地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第七ジャカルタ炎鉄録 (7) JR103系高運

2015-10-02 00:00:00 | インドネシアの鉄道


 昨晩は、いつもお世話になっております『インドネシア鉄道の旅』著者でおられます落花生。様の一時ご帰国を記念しまして、横浜市内のとある鉄道テイストな居酒屋にてインドネシア鉄の宴が開催されました。とはいえ、件のジャワ新幹線問題 (一体何だったのか……) について少々語ったほかは、例えば落花生。様謹製のインドネシア国鉄車両の模型のリアルすぎる雰囲気に「ドヒャー!」と一応驚いたり、全国各地の濃厚な鉄道車両を巡り歩かれている伝説のサイト『大阪の鉄チャン大はしゃぎ』の大はしゃぎ様 (OM様) と初めてお会いしたり、あの○○のこんな○○について「うぉぉぉ!!」と興奮したり、バス趣味の奥深さに頭がクラクラしたり……もう何が何だか (笑) という感じで、極めて濃厚なひとときを過ごさせて頂きました。落花生。様及び幹事のOG様をはじめ、ご参加の皆様にはどうも大変お世話になりました!!

 それはさておき、205系ハエ編成の正面衝突やら、ナハ編成のクハ2両抜き10連 (10連不足補充対策) などなど、偶然にもよるにせよ205系の無駄遣い気味な状況が伝わって来ます。それだけに、稼働車は残り8両となって久しく、何時全車離脱してもおかしくない……という103系の無事長久ぶりが、にわかに際立っているように感じられるのは私だけでしょうか (^O^)。



 しかも今回は、活動初日の朝まで、てっきり103系は離脱済みと思っておりましたので、なおさら「思いがけない再会」をしみじみと感じます……。そんな103系、基本的には昨年と同じKCJアルミ車風塗装でありますが、昨年と比べて極めて大きな変化が一点だけありました。それは、中間で連結し合う2両の先頭車から女性専用車ラッピングが剥がされたこと……!
 既に、4連を基本とする103系やKFWについては、8連運用時に中間になった先頭車の女性専用車としての扱いをしないという不文律があり、実際にヤローが遠慮無しにズカズカと中間の女性専用車に乗り込んでいたわけですが、最早103系については8連のドゥリフィーダ運用のみと割り切ったためでしょうか、紛らわしい女性専用車ラッピングは最早不要!となったようです。したがって、昨年8月と今年8月では、それぞれ全く異なる103系の記録となり、いや~本当に来た甲斐があった!というものです (^o^)。
 欲を言えば、突発的な理由により、KKWラッピング無しの先頭車が再び先頭に立たないかなぁ~と思うのですが……。それはさすがにムリでしょうか?
 なお、103系の活躍範囲は、既にマンガライ~ドゥリ間に極限されていますが、それだけに乗るにも撮るにも狙いやすい車種となっており、今回は動きモノの撮影が光量の関係でキビシくなった夕方、ドゥリからマンガライまで約20分の旅を2回楽しんでしまいました☆ とくに、2度目の乗車は落花生。様とご一緒するという名誉……! 世界最後の戸袋窓つき103系 (桜井・和歌山線の105系も103系1000番台と解釈できますが、純正103系という意味で) となり、原型の雰囲気を保った車内にて、強烈な冷房と扇風機による涼味を感じつつ、あのモーター音と揺れに身を委ね、落花生。様とインドネシアの鉄道ならびに日本・インドネシア関係の今後を語らう……。 ある意味で、様々な巡り会いが見事に組み合わさった奇跡かつ激濃な約20分であったなぁ……としみじみ思う次第です。そしてマンガライにて下車後、落花生。様に103系との記念写真を撮って頂いたのも、ジャカルタに7回通った究極の記念となったなぁ~!と思います。