熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・日本スイセン咲き始める

2024年01月07日 | わが庭の歳時記
   昨日、春の陽気を思わせる暖かい天気であった所為か、朝、庭に出てみると、一気に日本スイセンが咲き始めていた。
   まだ、ちらほら咲きなのだが、春の到来を予感させて嬉しくなる。
   これまで、適当に庭の片隅に、チューリップなど春の草花の球根を植えてみたのだが、殆ど消えてしまって、日本スイセンだけが、元気に咲き続けて春を告げてくれる。

   春を告げる草花で思い出すのは、オランダのクロッカス。
   まだ、厳寒だと思えるような寒い初春に真っ先に咲き出すのがクロッカスで、クロッカスホリディを祝って、春の到来を喜ぶ。リア王の世界のように暗くて陰鬱な寒い冬が終って、チューリップも菜の花も桜も春の花は同時に一気に咲き乱れる明るい春が、足音を立ててもうそこまで来ているのであるから、嬉しくないはずがない。
   オランダは、梅雨がないので球根は植えっぱなしなので、道ばたや公園などのあっちこっちでクロッカスが咲き乱れる。
   そんな頃、牧場に出ると、生まれたばかりの子羊がヨチヨチ歩きしていて、小川のあぜ道では、親鳥に引き連れられた白鳥の雛鳥たちの行列が見られて、寒さに震えながら、春の予感を噛みしめる。
   キューケンホフのチューリップ公園が開園するのは、そのずっと後である。

   さて、日本スイセンだが、原産地はスペインやポルトガルのようで、中国経由で日本に渡来したという。
   小花でシンプルなのが良い。
   わが庭には、黄色と白の八重咲きが植わっていて、今、黄色い花が咲いている。
   
   
   

   椿は、菊冬至が咲き続けている。
   
   
コメント
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