戦う心  再び

3ヶ月ぶりのブログ更新となります。
ミカサ杯教育大会での都大会出場を目指してチャレンジしてきた辰巳ジャンプでしたが、最後の1試合で残念ながら負けてしまい、予選敗退となりました。そして負けたチームによくありがちなことですが、今年のエースアタッカーとして育て上げようと思っていた子が退部しました。理由は私の指導について、保護者が納得できなかったこと。これに尽きます。指導の方針について説明不足でした。ほとんど初心者状態に近いチームだったので、秋の東京新聞杯で都大会出場するしかないと思い、今は厳しい指導をし、精神面・体力面を鍛えておこうと計画しての指導だったわけですが、それを保護者に理解していただく努力を欠いてしまいました。

さらには中学受験のため、レギュラーが休部状態になり、残念ながらほぼ0からの再スタートを切らなくてはならないチーム状況におちいりました。こうなると正直なところ、私の気持ちも下がってしまい、このブログに記事を書くエネルギーすらなくなっていたのが本音です。

では、3ヶ月ぶりの更新意欲が湧いたのは何故でしょうか?
それはやはり残った子供たちの頑張る姿に勇気を与えられたからです。

4月8日(土)には、初めての練習試合として、板橋区のドロップジュニアさんにお邪魔しました。このチームは中学生のチームも創部し、自分の中学校にバレーボール部がない子や、部活動だけでなく、もっと練習したい子を受け入れている希少なチームです。辰巳ジャンプの卒部生で、中学のバレーボール部が思うように活動できない男子のテンマや女子のサエが、何とかバレーボールの試合がしたいと所属し、「ヤングバレーボール大会」という全国大会に出場することができた、恩あるチームなのです。この二人が小学生時代に所属した辰巳ジャンプとの練習試合をぜひ実現したいと動いてくださり、練習試合が実現しました。

ブログ更新をできなかったこの3ヶ月間、実は子供たちの体調も今一つで、6人そろってまともに練習試合をできたことがありませんでした。なんだかいつも5人バレーボールをして、その場しのぎのような練習試合を続けていました。4月8日(土)は久々に6人そろってのバレーボールをすることができ、いろいろなことを試すこともできて、私としては今後の1年間の見通しが立ちました。そういうプラスの意味で、やっとブログに記事を書く気持ちになれたということです。

3か月前の失敗を繰り返したら終わりだという気持ちが私の中にありましたので、子供たちのモチベーションが高まるような指導を心がけて指示を出し続けました。特に経験の浅いレシーバーの二人については、徹底的にプラス評価を続けました。その甲斐あったのか、二人とも挑戦的なレシーブやサーブを続け、1日でかなり上達してくれました。


指導者があきらめたらすべては終わるでしょう。
ブログを更新したことで、指導者の私が、子供たちの新しい手応えを得ていることを、チームの保護者の皆さんは感じてください。
チームに残った子供たちを心底大切に育てていきたい、子供たちにいい思いをさせてあげたいと強く決意しています。



また、あらためてこのブログに書いておきます。
辰巳ジャンプは、7月末に行われるアンダー10バレーボール都大会までに6人の新入部員をそろえて、チーム全員で試合を応援し、小学生バレーボールの楽しさを心から感じる状態にします。
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