▲ナンテン(南天)の花
<メギ科ナンテン属>
そういえば・もうこのブログを十数年続けているのだが、
ナンテンは取り上げたことが無い気がした。
たぶん・・これからは状況もあるが・・
もっと身近な地味なものに目を向けて行こう。
常緑低木。
葉は3回3出複葉で、茎の上部に集まって互生する。
小葉は長さ3~8センチの広披針形で革質。
表面は光沢があり、先は尖る。
白い花を多数つける。
花は長さ約6ミリ。花弁は6個・雄しべは6個で葯は黄色。
雌しべは1個。萼片は多数が重なり内側のものほど大きい。
果実は直径6~7ミリの球形で、赤く熟し、咳止めの薬として利用される。
ナンテンの実
▲アカンサス
<キツネノマゴ科ハアザミ属>
高さ90~120センチほどになる大形の多年草。
葉は長さ50~60センチ、幅25~30センチほどで,羽状に深く裂け、
表面に光沢がある。葉の裂片は尖る。
6~9月頃、高さ2メートルにもなる花茎を直立させ、密な穂状花序を
つける。花は淡いピンクを帯びた白色で、紫の脈がある。
花は唇形の合弁花で、上唇が退化しているため、離弁花のように見える。
ひとつの花を見ると、花冠の上側を萼が覆い、両脇に
小苞があり、下側から苞が支える。
※古代ギリシャの時代から西洋建築のひとつのコリント様式の柱の部分
や彫刻・絵画のアカンツス文様に使われた。
休憩
★ホタルブクロ(蛍袋)
<キキョウ科ホタルブクロ属>
また、次回にホタルブクロとヤマホタルブクロの違いを掲載してみたい。
★昆虫コーナーはコミスジ
▲コミスジ<タテハチョウ科>
翅には縦の白色点列や線がある。
前翅頂に白色紋は無く前翅中央のの白色線は途切れる。
俳句は季語梅を干す
干梅(ほしうめ)・梅筵(うめむしろ)・夜干梅・梅漬ける
などと使う。
梅漬けて一村眠くなりしかな 神蔵 器
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