スダジイの花
<ブナ科・シイノキ属>
山地に生える常緑高木。
樹冠は円形になる。
公園によくみられる。
樹皮は黒褐色で、大木になると深い裂け目ができる。
葉は互生して、
広楕円形で上半部に波状の鋸歯があり、厚い革質。
5~6月、淡黄色で長さ8~12センチの雄花序が本年度の葉腋から
上向きにでる。
雌花序長さ6~10センチ。
堅果は翌年の秋、熟して食べられる。
殻斗が堅果全体を包んでいるが、成熟すると3裂する。
スダジイの花
<ブナ科・シイノキ属>
山地に生える常緑高木。
樹冠は円形になる。
公園によくみられる。
樹皮は黒褐色で、大木になると深い裂け目ができる。
葉は互生して、
広楕円形で上半部に波状の鋸歯があり、厚い革質。
5~6月、淡黄色で長さ8~12センチの雄花序が本年度の葉腋から
上向きにでる。
雌花序長さ6~10センチ。
堅果は翌年の秋、熟して食べられる。
殻斗が堅果全体を包んでいるが、成熟すると3裂する。
エンレイソウ(シロバナエンレイソウ)
<ユリ科・エンレイソウ属>
別名(ミヤマエンレイソウ)
山地のやや湿り気のある場所にはえる多年草。
基部は3枚の輪片葉につつまれている。
茎の先から花柄を1個だし咲く。
外側の花被3個は緑色で、
内花被の3個は白色。
↓薄紅色も見つけた。
アメリカフウロ
<フウロソウ科・フウロ属>
道端や空き地、畑のふちなどに生える一年草。
北アメリカ原産の帰化植物。
一年草で、茎はやや倒れながら伸びる。
葉は大きく3~5裂し
それぞれの裂片はさらに分かれている。
花は薄い紫で小さく、
茎の先端に散房状につき、小さくて目立たない。
ミヤマキケマン
<ケシ科・キケマン属>
日当たりのいい山地の崩落地、
伐採跡、谷川の轢地、林のふちなどにはえる越年草。
多数の葉や茎をだし、全体がやわらかい。
葉はしばしば紫褐色となり、粉白色を帯び
数回羽状に深く裂ける。
春早くから、
枝分かれした茎の先に淡黄色で葯2センチの花を多数房状につける。
ハクウンボク(白雲木)
<エゴノキ科・エゴノキ属>
別名オオバチシャ
山地に生える落葉高木。
若枝の表皮は縦にはがれやすい。
樹皮は灰白色、葉は互生し円形で、縁の上部にわずかに鋸歯がある。
5~6月、
枝先に長さ10~20センチの房状に白い花を咲かせる。
一つずつ見ると、エゴの花に似ている。
房状に垂れ下がるのが美しい。
ユリノキの花(百合の木)
別名(ハンテンボク・チューリップツリー)
<モクレン科・ユリノキ属>
日本には明治初期に渡来。
葉の形が袢纏(はんてん)に似た形で、
奴凧や軍配のようにも見えるので、ヤッコダコノキ、グンバイノキとも言う。
5~6月に直径5~6センチで帯黄緑色のチュ-リップに似た花が咲く。
花弁は6個で、基部に橙赤色の斑点がある落葉高木。
コミヤマカタバミ
(カタバミ科・カタバミ属)
山地の木陰などに生える多年草。
葉は3小葉からなる。
花は白色で、
花茎は葉より高く先端に白色または淡紅色を帯びた花を一つつける。
☆淡い紫色のすじがあるのは、ミヤマカタバミ。
トチノキ(栃)の花
<トチノキ科・トチノキ属>
山地に生える常緑高木。
樹皮は灰褐色で、老木になると割れ目ができる。
葉は大形の掌状複葉で対生する。
小葉は5~7個ある。
5月頃、枝先に大きな円錐花序を直立して、
白色の花を咲かせる。
↓はベニバナトチノキの花
ハリエンジュ(針槐)
<マメ科ハリエンジュ属>
別名(ニセアカシア)
北ヨーロッパ原産。
槐(えんじゅ)に似た木で刺を持ち、
夜になると葉をとじる。
花ことばは、慕情だそうだ。
マメ科の薄黄白色の花が房状に咲く。
ホオノキ(朴の木)の花
<モクレン科・モクレン属>
別名(ホウガシワ)
山地に生える落葉高木。
花は枝先に上向きに開くので、下からは見えにくい。
葉は枝先に集まって互生し、倒卵状の長楕円形。
花は、芳香があり黄白色の大輪で花弁は6~7枚ある。
雄蕊は多数あり、花糸は紅色で葯は帯状の白色。
雌蕊は円錐状に多数つく。
萼片は淡緑紅色で3個。
果実は袋果が多数集まった集合果で長さ10~15センチになる。
熟すと裂けて2個の赤い種子を白い糸で吊り下げる。
(俳句歳時記)夏
朴の花(ほほのはな)
<厚朴の花(ほほのはな)朴散華(ほほさんげ)>
朴散華即ちしれぬ行方かな 川端茅舎
朴ひらき大和に花を一つ足す 森 澄雄
布裁つて一輪の朴にある時間 北原志摩子
朴咲くとこころの鐘を打ち鳴らす 栗山秀代