今年度に入り、学校公開をすることができていません。
このことは、学校としても不本意なことであります。
2学期中には必ず学校公開しますので、もう少しお待ちください。
その分を、せめてこのページで校長の目を通してお伝えしていきます。
2年3組に授業観察に入りました。その良さを紹介します。
(1)子どもたちと一緒に立てた学習計画を掲示してあり、これまで学んだことに立ち返るきっかけにしている。
(2)「微音読」に取り組んでいる。微音読をすると、子どもたち全員の読む力がじわじわと伸びる。
(3)矢口小の授業モデルの一つだが、個人作業の時間には、タイマーを使って「タイムプレッシャー」をかけている。
※タイムプレッシャーをかけると脳が作業の完成形を追いかけるようになり、自然に活性化されます。
(おすすめ)大人も自分自身にタイムプレッシャーをかけると仕事の能率が必ず上がります。
(4)必ずチームでの学び合いが入る。
※今年度の本校の研究重点は伝え合いの中の「受け止める力」です。
(お願い)保護者の皆様からも、お子様をどう受け止めているか、学校にお知恵を拝借できると助かります。
(5)ワークシートの活用で、どの学級でも共通レベルで指導する。
(6)今日学んだ「じゅういのくふう」の中で、子どもたちをワラビーに同化させ、じゅういさんへのメッセージを書かせた。
※低学年段階だと、登場人物や登場キャラへの同化(それになったつもり)がとても大事です。
こうして学んだ子どもたちの、ワラビーのじゅういさんへのメッセージを6人紹介します。
「ちりょうしてくれてありがとう。またはぐきがはれたら、なおしにきてね。」(女子)
「なるべく早くちりょうしてくれてありがとう。」(男子)
「はぐきがいたかったから、なおしてもらって、いたくなくなったよ。」(女子)
「はぐきがはれても、なおしてくれたから元気になったよ。」(男子)
「3人のしいくいんさんにおさえてもらって、あんしんしたよ。」(女子)
「ちりょうするときいたかったよ。しいくいんさんたちがなおしてくれて、とてもかんしゃしているよ。」(男子)
同じような内容のメッセージになりますが、一文字違うだけでも、その差を読み取るのが、私たち教員のお仕事となります。