ですすいでからしばらく置いて、水が切れた頃を見計らってから次の作業。
ゴミや枯葉を取り除きつつ、長いものを選別して頭をそろえて並べます。
楽しみな植え替えのことなど、思い浮かべながらするとまだ耐えられますが
それでも長くやっていると飽きてくる難儀な作業です。
これがなかなか大変なのでニュージーランドの方に代わりにやってもらい
その手間賃を払って長く揃った水苔を入手しているわけです。
たぶんあちらの方も手作業でしょうから同じように大変なことと思います。
そしてそのおかげで大部分の方の富貴蘭が維持されているわけですから
ニュージーランドの方角に足を向けては眠れないとしたものです。
そのニュージー産の水苔ですが
水を替えつつ1週間ほど水に漬けておけばアクが抜けてどんな植物にも使えるそうです。
でも、夏にこれをやると腐ってぬるぬるしてきますので寒い今の時期がチャンスかも。
そういえば今までそんなアク抜きもせずに湿らせてすぐに使っていました。
横着ですがそんな手軽さが良かったりしたのです。
水に漬けた後の水切りは百均で売っている大きな洗濯ネットに入れ
洗濯機で脱水すれば、ほぼ半乾きの状態に・・・。
水に含まれているものも抜けますので自然に乾かすよりも良さそう。
ただ、これは家族の目を盗んでやったほうが幸せになれそうです。


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ボウラン豆葉

2012年11月02日 | その他




あれから2ヶ月強。
葉は2本出て春からだと全部で6本出たことになります。
それでもボウランですから下葉も頻繁に落ち、雰囲気は同じです。
昨年は2本仔が出て結構増えるのか思ったものですが今年は音沙汰無し。
そういえば普通のボウランでもそんなに仔を出して増やした記憶がありません。
花芽がいつ頃付くのか忘れてしまいましたが
風蘭と同じように来年の花芽が今分かるとするならば来年も花無しです。
これぐらいで親木だと思うのですがもう少し大きくなるのでしょうか。
花が咲いたらセルフして実生でたくさん増やせたらなんて思っているのですが
考えてみたら葉の短いボウランというだけですから
たくさん増やしてもそんなに楽しいことは無さそうです。

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蘭舎へ搬入

2012年10月02日 | その他




さて、10月になりました。
先日の台風は特に被害も無く通り過ぎ
恵みの雨など、美味しいところだけ頂いた感じです。
この頃ようやく明け方は冷え込むようになりましたので
生育が止まる前にと風蘭を全部蘭舎に取り込みました。
この中で11月一杯くらいは生育してくれたら嬉しいなと思います。
設備の改良のおかげで下の棚にも気兼ねせず目一杯置く事ができました。
あとは痛まないことを祈るのみです。
それにしても3年前と比べて鉢数の増えたこと。
それに伴い、荒れた株も目に付きますがとりあえず現状維持にしておいて
暇になったらまたしっかり作りこみたいと思っています。
が、果たしてそんな暇がいつやってくるのか・・・。

と、設備改善をもう一つ。
蘭舎には換気扇が4台あり吸気のため窓を少し開けています。
今の時期は開けっ放しでも大丈夫ですが
冬が近づけば日中開けて夜は閉めるようにしていまして
私が留守の時は家人に頼みます。
しかしこれを忘れたら大変。
日中暑いとき換気扇が作動しても窓が締め切られていては排気できません。
逆に閉めるのを忘れて夜、吹雪が中へ吹き込むようだと・・・。
対策としてこんなものを購入することも考えましたが
せっかく保温抜群にした蘭舎に穴を開けるのも残念です。






そこで換気扇を1台外し逆に取り付けてみました。
早速これで回してみると実力以上に大量の外気が入って蘭舎の温度が下がり
これで心配事が一つ減りました。
お金も掛けずに済みましたし~
換気扇の周りのプチプチは防寒用です。





カメラを持ったついでに棚の風蘭を1枚。





外に出て石楠花を1枚。






ふと空を見上げると多分白鳥だと思うのですが雲の切れ間をVの字になって飛んで行きました。
あんなに暑かった日々が懐かしいこの頃です。


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撹拌扇

2012年09月22日 | その他
明け方の気温が平年並みに戻り、そろそろ蘭舎に取り込む時期となりました。
でも、その前に設備の改善です。
こちらのように上の棚には扇風機が4台あって隅々まで風が行き渡るのに
下の棚には1台のみ
これでは真横からの風が手前には強く当たり奥の方には届きません。
そのせいか毎年いくつか痛む木が出て悩みの種でした。
しかし、扇風機を増やそうにもここは水やりするための通路。
これ1台でも邪魔なくらいです。
そこでふと目に付いたのが天井からぶら下がっている撹拌扇
周りの空気をかき混ぜるだけで風があんまり下まで降りて来ず
なんだか無駄に回っているような気がしていました。
それならいっそ下の棚用に使えばと思い付き
2台とも取り外して棚下にぶら下げてみました。
これがなかなか良い塩梅。
柔らかな風が斜め下に吹き降りて棚下全体に行き渡るようです。
もちろん撹拌扇の上には水よけのカバーを被せます。
これで下の棚も効率よく使うことができ、
また通路にあった扇風機も取り外すことが出来て万々歳。
我ながら良いアイデアを思い付いたと自画自賛しています。
アイデアついでに一番高い所にも扇風機を設置してみました。
これはブラシレスDCモーターで電気を食わず長持ちするヤツとか。
冬に動かすのはこれだけで間に合うはずですから石油や電気の節約にもなりそうです。
もちろんリモコン付きですから高い所にあっても大丈夫。
なんだか今年の冬作が楽しみになってきました。


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木炭の粉・・

2012年08月21日 | その他
先日、木炭の粉、粉炭を買ってみました。
木炭を切った後の切りくずでしょうから
粉といってもパウダー状のものだけが入っているわけではなく、大きさはマチマチ。
これをそのまま畑に撒いても石ころのようなゴロゴロしたものが残りますし
鉢植えの用土に混ぜるには粉が多過ぎます。
そこで篩いに掛けることにしました。






文字通りの粉炭は早春、畑に撒くと雪が早く消えますし








小粒と中粒は山野草や植木の用土に2割ほど混ぜ込めばなかなか良い成育をしてくれます。
今は春蘭、寒蘭などは育てていませんがそれに使うのも良さそうですね。






そして大粒は七輪で焼き物をする際、使うのにちょうど良い大きさ。
それぞれ捨てる所が無く重宝しますが、そのための選別が大変。






二枚重ねのマスクがこんな風になりました。
しかも外は35℃の炎天下。
3時間で3kg体重が減っていました。
服も真っ黒になりますのでやりだしたら最後までやらざるを得ませんから
やるにはそれ相当な覚悟が必要です。
それにしても年を重ねるごとに肉体労働がきつくなっています~

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ボウラン豆葉

2012年08月18日 | その他








あれから11ヶ月。
4枚の葉繰りでした。
姿が面白くて好きな蘭ですが普通のヤツはビロ~ンと伸びた姿で
どうも風蘭棚では違和感があります。
そんな思いが通じるのか以前持っていた素芯などはいつしか枯れていきました。
でも、この木は変に目立たず風蘭棚にすっかり馴染んでいます。
気に入って育てていればコイツもその気になるというもの。
天葉がちょっと長くなりなした。
これで親木サイズだと思いますので来年は花が来るかも。
花が咲いたらセルフして実生で増やすのも面白そうです。
って、何方かやっているかもしれませんが。


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花芽摘み

2012年06月12日 | その他
今日は風が強く肌寒い一日でした。
冬物のフリースを着てちょうど良いくらい。
それを着て午後からず~っと花芽摘みをしていました。
鉢を手に取って木の状態や柄の具合、
カイガラムシが付いていないかを見ながらですので一石三鳥です。
しようと写真も撮りましたが目が疲れましたので今日は無しで・・・。
富貴蘭の人気が維持されているのは
ブログで紹介してくださる方が多いのも一助になっているのかなと思います。
そこで今月くらいは毎日しようと心掛けてきましたのでこんな記事でも~~。


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祝!「自然と野生ラン」復活!!

2012年04月17日 | その他
休刊していた月刊誌「自然と野生ラン」が6月発売の7月号から復活するそうです。
関係者各位の甚大なご努力があったことと思います。
富貴蘭全国大会の速報には間に合うかも。
古典園芸植物に強い唯一の月刊誌ですから
皆様の再度の応援、よろしくお願いします。
本屋でパラパラ立ち読みして戻しちゃだめですよ~。
必ず買って帰って家でゆっくり読んでくださいまし~。

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雪割草展

2012年03月12日 | その他
秋田での雪割草展示会に行ってきました。




富貴蘭も少し飾ってありますがメインは雪割草。
これを見ると急に春がやって来たように感じます。
多くは語れませんので画像のみです。


















































































































































以上でした~。
そういえば遅ればせながら Yさん、目の毒だから見ちゃだめよ~と
IKD48さんが申しておりました。

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ボウラン豆葉

2011年09月16日 | その他
今日は真夏並みの暑さでした。
でも、それも明日まで。
週間天気予報を見るとそれ以降は最低気温12℃の日が続くようです。
このまま外棚へ置いておくと生育が止まってしまいます。
せめて11月一杯は生育させたいと思っていますので蘭舎へ運搬作業の一日でした。
でも、その前に枯葉のお掃除。
ピンセットで摘んでいると、突然、枯葉に手足が生えて動き出しゾゾ~ッとしました。
正体はカメムシ。
年の功を積み重ねていても予想外のことには驚く自分がいます。
カメムシもビックリしたらしく屁をひるのも忘れて逃げていきました。
まあ、カメムシくらいなら、そこにいると判っていたら怖くもありませんが
なんといっても苦手なのはゴキブリ、いわゆるGです。
動きがすばしっこく生意気に飛んだりもします。
以前、飛翔のうえ、顔に着地されて這い回られたのがトラウマとなっています。
思うにクワガタやカブトムシがゴキブリ並の動きをしたら相当恐怖でしょうね。

蛙も葉の上に鎮座あそばしていましたのでお引取り願いました。
(ヒキガエルやトノサマガエルじゃなくアマガエルです。)
ちょっとつつくと飛びますがジャンプした先は2m下の地面。
手足を広げて上手に着地したようですが
ビタ~~ッと派手な音がしましたから腹をしたたか打ち付けた模様。
無事ではないかもしれません。
と、お粗末な話はこれくらいにして本題。






ボウラン豆葉はあれから9ヶ月。
葉の形状を見ると1枚というより1本と呼んだほうが良さそうな感じです。
その葉繰りは春から5本でした。
まじまじと観察したことはなかったのですが意外に葉繰りするものですね。
そしてボウランは風蘭と同じ棚環境で育ちますから好都合です。





早くも仔が2本も付きました。
案外増えも良さそう。
葉が並ボウランのようにピロ~ンと伸びたら嫌いになったでしょうが
固定しているらしくこの姿で収まりそうです。
ボウランはフウランと交配が効きますから
これは交配親としても面白いかもしれません。




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