敗者復活ならず

今日は男子の敗者復活戦で武蔵村山市まで遠征でした。
敗者復活戦なので、けっこう楽な試合ができるのかなぁと思っていたら大間違い。どのチームも個性豊かな良いチームではないですか!東京という地域は一筋縄では行きませんね。

結果は残念ながら敗者復活ならず。これで男子の都大会も夢と消えました。
しかし、今日も男子は良い試合をしてくれました。なんだろう?試合が終った後に「さわやかさ」が残るんですよね。試合を自分達で盛り上げているし。すごくまとまり感を感じるんですよね。そう考えると、男子は「自然に応援したくなるチーム」になってきたのではないでしょうか。この辺は「敵ばかり作る」女子チームにない面です。女子に良い影響を与えてほしいですね。

試合後、子ども達の1年間の努力を労うためにゴチタイムでマックへ。
イノッチ車内でムシャムシャと食べたら元気いっぱい(笑)そのうち車内で暴れだし、なんと「車内カーテン」と「リアエアコンの噴出口」を破壊してくれた!(怒)
私の雷をあびた彼らは意気消沈。青梅街道は北原交差点~山手通りの間、車内は音もなく長い静寂が支配する。しっかり反省しているなぁ~と思い、信号で止まった時に後ろを確認すると・・・・・寝てる~~~~(苦笑)
まったく笑わせてくれる男子チームです。

車内を破壊したドラゴン族の皆さん!ご心配なく!
すでに二度と君達に壊されないくらいに頑丈に直しちゃったぜぃ!!!!!
ハッハッハァ~(爆笑)
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「ありがとう」のミーティング

今日は「ありがとう」について全員ミーティングをしました。

始めに、先日の5年生の応援に対して「ありがとう。君達のおかげでBチームは力が出せました。」とお礼を言わせていただきました。そこから「ありがとうの心」について話し合い。辰巳っ子たちに6つのありがとうを考えようと投げかけ、5つまではすぐに出てきました。我がチームながら良くできた子たちだと嬉しくなりました。

1、家族へのありがとう
 いつも応援してくれる家族に感謝しなくてはいけない。バレーボールをやらせてくれることに対してもありがとうと思わなくてはならない。

2、チームメートへのありがとう
 バレーボールは1人ではできない。チームメートがいるから試合もできるし、みんなの協力・団結で試合も勝てる。だから仲間に対して感謝しなくてはならない。

3、先生に対してのありがとう
 イノッチ先生に対して教えてくれてありがとうと言わなくてはならない。(私から・・・他チームの監督さんや親にも見守られて試合しているのがバレーボール。だからすべてのチームの方々にありがとうの気持ちがなくてはね!)

4、体育館に対してありがとう
 辰巳ジャンプは練習が終った後、体育館に対して「ありがとうございました」と感謝の気持ちを言う。体育館が使えるから良い練習ができる。だから体育館があることにも「ありがとう」と言いたい。

5、大会役員の皆さんにもありがとう
 大会を開いてくださる役員の人たちがいるから試合に出られる。審判の方、運営している方、すべての方々に「ありがとう」の気持ちを持たなくてはならない。

 なんとここまでは辰巳っ子たちから意見が出てきました。素晴らしい子ども達に恵まれている我がチームです!!!指導者の私が「ありがとう」と言わなくてはなりませんね。

さてさて、問題の6番目のありがとうです。これだけは子ども達からは出てきませんでした。皆さん、なんだと思いますか???

それは・・・

6、自分に対して「ありがとう」
 健康でそれほど深い悩みもなく、一生懸命バレーボールの練習に励むことができる自分の身体に「ありがとう」と言ってあげなさい。運動がしたくてもできない人もいる。少しつらくてもこうしてバレーの練習ができることはありがたいことなんだ。一流の選手はみんな、自分の身体に対して「ありがとう」という気持ちを持っています。柔道の谷選手も、マラソンの野口選手も、自分に対して「ありがとう」と言っています。自分を大切にしてほしい。自分に対して「ありがとう」と言えるくらいに自分を大切に。

これが今日もミーティング内容でした。

もう1度、書いておきましょう。
こんな話し合いができる辰巳っ子はすごいです!
私は、この数週間、こうした話し合いをできて本当に良かったと思っています。明日からの指導ももっともっと良くしていってあげたいと思います。
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これまでで一番勉強になった研修会

今日は目黒の研修センターで「メンタルトレーニング」の研修を受けてきました。正直なところ、教育委員会が主催する研修で、良い研修だったと感じられたことが少ない私ですが、今回は参加して本当に良かった。勉強になりました。

講師は福島大学の白石豊先生。引退をも考えていた女子バスケットオリンピック日本代表の萩原選手を立ち直らせた方です。さっそく白石先生の著作もネットで購入しました。

講演のポイントは数々ありましたが、選手の意欲をなくさせる指導のチェック項目が参考になると思いますので書いておきます。

1)すべてに完全を要求していないか
2)欠点をさがしては、指摘していないか
3)達成不可能な無理な目標を持たせていないか
4)常に他人と比較していないか
5)プロセスより結果を重視していないか
6)自発性を損なっていないか(どうせ、ほらごらん、やっぱり)
7)人の前で恥をかかせていないか
8)「かくあるべし」を強調していないか

試合に勝てる人は、試合をする前から自信にあふれている。勝ったから自信がつくのではなく、勝つ前から「セルフイメージ」が大きく広がって自信にあふれるように子ども達を指導していくことが大事なんだなぁと思わせられました。
(分かりにくい書き込みですみません。うまく書けません。辰巳っ子の成長した姿で証明します。)
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スパイク指導

今日のスパイク指導でアタッカー陣が目覚めました!(我ながら驚き!)

指導のポイントは「ミートの瞬間のスイングスピード」です。

①大振りすることなく、バックスイングは小さめに。

②右利きはジャンプした直後に左の手でボールをつかむように
 追いかけ、右の手は親指と人差し指でねらいを定める。

③打つ瞬間まで頭の近くで振り出しを我慢し、今打つ瞬間だ!という一瞬でボールをミート。この時の腕の振りの速さがスパイクの強さや安定感を決める。

これにより、ほとんど全員がスパイクのレベルアップに成功!「指導がバッチリはまったな!!!」という手応え十分の指導法でした。

かといって、明後日の大会に間に合わせようなどという気持ちはありません。あくまでも目標は来年です。今日のヒット指導を私自身が忘れることなければ、1ヶ月ほどで驚異的な攻撃力に育てられるのではないかと思います。
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「ありがとう」の心

ペプシカップの大会スローガンは「ありがとう」です。
私はこのスローガンがとっても素敵だと思っています。この「ありがとう」があるからこそバレーボールもやったことのない人間である私がこれまで指導を続けることができたと言っても過言ではありません。

先週までバレーボール選手としての「やさしさ」ということを指導してきましたが、今週はいよいよ「ありがとう」の心を育てていこうと思います。そのスタートとして、今日は私自ら「ありがとう」を実践することにしました。昨日のB大会で一生懸命応援してくれた5年生。廊下で立ち止まって話ができた数人に「昨日は応援に来てくれてありがとうね。君達のおかげでいい試合ができたよ。」と言葉をかけました。すると、すごく嬉しそうな笑顔を返してくれた。やっぱりこういう感謝の心は指導者が模範を示すことが一番大事だったなぁとあらためて思いました。
私の性格上、こういう行動はちょっと照れくさいですけど、子ども達に「やりなさい」という以上はそんな壁を作ってはいられませんね。

どうですか?
保護者の皆さんも一緒に「ありがとう」を実践していきませんか?
辰巳っ子たちがものすごく良い選手に成長すると思いますよ!
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結果は残念、内容は満足

今日は江東区のBチーム大会。辰巳ジャンプBは2試合とも大接戦でしたが惜しくも2連敗でした。なにせ、
辰巳 1{21-12,18-21,20-22}2 大JC央
辰巳 0{12-21,16-21}2 三SN
という得点が物語るように、よくねばってつなぎ返した試合ができました。1セット目のサーブの調子が続けばもっと良い結果になったと思いますが、試合経験の少ない2~4年生の子どもたちに1日を通して調子よくやってほしいと期待する方が酷です。
私は今日はいつもとちがって、いたって冷静にベンチを務めたつもりです。あわてずさわがず。それは現時点での4年生の「適性」を見きわめたかったからです。今後の指導として何が必要なのか。だれをどのポジションにつければ最高のパフォーマンスが出せるのか。動いているボールはほとんど見ずに、子どもたち一人一人の動きを集中して見ていたので、いろいろと気づくことがありました。
本当はこういうことは練習試合でやるべきなのでしょうが、公式戦の行動は普段の行動とはちがうとも思い、じっと見ている1日でした。
その分、「絶対に応援に来るべきです」と厳しく言いつけて会場に来させた5年生男女が大きな声で盛り上げてくれたので、私が静かにしていたことはお許しくださいませ!辰巳っ子たちよ!

さて、大事な時期にあえて応援に来させた5年生。他チームからは「練習しないでいいの?」と言われたようですが、下級生のことを応援するという「心を育てる」ことが今日の練習だったのです。5年生は学年単独でチームが組めることの弊害で、下級生に対する態度が少々冷たいところがあります。ここ数週間、練習をつぶして授業までして考え合ってきた「やさしさ」を今日は発揮できたでしょうか?それは一人一人が自分の心に問いかけてみないと分からないことです。

都大会に向けて、私たち辰巳ジャンプは、自分のためだけでなく、どうしても出場しなければならない理由があります。どうしても開会式に出なくてはならない。負けられないゾっ!!!みんなで頑張ろう!!!

ハイ、ではこれから支部大会の代表者会議へ出席してきます。
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