カラスウリ(烏瓜)の花
<ウリ科カラスウリ属>
里山や丘陵の林のふちで、蔓を絡ませ、
秋に5~7センチの赤く熟した実を吊り下げる。
雌雄異株。
日没後に5裂した白い花が咲き、
レース状に広がる。
朝には萎んでしまう。
私の経験によると、花は夜の7時ごろから開いて、
朝の4時には閉じてしまっていた。
香りがよく夜に蜜を求めてくるスズメガの仲間を誘う。
果実は5~7センチで、
食べられない瓜なのが名前の由来。
青い時はスイカのような線が入る。
秋に橙色に熟す。
中の種子は扁平だが翼があり、
カマキリの頭に似た形をしている。
又は、大黒様とも呼ばれる「打ち出の小槌」に似た形。
結び文の「玉ずさ」とも呼ばれる。