ヤブジラミ(藪虱)
<セリ科ヤブジラミ属>
咲いていても、当たり前であまり気にも留めてもらえない花だと、
つい、掲載したくなる。
花の名前も虱だのノミだのとつくと、結構取り上げたくなる。
名前にしては、慎ましい花が多いから。
野原の生える越年草。
全体に毛がありざらざらする。
葉は2~3回羽状複葉で、小葉は細かく切れ込む。
ちょっとボケたけれど、複数散形花序に多数の花を咲かす。
白くて小さい花は5弁。
他にオヤブジラミ(雄藪虱)があり、花色が基本は白だが赤みがかる。
(オヤブジラミの実は赤いと図鑑に載っているけれど。)
ヤブジラミも茶色になる。ここら辺は、しょっちゅう見てないと
悩むことが多い。引っ付き虫で衣服につくとなかなか取れない。
キタキチョウだと思うけれど。色が薄かった。
繊細そうにニガナも咲いていた。
ヒメコウゾの実が美味しそう。
もっとおいしそうだったスグリの実
俳句は季語スグリの実
「酸ぐり」とも言う。
分校の教師声透きすぐりの実 池上 樵人
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