れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

セントウソウ

2012-03-21 07:17:54 | 野の花日記

セントウソウ
<セリ科・ミツバ属>
山野の木陰にはえる小形の多年草。
群生して高さ10~35センチになる。

葉は根生し
長い柄のある2回3複葉。

小葉は卵形で鈍鋸歯がある。
葉の間から複散形花序をだす。

小さな白い花をつける。

まだ花芽が出てきたばかり

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ヒロハアマナ

2012-03-20 07:41:02 | 野の花日記

ヒロハアマナ
<ユリ科・カタクリ属>

葉はアマナより幅が広く、
やや暗い緑色で、
中央に幅広く1本の白い線が入る。
花茎の先に、白色で鐘形の花を1個つける。

まだ蕾↓

 

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キクザキイチゲ

2012-03-19 06:37:02 | 野の花日記

キクザキイチゲ
<キンポウゲ科・イチリンソウ属>
キクザキイチリンソウとも言う。

山地の林の中に生える多年草。
根生葉は二回三出複葉で
小葉は羽状に深く裂ける。

早春、
淡紫色(これが見たかったが・)
または白色の花をひとつ開く。

(栃木星野町にて)


 

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セリバオウレン

2012-03-18 06:19:46 | 野の花日記

セリバオウレン
<キンポウゲ科・オウレン属>

山地に生える多年草。
早春、
花茎をのばし
柄のある径1センチほどの白い花をつける。

和名は葉がセリの葉に似ていることによる。

 

 

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座禅草(ざぜんそう)

2012-03-17 06:29:27 | 野の花日記

座禅草(ざぜんそう)
<達磨草だるまそう>
<サトイモ科・ザゼンソウ属>

深山の湿地に生える。

花の姿を
座禅を組んだ達磨に見立てての名である。

花は葉が伸びないうちから咲き
長さ20センチほどの仏像の光背に似た
仏炎苞に包まれ、
熟すと悪臭を放つ。

葉は円心形で、長さ30~40センチある。

 

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セツブンソウ(節分草)

2012-03-16 04:40:42 | 野の花日記

セツブンソウ(節分草)
<キンポウゲ科セツブンソウ属>

日本特産で山地の木陰に群生する小形の多年草。
石灰岩地を好む。
茎はまっすぐ伸び、高さ5センチほど。

葉は不揃いの線形片に分裂して、輪状に並ぶ。
苞葉の中から
花柄を一本直立し、その先端に白色の花を一つつける。
花は径2センチ。
花びら状に見えるのは5個の萼片。

花弁は5個あるが退化して目立たず、
黄色の蜜腺になる。
雄蕊は多数、葯は淡紫色で美しい

 

 黄花節分草

  

俳句歳時記に節分草が無いのが残念だ。

 

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東京の蒲公英

2012-03-13 04:52:19 | 野の花日記

東京の蒲公英

小石の間から春

<俳句歳時記>春
蒲公英(たんぽぽ)
<鼓草・蒲公英の絮(たんぽぽのわた)>

 たんぽゝを折ればうつろのひゞきかな   久保 より江

 たんぽぽや日はいつまでも大空に     中村 汀女

  あたたかくたんぽぽの花茎の上      長谷川 素逝

 たんぽぽの絮のランプを燈もさうよ    内藤 吐天  

 

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ハハコグサ

2012-03-12 07:29:30 | 野の花日記

ハハコグサ(母子草)
<キク科・ハハコグサ属>

路傍や田畑に見られる越年草。
春の七草のひとつで、「御行(おぎょう)」
若い茎や葉を七草粥に用いる。

葉は細長いへら状で
花は黄淡色で、茎頂に散房状につける。
 
東京の道端にて。

<俳句歳時記>春
母子草(ははこぐさ)
<鼠麹草(ほうこぐさ)・ははこ・おぎょう・ごぎょう>

 石仏の嘆き聞く日ぞ母子草    秋元 不死男

 目鼻寄せ羅漢が笑ふ母子草    有馬 篤子

 母子草咲く登呂人の炉跡かも   岡田 貞峰

 笑ひこらへし叱り羅漢や母子草  福田 真沙子

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オウバイ(黄梅)

2012-03-11 11:40:44 | 野の花日記

オウバイ(黄梅)
<モクセイ科・ソケイ属>

観賞用に植えられている落葉高木。
よく分岐し、枝はつる状に伸びて垂れ下がり、
地に着いたところで根を張る。
葉は3出複葉で対生する。
2月過ぎから
葉より先に黄色い花を咲かす。
浅い春に咲くので、
迎春花とも言う。


<俳句歳時記>春
黄梅(わうばい)
迎春花(げいしゅんか)>

  石垣の家黄梅と人妻と    山上 樹実雄

  黄梅の又散り際や検温を   吉田 時子

  黄梅の衰え見ゆる日向かな  高木 晴子

    黄梅や息きらさずに越えし山 鷲谷 七菜子

  

  

 

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ミツマタ(三椏)の花

2012-03-10 09:32:11 | 野の花日記

ミツマタ(三椏)の花
ジンチョウゲ科・ミツマ属>

庭木や公園樹として利用される落葉低木。
枝が三本に分かれて伸びることから
三俣と呼ばれる。

春、
葉が出る前に甘い香りのする黄色い花が咲く。
花は萼が筒状で先端が4つに裂ける。

<俳句歳時記>春
三椏の花(みつまたの花)
<結香の花(むすびきのはな)>

  遠く来て花三椏に暮色濃し   松崎 鉄之助

    三椏の花の日暮の蒼さかな   松崎 あき子

  雲おりてきて三椏の花ぬらす   西山 誠

  三椏の花に光陰流れ出す     森 澄雄

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