11月にしてはまだ暖かい日が続いています。
でも週間天気予報では雪だるまマークが現れ始めました。
その雪が降る前にと思っていた作棚の改造がようやく半完成。
一番の難関だった屋根さえ架けてしまえば
周りをネットで囲うくらいはいつでも出来るというものです。
床が斜めになっていますがそれは水をやったとき片側へ流すため。
不器用でこうなったわけではありません。
でも、素人仕事ですから見かけは決して褒められたものではないです。
屋根の下に石楠花などの鉢物を入れて冬越しの準備は万端。
後はいくら雪が降っても大丈夫・・・と言いたいところですが
今年の諸々の自然災害はこの大雪から始まったような気がします。
来年は穏やかな年であってくれればと祈るばかりです。
話し変わって「山野草マニアックス」誌のアンケートに答えたら
その本が送られてきました。
みなさん、作ではいろいろ工夫されていて興味深く拝見しました。
ところで病虫害対策の項目では自分だけ(特になし)とそっけない回答です。
もちろん、病虫害が出たら消毒しますが、長いこと農薬散布をした記憶がありません。
そもそも病虫害が出る環境はまずいし、病虫害の付く木は良くない、
ということを前提にした環境作りを心掛けています。
やはり病的な木より健康な木を見るほうが気持ち良いものですから。
しかし、どんな環境が良いのかといっても地域や場所によって千差万別です。
その中でより良い環境条件のマッチングを考えなければなりませんが、
aとbの組み合わせは良いけれどそれにcが加わったら、
そしてdやeやfやgが加わったらと
同時並行的にいろいろな組み合わせを考えなければいけませんから
文章では書けないほど話がややこしくなります。
一つの原因がストレートに一つの結果に結びつくわけではないこともあって
あちこち足したり引いたりしながらいまだに様子見状態ではありますが。
こればかりは実際に自分が風蘭になったような気持ちになって経験し、納得するしかなさそうです。
一例として今年はブドウ糖をやったら天水棚にスス病状のようなのが出て失敗でした。
でも、その天水棚は止めましたので、そして糖分は何やら良さそうですから
来年は懲りずに今度はトレハロースでもやってみようかなと考えています。