挨拶は、いつでもどこでもだれとでも、さわやかにするものですね。
それでは朝の挨拶をしましょう。
「おはようございます。」(各教室から「おはようございます」の大きな声)
素晴らしい挨拶の声が、職員室まで届きました。
矢口小学校の誇りといわれるものの一つに、挨拶のよさがあります。
学校にお客様がいらっしゃると、みんなが廊下で挨拶をしてくれるので、「矢口小の子どもたちは、よく挨拶ができますね。」といつもほめてくださいます。
挨拶の「挨」の漢字の意味は、心を開くという意味です。
「拶」は近づくという意味があります。
挨拶とは、自分の心を開いて、相手との距離を縮めるという意味があります。
校長先生は教師1年目を、大田区の雑色にある城南特別支援学校の高等部でスタートしました。
身体が不自由で車いすを使っている子や、病気で体が弱い子が通っています。
先生は高校生の担任でしたから、働ける子は、何とか会社で雇ってもらえないかと、たくさんの会社の社長さんにお願いに行きました。
その時に、「会社で働く上で、一番大事なことは何ですか?」と質問すると、どの社長さんからも、「挨拶ができるかどうかですよ。」と答えが返ってきました。
「仕事は会社に入ってから覚えればいい。しかし、挨拶はその子がこれまで生きてきた習慣だから、それができるかどうかが大事だ。」ということなのです。
このように、挨拶はとても大事なことなのです。これからも矢口小学校の挨拶は、日本一、世界一、いや、宇宙一といわれるくらいに大切にしていきましょう。
「挨拶は、いつでも、どこでも、だれとでも」です。