私の『酒蔵みてある記』参加も3回目になりました。今回はメインの目的地が「神楽酒造」でございます。
近鉄湯の山線の四日市から1駅の中川原駅で下車。今回もたくさんの参加者が集まっています。
駅を出たところで駅員さんがルートマップを配ります。もらった参加者は一斉に出発。
ちょっと残念に感じたのが参加者のマナー。細い道を広がって歩いて地元の通行者の迷惑になっていました。
今回、前半にあまり見るところがなかったのですが、春の丘への上り坂でようやく歩くのが楽しくなってきました。
竹林を歩くのも風情があります。
春の丘の先には夏の広場があり、そこから見た四日市の工場地帯。
下りの山道は落ち葉が敷き詰められていました。前日大雨だったので、足下に気を使いながら下りました。
1時間ほど歩いたところで、参加者が行列しているので、ここが神楽酒造だとわかりました。
テントに神楽酒造のウェルカムボードが。神楽酒造一同さんの暖かさを感じました。
『神楽』の一斗樽と抽選の特賞の牛の便のお酒(と思います)。
おみくじのようなくじを引いたら「特製・・・」と書いてあったので、一瞬舞い上がってしまいましたが、何のことはない、全員に当たる参加賞のおもちでした(笑)。
くじで当たった焼き餅の引き換えは長い行列になっていました。
会場には紅白の幕がかけられており、お祭りのような雰囲気でした。
地面に座って弁当を食べる参加者も。風がちょっときつかったですが、のどかな感じ。
こちらのお餅は有料(100円だか200円)。
甘酒は無料でした。おろし生姜もあり、それを入れていただきました。
カラフル漬、おにぎり、ゆで卵も売っていました。
なんとふるまいのお餅は杵づきのものでした。蒸し上がった餅米を臼に移して、どんどんついていました。参加者につかせたりもしていました。
大内山の天然鮎が200円。のこり14匹とか言われて1尾予約しました。
手羽先は3つで200円(だったかな?)
くじで当たった(?)焼き餅と鮎。鮎は子持ちでした。
『神楽』の利き酒はもちろん無料。
4種類の酒が販売されていました。それぞれ利き酒させてもらえました。珍しかったのが『丹』。紅麹を使って製造しているとのこと。
酒造内の見学は自由で、順路表示までありました。
大きな液晶テレビが設置されていて、日本酒ができるまでのビデオと神楽酒造の建物の解説ビデオが放映されていました。なかなかPRに気合いが入っています。
神楽酒造を出て少し歩いたところに「室生神社」が。傾斜のきつい石段がいい雰囲気。上まで登ってみましたが、こぢんまりした神社でした。
さらに先に行くと四郷郷土資料館が。もともとは四日市市四郷村役場の建物だったそうで、当時はずいぶんモダンな建物だったのでしょう。
さらに少し歩くといきなりハイキングのゴールである西日野駅に着きました。この駅は始発/終着駅なので、レールの最後に車両止めがあります。
車両はかなり小さく、3両編成で真ん中の車両は横向きベンチシート。端の車両はそれぞれの向きに座席が1つ1つ向いて設置されていました。
私は後ろを向いて座り、四日市まで戻りました。
今回買ったのは、純米酒『神楽』(1,000円)と『丹』(1,050円)。それぞれ720mlです。
美味しかったですが、私の舌はそれほど肥えていないので、どちらも普通の日本酒の味に感じました(失礼!)。
それと冒頭の写真の枡(300円)。なんといっても獅子舞の絵がユニークで気に入りました。
目立たないところの棚にひっそりと置いてあり、見逃してしまいそうでした。他に「神楽」銘入り徳利と猪口もありました(値段不明)。