れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

サンシュユの花

2012-03-08 07:08:26 | 野の花日記

サンシュユ(山茱萸)の花
<ミズキ科・ミズキ属>
別名ハルコガネバナ・アキサンゴ

樹皮は帯褐色で鱗片状にはがれる。
葉は卵状楕円形で先はとがる。
3月、
葉に先立って黄色い小さな花をつける。
果実は
楕円形で赤く熟す。

<俳句歳時記>春
山茱萸(さんしゅゆのはな)
<秋珊瑚・春黄金花(はるこがねばな)>

  さんしゅゆの盛りの枝の錯落す     富安 風生

  山茱萸の夜明けを阻む雨くらし     水原秋桜子

  さんしゅゆの花晩年の野の光      平原 玉子

   あまりにもさんしゅゆに近くあそびいて 安部 完一

 

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蕗の薹(ふきのとう)

2012-03-07 07:52:55 | 野の花日記

蕗の薹(ふきのとう)
<キク科・フキ属>
蕗の薹や茎を食するので
よく知られている。
早春に地面から顔を出し、
茹でたり、汁に入れたり天ぷらにしたりと、
ほろ苦さが楽しまれている。



<俳句歳時記>春
蕗の薹(ふきのたう)
<蕗の芽・蕗の花・春の蕗>

 
この畦を祝(ほ)ぎに葬(はふ)りに蕗の薹    小原 樗才

 少しづつ違ってどれも蕗の薹            松村 幸一

 塵取に入れて戻りぬ蕗の薹             鈴鹿野 風呂

 見て過ぎし蕗の薹へと後戻り            吉野 秀雄


 

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ヒイラギナンテン

2012-03-06 06:49:51 | 野の花日記

ヒイラギナンテン(柊南天)
<メギ科・ヒイラギナンテン属>
別名トウナンテン
庭木としてよく植えられている常緑低木

まばらに枝分かれする。
樹皮はコルク質で材は黄色。

葉は奇数羽状複葉で、
茎の先に集まって互生する。

春に
総状花序が垂れ下がってつき、
黄色い花を多数つける。

果実は楕円形で、黒紫色に熟し白粉をかぶる。

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クマシデの花芽

2012-03-05 06:15:51 | 野の花日記

クマシデの花芽
<カバノキ科・クマシデ属>

山野で自生、
材は質が固いので
家具や木工品の材料に使用されている。

葉は長い楕円形で葉脈が多いのがポイント。
樹皮は浅い裂け目ができて、はがれる。

花は長さ5~10センチに垂れさがる。

6月のクマシデの実

<img src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/17/534aedfae694bd0245e19b0940c1b98f.jpg">

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キヅタの実

2012-03-04 07:23:34 | 野の花日記

キヅタの実
<ウコギ科・キヅタ属>
別名フユヅタ
山野に生える常緑のつる性植物。
10月~11月にかけて
球形の散形花序に黄緑色で5弁の小さな花をつける。
果実は
球形で黒く熟す。


 

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ガマの穂

2012-03-03 13:51:14 | 野の花日記

ガマの穂の冬姿
<ガマ科・ガマ属>

浅い砂底から直立する多年草。
葉は線形で雌花穂の上に雄花穂がつながってつく。

冬場は、
枯れて風に棉が飛ぶ。

 

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ニワトコの花芽

2012-03-02 04:31:02 | 野の花日記

ニワトコの花芽
<スイカズラ科・ニワトコ属>
別名(セッコツボク)

各地の山野にはえる落葉低木。
若い枝は淡緑色~淡褐色で、
古い枝は樹皮が縦に裂けて落ち、灰褐色になる。
枝や幹の焼いたものは骨折、打ち身などの薬になるので、
木(せっこつぼく)とも言う。
春、若葉と一緒に本年枝の先に円錐花序をだして、
淡黄白色の小さな花を多数つける。
若葉は山菜として食すが、
青酸配糖体(サンブニグリン・コリンなど)を含むので要注意。

夏に赤い実が熟す。

<俳句歳時記>春
接骨木(にわとこのはな)
<接骨木(にわとこ)の芽>
 
  接骨木の花よ故郷はつとに過ぎ    長島 武治

  法医学者にわとこの花を見て興ず   成瀬 桃桜子

  接骨木の花にはじまる旧街道      長谷川 せつ子

  ひそやかに老ゆ接骨木の花や葉や   向笠 和子

  

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ツワブキの花の枯れ姿

2012-03-01 06:24:35 | 野の花日記

ツワブキの花の枯れ姿

枯れてなお花をつけているのがいじらしい。
常緑の葉がつやつやしている。


 

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