新チームのスタート

今年の都大会は夢と消えましたが、今日から気持ちを切りかえるために、支部大会2日目の順位決定戦を新チームのスタートという意味を持たせました。「ここから何連勝していけるか記録を作ろうよ」という私の呼びかけに、純粋にやる気になったところが子どもたちのえらい所です。セット数で計算していくよと言ってあるので、現時点で6勝0敗とさせていただきます。

今日は3試合やって全勝。支部第9位となりました。教育大会が9位、ペプシカップが12位ですから、今年のチームはこのあたりが実力だったのでしょう。

さて内容は、簡単なミスをして点をあげてしまうことが多く、1試合目などは2セットで29点取られたうち、24点までがこちらのミス。サービスしすぎでした。私からの
「お人好しだねぇ~、君たちは~」
の言葉に、笑顔で反応している姿から、次はもっと良いプレーをしようという意欲が感じられました。
次に、
「昨日の男子は、相手がタイムを取ったら、自分たちでよっしゃ~って盛り上げてベンチに返ってきたよ。これが自主性なんじゃない。自分たちで試合をしようとしているよね。君たちは喜ぶことまで先生にやらされているんじゃないの?」
見ていた保護者の皆さん、どうでしたか?少しは雰囲気が良くなったと思いませんか?「男子効果」ありありです。

(ここからは辰巳のスーパーエースへの伝言です)
ところで、今日はもっと素晴らしいことがありました。
エースの心の成長がチームに大きな影響を与える。どうしたらいいかなぁ?と悩んでいた私は、おとといの帰り際に宿題を出しておきました。
「辰巳のホームページの掲示板をできれば毎日読むんだよ。これ、宿題!」
いやぁ~、忘れずに読んできましたねぇ~!昨日の男子のハチャメチャぶりを今朝読んだようで、「井上車をこわしたんだって!」としゃべっていましたね!
すごいぞ!!!先生は本当に心から嬉しかったぞ!!!
この掲示板をしっかり読んでいけば、絶対に成長するからね!
さあ!今日、教えたことをここに残しておきますよ。

君は、試合でビックリするほどすごいスパイクを打てた。それが相手の顔を直撃し、メンバーチェンジするほどダメージを与えました。試合後、私はこう言いました。
「あのスパイクを当ててしまった子のところへ行って、『大丈夫でしたか?』と声をかけてくるんだよ。それは、バレーボールというのは自分のチームと相手のチームがいるから試合ができるのであって、試合が終わったら同じバレーボール仲間なんだよ。だから相手のことまで心配してあげることが大事なんだ。そうやって試合に関係のある全員に心を配れるようになれば、君はもっともっとバレーボールがうまくなるよ。」
そして君は素直に相手のことを心配してくれました。
こうして今日、君はひとつ心に宝をしまいました。なくさないように、大切に使ってください。宝だと言って、しまっちゃうんじゃないよ。この宝は使えば使うほど輝くからね!!!君の心の宝がまぶしいくらいに輝き始めた時に、辰巳ジャンプは本当の強さを発揮するでしょう。その日を楽しみにしています。

(辰巳っ子がみんな読めるように、あえてこういう内容を書きました)
コメント ( 0 ) | Trackback (  )