れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ハマボッス(浜払子)

2016-05-21 07:01:04 | 野の花日記

ハマボッス(浜払子)
<サクラソウ科オカトラノオ属>
越年草で、日本全土の海岸に見られる。

茎は円柱形で、
葉は互生し、長さ2~5センチの倒披針形で、
厚くて光沢がある。




展開する前の葉は密で重なり合う。
茎の先に短い総状花序をだし、
苞のわきに白い花を1個ずつつける。



花冠は径1~1,2センチほどで、深く5裂する。



果実はさく果で、先端に球形の花柱が残る。



5弁の白い花は可愛い。

 

 

 

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ヤセウツボ(痩靭)

2016-05-20 05:17:26 | 野の花日記

ヤセウツボ(痩靭)
<ヤセウツボ科ヤセウツボ属>
帰化植物辞典では、
ハマウツボ科になっていた。
ヨーロッパから北アフリカにかけての
原産で広く帰化している。

一年生の寄生植物。



マメ科、セリ科、キク科などの植物の根から、
寄生根で養分を吸収して春から初夏にかけて
地上に出現する。

茎は褐色の線毛を密生して直立し、
茎の上部に淡黄色で紫色の斑点のある
唇形花を密な穂状に着ける。

千葉、銚子にて。
都会の空き地などに群生しているのを、
見たことがある。


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コウボウムギ(弘法麦)コウボウシバの間違いでした。

2016-05-19 06:46:28 | 野の花日記

コウボウムギ(弘法麦)
<カヤツリグサ科スゲ属>
海岸の砂浜などに生える多年草。
 
 
和名はフデクサとも言い、
根元の古い葉鞘が筆に似ていることから、
弘法大師の筆に見立てたもの。
麦は穂の形による。



根は横に伸びて、茎は節から立ち10~20センチに
なり、先端に穂をつける。


雌雄異株。

日本全土の砂地に生育する。
☆コウボウシバのようです。


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ハマヒルガオ(浜昼顔)

2016-05-18 06:11:21 | 野の花日記

ハマヒルガオ(浜昼顔)
<ヒルガオ科ヒルガオ属>
海岸の砂浜に生えるつる性の多年草。

花は4~5センチ、
花は普通のヒルガオに比べて
薄くロウをかけたような淡紅色。



付け根にある2個の包葉は、
長さ1~1,5センチぐらいで
三角状の卵形をしている。

葉はまるく、
先がへこむものもある。
質はクチクラと呼ぶ透明な細胞膜が
発達しているため、厚くつやがあり、
水分の蒸発を防ぎ、
塩分から葉を守っている。


しばしば、群落を作り、
世界中の海岸に分布する。


 

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サワフタギ(沢蓋木)

2016-05-17 06:43:18 | 野の花日記

サワフタギ(沢蓋木)
<ハイノキ科ハイノキ属>
山野に生える落葉低高木

樹皮は灰褐色で浅く縦に裂ける。

葉は互生し、
倒卵形または楕円形で先端は鋭くとがり、
ふちには細かい鋸歯がある



本年度の枝先から長さ3~6センチの円錐花序をだし、
白い花を密につける。


花冠は径7~8センチで5深裂する。
雄しべは多数、雌しべは1個。


果実は6~7ミリのゆがんだ卵形で藍色に
熟すときれいだ。



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ツクバネウツギ(衝羽根空木)

2016-05-16 07:47:55 | 野の花日記

ツクバネウツギ(衝羽根空木)
<スイカズラ科ツクバネウツギ属>
日当たりのよい山地に生える落葉低木。




葉は対生し、広卵形または長楕円形で
ふちにあらい鋸歯がある。


本年度の枝先に淡黄色の花を2個開く。
筒状鐘形で5浅裂し、内側に黄赤色の斑紋がある。 



雄しべは4個。
雌しべは1個。



果実は線形で先端にプロペラのような萼が残る。







 

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ミヤコグサ(都草)

2016-05-15 06:11:54 | 野の花日記

ミヤコグサ(都草)
<マメ科ミヤコグサ科>
道端や芝生などに生える多年草。

茎は地面を這う。
小葉は楕円形でミツバの形。



薬草名の脈根草「ミヤッコソウ」が
なまったとか、
花の形を烏帽子(えぼし)に見立てて
エボシグサの別名もある。

葉腋から柄をだし、
鮮やかな黄色い蝶形の花を上部に
1~3個、つける。

ミヤコグサの葉は小葉3枚からなり、
基部に2枚の托葉がある。


道端や海岸などの群れて咲く。


似た帰化植物にセイヨウミヤコグサ(西洋都草)があり、
3~7個の花をつけること、葉の表面にも毛があることで
区別をつける。





 

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ツキミマンテマ

2016-05-14 05:42:32 | 野の花日記

ツキミマンテマ
<ナデシコ科マンテマ属>
地中海沿岸原産でオーストラリアに
多く帰化している。海岸の近くで見つけた。
前回のイタリーマンテマとは
違って花びら全部が薄ピンク。


淡紅色の径1~1,5センチの5弁花で、
乾燥地を好む。


葉は楕円形で下部のものでは、
頂部の幅が広いヘラ形。



小さなマンテマのはなにそっくりだ。



砂地に群生していた。



 

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イタリーマンテマ

2016-05-13 09:16:04 | 野の花日記

イタリーマンテマ
<ナデシコ科マンテマ属>
千葉の銚子近くに遊びに行った。
どうみてもたぶん・帰化植物という感じだったが
愛らしい花でした。

地中海沿岸原産の越年生草本。
日当たりのよい海岸の砂地や道端に生える。

葉は対生し、茎の下部ではヘラ形、
先は丸い。

径1センチほどの5弁の花を
一方向に向けて着ける。
花は紅紫色で濃い色。

日当たりのよい砂地でよく咲いていた。

海岸近くで咲いていました。





 

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スイカズラ(吸葛)

2016-05-09 07:01:33 | 野の花日記

スイカズラ(吸葛)
<スイカズラ科スイカズラ属>


山野や道端にはえる半落葉つる性植物。

枝先の葉腋に2個づつ花を咲かす。
唇状に大きく2裂し、
上弁は先が4裂し、下弁は線形。



はじめ、白色でのちに黄色になる。



雄しべ5個と雌しべ1個は
花冠からつきでる。


葉は対生し、
楕円形または長楕円形だが変化も多い。
葉は内側に巻いて冬を越す。


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