これまでで一番勉強になった研修会

今日は目黒の研修センターで「メンタルトレーニング」の研修を受けてきました。正直なところ、教育委員会が主催する研修で、良い研修だったと感じられたことが少ない私ですが、今回は参加して本当に良かった。勉強になりました。

講師は福島大学の白石豊先生。引退をも考えていた女子バスケットオリンピック日本代表の萩原選手を立ち直らせた方です。さっそく白石先生の著作もネットで購入しました。

講演のポイントは数々ありましたが、選手の意欲をなくさせる指導のチェック項目が参考になると思いますので書いておきます。

1)すべてに完全を要求していないか
2)欠点をさがしては、指摘していないか
3)達成不可能な無理な目標を持たせていないか
4)常に他人と比較していないか
5)プロセスより結果を重視していないか
6)自発性を損なっていないか(どうせ、ほらごらん、やっぱり)
7)人の前で恥をかかせていないか
8)「かくあるべし」を強調していないか

試合に勝てる人は、試合をする前から自信にあふれている。勝ったから自信がつくのではなく、勝つ前から「セルフイメージ」が大きく広がって自信にあふれるように子ども達を指導していくことが大事なんだなぁと思わせられました。
(分かりにくい書き込みですみません。うまく書けません。辰巳っ子の成長した姿で証明します。)
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スパイク指導

今日のスパイク指導でアタッカー陣が目覚めました!(我ながら驚き!)

指導のポイントは「ミートの瞬間のスイングスピード」です。

①大振りすることなく、バックスイングは小さめに。

②右利きはジャンプした直後に左の手でボールをつかむように
 追いかけ、右の手は親指と人差し指でねらいを定める。

③打つ瞬間まで頭の近くで振り出しを我慢し、今打つ瞬間だ!という一瞬でボールをミート。この時の腕の振りの速さがスパイクの強さや安定感を決める。

これにより、ほとんど全員がスパイクのレベルアップに成功!「指導がバッチリはまったな!!!」という手応え十分の指導法でした。

かといって、明後日の大会に間に合わせようなどという気持ちはありません。あくまでも目標は来年です。今日のヒット指導を私自身が忘れることなければ、1ヶ月ほどで驚異的な攻撃力に育てられるのではないかと思います。
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「ありがとう」の心

ペプシカップの大会スローガンは「ありがとう」です。
私はこのスローガンがとっても素敵だと思っています。この「ありがとう」があるからこそバレーボールもやったことのない人間である私がこれまで指導を続けることができたと言っても過言ではありません。

先週までバレーボール選手としての「やさしさ」ということを指導してきましたが、今週はいよいよ「ありがとう」の心を育てていこうと思います。そのスタートとして、今日は私自ら「ありがとう」を実践することにしました。昨日のB大会で一生懸命応援してくれた5年生。廊下で立ち止まって話ができた数人に「昨日は応援に来てくれてありがとうね。君達のおかげでいい試合ができたよ。」と言葉をかけました。すると、すごく嬉しそうな笑顔を返してくれた。やっぱりこういう感謝の心は指導者が模範を示すことが一番大事だったなぁとあらためて思いました。
私の性格上、こういう行動はちょっと照れくさいですけど、子ども達に「やりなさい」という以上はそんな壁を作ってはいられませんね。

どうですか?
保護者の皆さんも一緒に「ありがとう」を実践していきませんか?
辰巳っ子たちがものすごく良い選手に成長すると思いますよ!
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