富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

羆覆輪

2011年03月09日 | 羆覆輪


あの時以来です。
我が家の羆覆輪からは派手柄がほとんど出ないので
たまにこんな柄を見つけると嬉しくなります。
でも次の葉は元通り・・・と思いきや




反対側にちょっと縞が通っていました。
葉先に紺覆輪を巻いていませんからの期待はほぼゼロですが
このまま派手に向かうのかどうか遊んでみたい柄ではあります。

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建国殿

2011年03月08日 | 建国の縞




30年ほど前から棚にある青の建国殿から出た木です。
ただ、残念なことに墨が無く物足りない気がしないでもありません。






それでも軸の泥はやはり建国殿です。







そして雲龍滝のような後冴えの紺中通し柄は渋くて魅力的。







渋すぎて葉裏まで柄は通っていませんがそれも個性でしょう。







でも、うまくいったのはここまで。
期待した仔は紺縞のない派手柄です。
派手でもルビー根が出ないというのも特徴です。
外しても育ちそうかも


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建国殿縞

2011年03月07日 | 建国の縞
なんとなく寒い日が続きます。
蘭舎は最低12℃を維持しているものの
最高温度はそれほど上がらず
富貴蘭が動き出す気配はまだありません。
家の周りには屋根から下ろした雪が2mほどあって
こちらもまだしばらく消える気配なし。
土が見えないことには春の気分も味わえません。
でも、これからスギ花粉が多く飛びそうで・・・。



建国殿はあれ以来。





日の当たる側は千筋柄が浮き出てイイ感じ。







仔は羆覆輪風ですが全体的に柄がありましたので
2芸品で固定してくれたら嬉しい事です。







そういえばきれいな柄で出てきてくれた面影がまだ稚葉に残っています。






もう一本はほぼ青。
あまり運が良すぎてもバチが当たりますからね~。

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建国殿白深覆輪

2011年03月03日 | 建国宝


あれから・・というか秋の2ヶ月間で葉1枚出ていました。
こちらは相当な派手柄ともいえますが普通の建国殿並みの元気さです。
たまにしかルビー根が出ないおかげなのでしょう。





でも、下の仔は親木と同芸で紺中通し柄なのに上の仔は全面柄。
上の仔からはルビー根が出てくれるはずと期待しています。
秋口の純白柄からだんだん沈んでゆく様子はぱねぇっす(半端じゃない)けど
葉淵に走る紺縞も思わせぶりでやばいっす。






仔から出たアタリはこんな感じに。
下の仔を外してしまおうかと思案中です。


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建国殿変わり柄

2011年03月02日 | 建国冠
パソコンの調子がちょっと変かなあという感じでしたので
壊れる前にとネットで安いのを買ってみました。
性能は申し分なかったのですが・・・OS無し。
ここから始めるのはパソコン初心者には無謀かも~。
ハードルが高そうです。

無謀といえばオクで建国殿や黒牡丹を入手するのも同じようなものかと。
最低限、品種の特徴が合っていなければいけませんがそれすら・・・。
昔の本などには簡単に書いてありますが詳しい写真が無いし
このブログなどには画像はたくさんあっても言葉が不親切。
言葉で表現するのは難しいということもありますが
たまにはそういうことも書かなくてはと気付きました。

建国殿の特徴ですが、まず濃い泥が軸元にべたっと集まります。
色が薄かったり境界が滲んだりすることはありません。
羆など柄が派手になればそれが奥に引っ込み青軸っぽく見えたりもします。
付け付近までぱらぱらっと散るのは獅子王錦や貫雪、伯青竜、司光殿、西出青、朝日殿など他の品種です。
墨を流すのも特徴のひとつですが、育てていると一時的に墨の無い建国殿もたくさん出来ますし
他の品種でも墨を流すのは多くありますからそれだけ頼りにするのはちょっとといった感じです。
と、文章にすると自分でも訳がわからなくなります。
やはりたくさんの実物を手に取って通年見させてもらうしかないのでしょう。
でも、私のように地方に住んでいて、専門店も近くにないとそれも無理かも。
そして訳がわからないのに拍車をかけているのが実生です。
多分、建国殿には実生がたくさん混じっているはずで
しかも親木になれば柄の無いのは区別も出来ませんから、
自分ではしばらく前から建国殿は買わなくなりました。





ということでだいぶ前からあるいつもの建国殿です。
あれから半作。
今は葉淵に縞だけといった感じです。
良くある柄ですが性質まで丈夫な建国殿と同じかと思ったら大間違い。
痛い目にあっています。
親木に付けていても仔の下葉がぱらぱら落ちました。
時折パッときれいな柄が出るし、根が全てルビーで出るから弱いのでしょう。





こちらはこれなら大丈夫だろうと仔を抱いてから分けたのですが
その仔は影も形もありません。






はっきりとした覆輪柄は現状維持。
思えばこれも早割りし過ぎで危ないところでした。





そしてこちらはあの時の葉落ちしたもの。
あきらめていましたが何とか生き残っています。

趣味で育てる分にはハラハラ感満点の面白い木ですが
業者さんだったら速攻売ってしまいたいでしょうね。


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2011年03月01日 | 建国殿
うっかりしている間に早くも3月です。
ここしばらく陽気も良かったので
すっかり通常の水遣りをしていますが
今日からまたちょっとの間、寒さが戻ってくるとのこと。
それでも3月ですから蘭舎の最低温度を12℃まで上げました。
(1月までは3℃、2月は10℃にしていました。)
日中は日が差しさえすれば20℃を超え春の陽気です。
でもしっかり冬眠させたためか富貴蘭は用心しているのでしょう。
皴はなくなりましたがまだ動き出す気配は見えません。

あの羆も葉はパンパンになっています。






こちらは姿、柄はお気に入りで、もしや仔の1本でも出てくれれば・・・。







こちらも枯れそうなくらい萎びていたのが見事に復活。
このタイプの羆は相当派手に見えてもそれが原因で枯れることは無い
・・・という安心感があります。




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