れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ウマノスズクサ(馬兜鈴)とジャコウアゲハ

2018-07-09 04:56:21 | 野の花日記

ウマノスズクサ(馬兜鈴)
<ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
土手や茶畑などによく生える多年草のつる草。
和名は果実の様子が馬の首につける鈴に似ていることによる。


茎は長く伸びてまわりのものに絡みつく。



葉は卵状披針形で長さ4~7センチ、
基部は耳状となり、質は厚い。



葉のわきから花柄をだし、
花は横向きにつく。



萼はラッパ状で長さ3~4センチ、
基部は球形に膨らみ、先端は斜めに切れた形で三角形に尖る。
蒴果は球形で基部から6裂し、
6本の糸状に裂けた柄で吊り下がる。

ジャコウアゲハの食草で、
本種には毒があり、好んでこれを食べるのは
ジャコウアゲハのみ。

上はジャコウアゲハの幼虫。



ジャコウアゲハの蛹は可愛い。
お菊虫と呼ばれる。


アベリアの花の蜜を吸うジャコウアゲハの♀
雄の方は全体が黒く、赤い模様が鮮やか。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする