びわ(枇杷)の花
<バラ科ビワ属>
石灰岩地帯に野生もある常緑高木。
今年はなかなか枇杷の花に出会えなかった。
この花が咲くと冬が来たなぁと、いつも思う。
葉は枝先に集まり互生し、
長さ15~20センチの広倒披針形で革質。
枝先に芳香のある白い花を密に開く。
花弁は5個で、
葉の裏や花柄、苞、萼に褐色の綿毛を密生する。
果実は翌年の6月頃に黄褐色に熟し食べられる。
<俳句歳時記>冬
枇杷の花(びわの花)
枇杷咲くか裏庭とんと用のなく 大橋 敦子
枇杷の花人の時間の外に咲く 山田 弘子
日曜の雨戸開ければ枇杷の花 織田道知
嫁がぬ子娶らぬ子ゐて枇杷の花 中村 幸子
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます