3年国語「秋の楽しみ」

3年生の国語の授業を参観しました。秋に関わる言葉を集めて、簡単な詩を書くことを計画した言語能力を高めるための授業でした。
今日は詩を書く前の段階で、秋に関わる言葉を思い浮かべ、それを交流し、知っている言葉(詩の材料)をできるだけたくさん増やすことをねらいにしての担任の指導でした。
この授業の中で、様々なチャレンジがありました。

(1)児童のイメージを広げるための、秋に関わるイラスト掲示
(2)思考ツール(マッピング)による個人での拡散思考
(3)五感に注目させるための「五感マーク」の活用
(4)個人作業時の担任の声掛けによる、児童の言葉意識のふくらませ
(5)ICT活用による活動の「仕方提示」
(6)児童同士の伝え合いを引き出すための「伝え合いブック(お返し言葉を記載)」の活用

とても計画的な授業の中で、児童は一人ももれなく個人作業、グループ作業に笑顔で参加し、次時に行う「詩の創作」への意欲を高めていました。
最後には、ある子から「もっと発表したいです!」という嬉しい声があがりました。

下の画像は、この授業を私が記録した「マインドマップ」です。思考の整理や拡散に使うためのツールです。
マインドマップのくわしい説明を入れると、文章が膨大な量になってしまいますので、読み取れるように大きめの画像にして掲載します。
マインドマップは、よく「天才を生み出すノート術」と言われ、いったん身につけると仕事や勉強にとても大きな力を発揮します。
来年度のサマーワークショップでは私が講師となって、「マインドマップ講座」をやらせてもらおうと思っています。
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避難訓練での話「正確な情報と正しい判断が身を守る」

今日の避難訓練は、理科室から火災が起こり、しかも放送機が故障しているという状況設定での訓練でした。
児童の皆さんの訓練態度は、整然と避難をしたし、今も静かに話を聞けています。ですから、合格レベルだとお伝えします。
しかし、ここからする話は、大人も子供もよくよく考えながら聞いてください。
まず、今日は理科室から出火ということでしたが、理科室まで消火器を持って駆け付け、初期消火の訓練をした人はいませんでした。
私一人だけで、廊下にある消火器を2本持っていきました。
そうなると、今日の状況というのは、理科室の火を消すことが難しく、大きな火災となった可能性があります。
皆さんが避難してきた道は、本当に安全だったでしょうか。
このように振り返ると、おそらく正面玄関を通って避難してきた最後のクラスは、煙にまかれて危険だったように想像できます。
避難する出口は保健室にもありますし、校庭ではなく、校舎の外側の道路に逃げ出す出口もあります。
今の状況はどうなっているのか、そしてどのように避難することが最も安全なのかをいつも考え、自分の判断力を高めていくことが大事です。
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