れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ガガイモ(蘿藦)の実

2015-12-19 06:47:14 | 野の花日記

ガガイモ(蘿藦)の実
<キョウチクトウ科ガガイモ属>
河原や山野の草地にはえる
多年生のつる性植物。



葉は長いハート形で、
長さ5~10センチ。

まだ青いガガイモの実。


葉の付け根から枝を出して、
小さな星形の淡紅紫色~白色の
1センチほどの花をつける。
花弁の内側には細かい毛が密生して、
白っぽく見える。

下は裂けた状態。


多数の種が折りたたまれて、
絹糸の様な細く長い毛が生えて
風に吹かれて飛んで行く。


糸の先に種子がついて
飛んで行くようにできている。


 

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ウグイスカグラ(鶯神楽)

2015-12-18 05:54:48 | 野の花

ウグイスカグラ(鶯神楽)
<スイカズラ科スイカズラ属>
落葉低木。

先日、森林公園へ行った。
今年は暖冬のためか?
ウグイスカズラ(鶯神楽)の花に出会った。


でも、何となく寒そうに咲いていた。


本来は4,5月、
本年度の枝から長さ1~2センチの花柄を出す。
淡紅色で普通は、1個または2個下垂して咲く。
花冠は長さ1~1,5センチの細い漏斗形で、
先端は5裂する。



液果は6月頃、
徑1センチほどの楕円形で赤く熟す。


実は甘くて食べられる。


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フヨウ(芙蓉)の実

2015-12-17 07:33:39 | 野の花日記

フヨウ(芙蓉)の実
<アオイ科フヨウ属>

花はすっかり枯れて、
球状の実が熟して5裂した
冬姿になっている。

花は一日で萎み、
花弁は5個。

下は7~10月に咲く淡紅色の
徑10~14センチの大輪、
多数の雄蕊は合着して筒状になる。


冬の実の
枯れ色の実はなんだか寂しそうだ。



落葉小低木。
庭木などによく植えられているが、
暖地の沿海地にも自生する。


中にもう種ができている。

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サルトリイバラ(猿捕茨)の実

2015-12-16 06:43:47 | 野の花日記

サルトリイバラ(猿捕茨
<ユリ科シオデ属>
落葉つる性。
葉は良く見つけるのだが、
実がなってる野に出会うのがなかなか難しい。



茎は固く、節ごとに屈曲して
まばらに棘がある。



葉は互生し、円形または楕円形。
緑色の時には、厚くて光沢があり、
巻き髭がある。



下は4,5月頃の花。
葉脈から散形花序を出し、
黄緑色の小さな花をつける。
雌雄異株。
花披片は6個で反り返る。



果実は7~9ミリの球形の液果で、
紅色に熟す。


葉は餅を包むのに用い、
根茎は薬用になる。






 

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オモト(万年青)

2015-12-15 08:15:18 | 野の花

オモト(万年青)
<ユリ科オモト属>
つい先だってまでまだ青い実
だったが、一気に赤くなった。

葉は長い卵形で、
葉の質は革質で分厚く艶がある。

花は、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、
淡い黄緑色をした小さな花
円筒状に密生させる。



実は球形の液果で、
水分の多いやわらかい果皮をもつ果実で
赤く熟す。

 

 

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イヌホウズキ(犬酸漿)

2015-12-14 07:54:30 | 野の花日記

イヌホウズキ(犬酸漿)
<ナス科ナス属>
空き地の隅に、
元気に咲いていたものだ。



花とまだ青い実と熟した艶のある
実を一緒につけていた。



葉は卵形。
花の咲く枝は節の間からでて、4~10個の
花を咲かせる。

花は6~7ミリで白い。

花が終わると柄は下を向き、
7~10ミリの黒い球果をつける。

日当たりの良い空き地にて。

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アカネ(茜)の実

2015-12-13 07:01:35 | 野の花日記

アカネ(茜)の実
<アカネ科アカネ属>
多年草のつる草。


根から染料を取る。
名前のアカネ(茜)は赤の染料(茜染め)
として用いられるのでこの名がある。


茎は四角で下向きの棘があり、
からみつく。



葉は4枚が輪生し、
その内の2枚は杔葉の変化したもの。



下は花で8月~9月に
目立たない薄黄色の小さな花をたくさん咲かす。


山野や藪の縁に絡まっているのを、
見つけることができる。


 

 

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タイワンツバキ(台湾椿)

2015-12-12 06:17:21 | 野の花日記

タイワンツバキ(台湾椿)
<ツバキ科ゴードニア属>
白椿にしては、
葉が分厚く白い花もなんとなく
普通の白椿とは感じが違った。
調べたらタイワンツバキ(台湾椿)だと解った。


台湾、ベトナム、中国原産の常緑高木。



葉は楕円形で互生する。
葉の質は艶があり分厚い。



10月~2月頃、
真っ白な花を咲かせる。


花はぽとりと落ちる。
蜂や蝶の蜜源になる。

 

 

 

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クサボケ(草木瓜)と実

2015-12-11 07:49:02 | 野の花日記

クサボケ(草木瓜)と実
<バラ科ボケ属>
落葉小高木。
土手の日当たりのいいところに、
咲いていた。

小枝には棘がある。
この花の無い時期に、
橙色の徑2,5センチほどの
花をつけていた。
花弁は5個。


果実は3センチほど球形で、
黄色に熟す。
ここではたくさん実をつけていた。

柳瀬川土手にて。


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トベラ(扉)の実

2015-12-10 07:42:29 | 野の花日記

トベラ(扉)の実
<トベラ科トベラ属>
常緑低木。
雌雄異株。
土手の斜面の日当たりのいい所に
赤い実がたくさんなっていた。
何だろうと思って行ってみたらトベラの実が
たくさんなっていた。


葉は密に互生し、
長楕円形で革質。


果は径1~1,5センチの球形で
淡黄色に熟して3つに裂ける。


触ると赤い種子は粘々している。



節分に、この木の枝を扉にはさみ、
邪気を払う風習があったので「とびらの木」
とよばれていたのが、「とべら」 になったそうだ。
海桐花とも書く。
柳瀬川の土手にて。


 

 

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