朝一番にシカゴからミルウォーキーに到着したハイアワサ号が折り返して来るまでの間、極寒底冷えの踏切にて内心ヒィィ〜と悲鳴を上げつつも、たまに通過するバスを撮影しようと待ち構えていたのですが、列車通過は踏切のカンカンという音で分かりますので、基本的に駅の方向(線路を巨大な郵便局が覆い尽くしています)は気にしていなかったのでした。しかし……ふと気がつくと、視界の右端に怪しい物体が! じゅ、巡視用の怪しい軌陸車がイルーー!
次の瞬間、踏切を通る車の不在を確認した軌陸車が動き始めましたので、「あわわわ」と慌てふためきつつ露出ダイヤルを回して (鉄道撮影時の露出は常にマニュアルです) カメラを構えたものの……あちゃー、露出オーバー気味となり、微妙にブレてしまいました (T_T)。それでもレタッチで何とかなるのはデジタル様々でしょうか。
この巡視用軌陸車、Canadian Pacificと書いてあり、何も知らない私は「何で米国の鉄道でカナダやねん?」と思ったのですが、後で調べてみればそれもそのはず……カナダと境を接するウィスコンシン州の鉄道は今日、Canadian Pacificが線路を所有して貨物列車を走らせているのでした。ここらへんの感覚は大陸的スケールと申しますか、大雑把ですなぁ〜(^^;)。
それにしても、クルマには興味のない私ですが、こういう軌陸車的ゲテモノが白昼堂々線路を走る光景は大好きです☆ 日本が閉塞の実施において厳格すぎるのでしょうな……(つまらん。←そういう問題ではないような……^^;;)。