地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

変わりゆく南海2015 (1) 桃のラピート

2015-10-20 00:05:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 南海では去る8日、来る12月5日に高野線ならびに完全子会社化した泉北線のダイヤ改正を実施する旨を発表しました。その目玉は、朝夕ラッシュアワー以外基本的に入庫ニート状態になっている「りんかん」用11000系を活用し、難波~和泉中央間を最速29分で走破する「泉北ライナー」の登場ということのようですが、11000系が1本のみであり、「こうや」編成も超カツカツの予備車不足状態であることから、住之江で複数昼寝している南海本線の特急車を泉北に入れてやるのも一策ではないか……と愚考する次第です。



 というわけで、鉄コレ7000系新塗装即売会に参加したついでに撮影したカットを中心に、最近関西を訪ねるたびに少しずつ撮り貯めた南海画像を、ぼちぼち備忘録的にアップして行きたいと思います。その一発目は、桃色のラピート!
 周知の通り、一時は沈滞没落が真剣に取り沙汰されていた関西空港は、近距離国際線の爆増と(砂漠の海に浮かぶ超ド田舎の都会である蘭州への便が新設されて腰を抜かしたと思ったら[※]、さらにウルムチ行きと延吉行きの出現はマジでビビッた……)、LCCの充実により、日々商売繁盛への軌道を歩みつつあるようですが、そんな流れを象徴する動きとして某格安航空会社の桃色塗装をまとったラピートが走っております。まぁ個人的には、LCCに乗りたいとは余り思わず (←身長180cm超の身には激狭)、撮りそびれたことを後悔しているジオン公国バージョン (ジーク・ジオン!←ギレンとキシリアとマ・クベが好き♪ ^^;) と比べれば「ふ~ん」という程度ですので、まぁどうでも宜しいという感じもするのですが、やはり来れば難しいことは言わず撮ってしまいますね~(^^;

 ※……その蘭州空港に先月、蘭州市内からの空港ライナー的なCRHが開通し、E2系、じゃなくてCRH2が走っているという光景に超のけぞりまくっている今日この頃。これだけでもある意味、超独自デザインのラピートが走る関空よりもぶっ飛びな話ですが、そもそも蘭州は、黄河の谷底に社会主義的安普請ビルやアパートがせせこましく広がる、黄土色一色の街だったわけで……。隴海線の硬座車 (もちろん非空調YZ22! 空調付き硬座なんて、はっきり言って軟座です!)に乗って蘭州に到着する間際、ド派手な赤・黄色の工場の煙 (超爆) に迎えられ、開け放った窓から濛々と入ってくる極悪空気にゲホンゲホン……という終わっている情景も、中国の特色ある「絶景」ということで……(遠い目)。