全校朝会「1万時間の法則」

今日は高学年向けの話になります。
校長先生はスポーツが好きなので、スポーツの話が多くなってしまいますが、昨日は野球で日本が世界一になりました。
今日のまだ朝が明けないうちに、ヨーロッパで試合をしていた卓球の伊藤選手も世界一になりました。
一流選手の中ではこんな言葉がよく聞かれます。
「1万時間の法則」といいます。
どんなことでも1万時間努力すれば、一人前になれるという法則です。
スポーツはもちろん、ピアノの演奏、科学者になること、会社で一流になること、歌手になるとか、どんなことでもまずは1万時間かければ通用する力をもてるということです。
これが2万時間になると日本一レベル、3万時間でオリンピック出場レベル、4万時間で金メダルを争えるレベルとも言われています。
ふりかえって、これを勉強に当てはめてみると、日本の小学校・中学校の9年間で授業を行う時間は全部で8830時間(令和2年度新学習指導要領より)です。
1万時間には少し足りないですね。だから宿題もやり、補習もやり、読書もする。中には塾で勉強する人もいます。こうして1万時間を超えていきます。
ですから、学校の勉強は1時間でもおそろかにしてはいけないんですね。
学校の勉強をしっかりやれば、日本の社会の中で、なんとか生きていける力が身に付くのです。
さらに努力を重ねれば、もっともっと自由に生きていく力が伸びることでしょう。
今日は、1万時間の法則を教えました。
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