立派な卒業式でした 【マインドマップ キャリア教育】

本日、勤務校の卒業式でした。

私は6年生の担任、式当日の担任はあまりやることがないものなんです。
教職員、PTAの皆さんにおんぶにだっこで、作っていただいている流れに乗っかっていればOK。子ども達の指導に集中できます。

今日の卒業式は本当に良かった。心が温かかった。
天候も暖かかく、文句ない状況。その上に保護者の皆さんが作り出してくれた「子ども達を誉め称える空気」に私は感動しました。
「6年1組 ○○○○」と私が呼名して最初の一人が証書の授与をされ、礼をした瞬間、予期していなかった拍手が保護者の皆さんから起こる。その言葉にはできない何とも言えない拍手の音。大切な子ども達のことをみんなで見守ってきたその心がジ~ンと伝わってくる音。私は拍手の音に心を揺さぶられるという人生初の体験をさせていただきました。

子ども達一人一人がさわやかに語っていった「未来への抱負」も会場にいる人たちの感動を呼ぶに十分なものでした。
「具体的な夢」とそれを実現するための「ビジョン」を堂々と語る姿に、式終了後、来賓の方々から「これだけの夢を語る小学生によく育てましたね。」「しっかり考えられている子ども達の抱負でした。」と感想も寄せられました。

実は4月当初、私が校長に提出した自己申告書にはこのような公約を書いておきました。

【今年度の目標】
「将来のビジョンまで見えるような働きかけを行い、そのためには今何をしていなくてはならないのかを自覚した児童を育成する。」

【目標達成までの具体的な手立て】
「11月の卒業文集を書き始める頃までに、児童に将来の夢をできる限り明確に計画するように促し、その夢の実現のために今の学習を積み重ねていくことが必要なのだと自覚させる。」

「3月の卒業式を目指して『夢との対話』を継続させ、最後の授業である卒業式で聞いている人に感動を与えるような抱負を述べられるだけの内面の耕しを行う。」

書いて意識していけばその通りになるわけで、卒業式に参加している人が驚くような6年生になったことで今年度の目標は達成したと思っています。



ところで!
マインドマップに始まり、日本中にムーブメントを起こしてきたこの子たちに贈る最後の言葉はどうしようと考えていたところ、「私の言葉はいらないから、小学校最後のマインドマップを描く時間をあげよう」と思いつき、短い時間で描けるように「セントラルイメージ印刷」「ブランチ指定」のマインドマップを用意し、15分くらいかけて「卒業式のイメージトレーニング」をさせました。







描かせた甲斐あり、卒業式の声や態度は合格点をあげられるものになりました。

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