ソバ(蕎麦)の花
<タデ科ソバ属>
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)
を出し、花径6ミリくらいの白、又はピンクの
小さな花をたくさんつける。
花弁のように見えるのは萼片で、
雄しべは8本。
雌しべの花柱は1本で、先が3つに裂ける。
短花柱花(花柱が雄しべより短い花)と、
長花柱花(花柱が雄しべより長い花)がある。
茎は直立し、上部で枝分かれする。
葉は三角形ないし心形で、互い違いに生える。(互生)
葉には長い柄がある。
花の後にできる実は三角錘状のそう果
(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)
で黒褐色ないし銀灰色に熟する。