あれから3年半。
一応、植え替えなんかもしているようですが
ごちゃごちゃしているところを見ると株分けしてたのをまた寄せ植えしたようです。
一見普通の豆葉でありながら
突然羅紗葉に転じるところなど面白いかなと思っているのですが
今となってはそれがどうしたの?といったところかも。
と思いつつ手に取って見たら天葉1枚に縞が入っていました。
ちょっと嬉しかったのですが
これも今となっては・・・・といった感じでしょう。
小さな完全羅紗芸のほうはそろそろ風前の灯火。
孔雀丸なんかでも芸が100%の木はこうなっちゃうことが多いので
このタイプは意外に手ごわい相手です。
あれから2週間。
まだ少しは伸びているようですがそれもそろそろ終わりに近づきました。
この頃はお天気も良くなく急に寒くなってきた感じ。
蘭舎を保温しても肝心の光が足りませんから
これからは外界の気温に近づけて休眠の準備をさせようかと思っています。
それにしても10年前に育てた小さな木は葉繰りが年に1枚でしたから
今回も栽培には結構気を使いました。
今年は1枚と3分の1ぐらいの生長。
ちょっと紺地多めの大きな木だったからでしょう。
買った値段は10数年前のほうが倍近くしていたんですけどね。
しかし、元気な木を見るのは精神衛生上も心地良いもので
下葉を振るうことなく育つ姿を堪能させていただきました。
親木は葉繰りするだけですが仔のほうは大きく育っていく過程が面白く
まだしばらくは楽しませてくれそうです。
あれから2週間。
ようやく満開になりました。
見事な八重咲です。
でも、この咲き方で固定している訳じゃなく
芽が形成された時点で仔として成長させるホルモンが混じっちゃったんでしょうね。
(それを見たわけじゃないので想像ですが)
目ざとい人は八重咲の中透けのなんちゅらかんちゅらとか言って売り出すのでしょうけど
残念ながらこれ1本しかありませんので~。
神威の成育はそろそろ鈍り気味。
それでもどぉ~んとデカい仔が出てくれて
来年の成育振りが楽しみです。
あれから1年弱。
今年の春先の事、なかなか天葉が出てこないと思ったら
葉元が傷んでいました。
せっかくここまで姿良く育ったのに~と涙に暮れたものですが
木勢の良さに助けられここまで回復。
しかし、次の天葉と下に付いた仔までお付き合いで葉先が傷んでますから
ちょっと危ない所でした。
ここしばらく殺虫剤や殺菌剤は振ったことがありませんから
千本に一本くらいはこんな風になっちゃいますが
それがどれに当たるかは運次第といったところです。
アクシデントがあったとはいえ木勢は旺盛で
今年も何本か仔が出てくれました。
まだウチでは中透けこそ出ないものの富貴蘭的にこの芸は目新しく
また、各葉によって柄の入り方が微妙に違いますから
いつまでも楽しめそうな感じです。
そういえば昔、棚にあった(今もありますが)清宝がこんな感じの柄でした。
品種は相当離れていても瞬間似ることがあるとは面白いものです。
あれから3ヵ月。
ラベルには韓国名で源花とありましたがちょっと意味不明。
ですので日本名「絵巻」と名前を付けてみました。
先に他の名前を付けられていたらごめんなさいといったところです。
柄は三光中斑ですから大きな狂いはありませんが
深覆輪になったりそれが更に派手に進んだり戻ったり。
きらびやかさの範囲内での行きつ戻りつですから柄の安定感もあり
そんなに大きくなりそうもなくサイズもぴったり。
昔見た嫦娥の黄柄版といった風情です。
四方から仔が出て今後美術株に育っていくのでしょうが
木が若いのか仔出しは抜群。
いずれ数鉢に分けて楽しんでみたいものです。
先月の20日にものすごい暴風雨があり
後にダウンバーストが原因とニュースでやっていました。
あちこち屋根が飛ばされたりしたそうですが
我が家の被害は夏作用の小屋の屋根が壊れた程度。
ここ2年ほど使っていませんのでしばらくそのままにしていたのですが
雪が積もると小屋ごと壊れてしまうので張り替えることにしました。
釘を抜いてポリカを外すだけでも大変な作業でした。
新たに張ったのは流行のヒートカットのポリカ波板。
本当は上の方も全部これにしたかったのですがやはり釘を抜くだけでも大変。
しからば透明なヤツの上に重ね張りしようと上の方に上ったところ足元が滑ります。
怖~~~。
ということで断念。
まあ、今までも作は悪くなかったのでこれで十分でしょう。
ついでに直さなきゃならないのが床です。
垂木の上にコンパネを敷き、その上にブルーシート、
更に湿度保持用の人工芝を敷いただけでした。
長年の水遣りで床はブカブカ、足を踏み外してしまいそうです。
こっちは明日から取り掛かってみます。
さて、蘭舎で通年栽培を2作してだいだい性質がわかってきました。
蘭舎内での秋の葉繰り半枚を取るか
それを犠牲にして風情、味わいを取るか究極の選択です。
建国系などは外棚のほうが今頃から柄がきれいに冴えますし
締まった姿のほうがカッコよく見える品種もありますから
来年は頭を悩ましつつ外棚に置く品種を選んでみたいと思っています。
ところでまたヤフオクに出品してみました。
見ていただければ幸いです。
細葉で大姫葉の弓張月です。
ちょっと深めの柄がきれいかなと思っていまして
また姿の自己主張が控えめな分、株にした群生美が似合いそうなどと
先を楽しみにしています。
が、深めな柄と出てくる仔はトレードオフの関係にあるらしく
何やら派手柄っぽい仔ばかり付いています。
仔吹きは良さそうですがいつになったら群生美を味わえるのでしょうか。
あれから7年半。
1~2本ぐらいは仔が外れてどこかへ行ったようですが
それ以外はそのままに。
いつの間にかまた株立ちになっています。
増えたといえば増えましたが
8作でこれぐらいの増殖速度はちょっとゆっくりかも。
もっとも3年に1度くらいの植え替えで
花も咲かせるとなればしょうがないのでしょう。
比較的根は丈夫な様でそんなに植え替えなくても耐えてくれますから
それに甘えちゃってます。
普通の曙のほうが植え替えないと根痛みしやすいようですね。
柄はお馴染みの曙柄ですが青軸青根。
ほんの少しの違いですが品種の違いが一目瞭然なこともあり
ちょっぴり大切にされているようです。
あれから3年。
あれからを辿って過去記事を見れば真っ白な葉っぱが出たこともありましたが
それも遠い昔のお話です。
今はこの木の親木も含めてそれなりに芽数は増えていますがすべて柄抜け。
・・・全滅です。
この仔も柄抜け。
親木も辛うじて痕跡を残すのみ。
こんな木から上柄の仔が出たりするのを見たこともあるのですが
いかんせん、花芽しか付かない古木になってしまいました。
そのうち痕跡さえも見えなくなってしまうのでしょう。
それを思えばあちらは良い筋してますね~。
あれから1ヶ月半。
柄が無くなる前にと一番上の木はお持ち帰りいただきましたが
2番目と3番目の木はまだ在棚中です。
親木の天葉は勢い良く伸び
この仔の天葉も紺筋一本残すのみ。
ほぼ純白柄になりました。
次の展開が楽しみです。
しかし、それよりも楽しみにしていたこの仔の天葉はというと・・・。
さっぱり出てこないと思っていたら何やら枯葉のようなものが覗いています。
よもや芯痛~~。
なんで一番良いのがこうなっちゃうんでしょうか。
まあ、復活を信じて頑張ります。
こちらは天葉の先が青くて戻っちゃったかと心配でしたが
伸びてくれば御覧のとおりです。
先々、柄抜けになるようなひどい目に遭わないとすれば
もうちょっと紺縞を流せばもっときれいかも。
・・・と、やばそうなことを言ってみたり。
柄は青光りするような白さですから
その分、暗むのも遅くなるのでしょう。
ちゃんと光合成が出来ているのかなと心配になります。
ぜいたくな悩みではありますが。
あれから5ヵ月。
素立ちの古木に付いた仔ということで生長は素晴らしかったのですが
それも無駄な努力に終わりました。
辛抱強く待ってはいるのですが親仔供に本芸を揃えるのは至難の業のようです。
中斑と縞の複合芸が揃って仔に伝わることはないのでしょう。
この柄で株立ちになってくれたらさぞかし綺麗なことと思いますが・・・。
株でダメなら寄せ植えということになりますが
こちらも出た仔は普通の富士錦で複合芸はなし。
それに親木自体も4本中2本は崩れつつあり
本芸は半分の2本といったところです。
たぶん100鉢見ても1本見つかるかどうかといった感じでしょうから
それもやむなしといったところです。
それにしてもふと気が付けばずいぶん間延びさせたものです。
昔の姿に戻さなくては~~
今日は友人から近くで採れた松茸を頂きました。
で、早速調理を・・・。
といっても荒塩をまぶして焼くだけなんですけどね。
ひっくり返して雫がぽたぽた出てきたら出来上がりです。
これを丸かじりしながら飲む日本酒のうまいこと。
ついでにナスも焼いてみました。
これも絶品。
ん~~秋ですね~
あれから5ヵ月。
天葉が半分の長さになっちゃった~とがっかりしてたら
その次の天葉は更に半分の長さに・・・。
これじゃ、長い下葉が落ちたら豆葉の斑入りで通りそう。
その下葉も1枚はすでに黄ばみつつあります。
黒いぽつぽつが入り出すともうダメみたいですね。
栽培に気を遣う品種とは聞いていましたがまさかここまでとは。
諦めムードが漂い始めています。
しかしここから神懸るのが私めの棚。
まずは頭を覗かせた次の天葉ですが
今までのパターンと違って深い深い紺覆輪になっている模様。
これだけ紺地が深ければまた盛り返しそうな気もします。
それに動きの少ないアタリでしたが力は貯め込んでいるようです。
こっちの仔は何となく柄もありそう。
こちらも少しずつは動いているようで潰れることはなさそうです。
そしてその上のアタリも徐々に膨らみつつあります。
葉数が少ないのにこんなにアタリが付いてどうしましょうといった感じ。
と、のんきなことを言ってる場合じゃないのは重々承知しています。
ところで話変わりましてこの頃は涼しくなりましたので発送には最適。
よって久々に出品させていただきました。
ご笑欄くだされば幸いです。
あれから3年。
柄があるわけでもなく花が咲くわけでもなく
いつも変わらない雰囲気ですから時折手に取って見る程度です。
しかしさすがにそのままでは根がアチコチに飛び出して見栄えが悪くなります。
そこで植え替えることに。
結構いい雰囲気になっています。
3作してもそんなに変わってないんじゃないの~とか思っていましたが
上からの画像を比べてみるとかなり芽数も増えています。
いくら仔吹きの良い品種とはいえ1本からだと
ここまでするのには10年以上は掛かりそう。
普段は目に入らないような小さな株でもそれなりに年期は入ってるんですね。
こんもりとした小山のような姿は
小品盆栽的な視点でみれば最高傑作といえそうです。
少し前の画像ですからあれから2年。
元々下葉の持ちがよくない品種なのに過密な寄せ植え
しかも2年も植え替えしていませんから
それぞれの木には葉が5枚程度しかついていません。
ただし柄は鶯色の地合いに紺覆輪がくっきり。
なかなかの美しさです。
そういえばと、11年前の画像を持ってきましたが柄はどこにあるのかといった状態。
ただ、葉はいっぱい付いていて当時のほうが作はうまかったようです。
木勢を落とす=柄がきれいになると、直結するのかどうかは不明ですが面白いものです。
苔も葉を開いて心地よさげですがこれは植え替えない=水持ちが良すぎるで直結してるかも。