地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

第八ジャカルタ炎鉄録 (44) メトロ05KKW

2018-07-25 00:30:00 | インドネシアの鉄道


 いつもお世話になっております日本人ジャカルタ鉄道趣味界の大御所・パクアン急行様が、このたび短期間ながら一時帰国されており、昨日はご実家及び私の用務先にほど近い町田のタイ料理店にてプチオフ会が開催されました。何の因果か、ジャカルタよりも俄然○ソ暑くなってしまった中だけに、スパイシーなメシが猛烈に美味く、その勢いで日本とアジアの鉄道事情をアツく語るひとときとなりました♪ パクアン急行様ほかご参加の皆様には心よりお礼申し上げます!



 今回の会話の内容は相当程度ヤバいものですので、ほとんど割愛させて頂きますが、まぁ一言でいえば、ある車両をある路線に入れるにも、そこには悲喜こもごもあり、といったところでしょうか。あとインドネシアの話題に関して申しますと、自動改札機のシステム更新失敗で一時的に紙の切符が復活したことには一同新鮮なショック (笑)。そして、インドネシアの超豪華客車クラス・ラグジュアリーや、 INKA製フィリピン国鉄新車投入予定の話題など、日々ますます変わりゆく列車・車両の陣容についても語られましたが、どうしても最後は「ガンビル駅の配線は○ソ」というところに行き着いてしまうのであります。そして、何事も縮小傾向の (?) 日本の鉄道事情に話題が及ぶと、やはり一同、景気が良くない表情に……。様々な問題の大きな原因として、国鉄分割民営化が約30年を経てボディーブローのように効いてきている、という緩やかなコンセンサスに行き着いたのでした。
 あと……○○○につきまして、この話題は特筆したいのですが……嗚呼、まだ秘密性が強すぎて書けない (^^;

 というわけで、早いもので約2年前の撮影となってしまったジャカルタ撮り鉄の画像から、メトロ05系の女性専用車ラッピングつき車両を選択して貼ってみます。……とゆーか、これで2016年の訪問分は完全に打ち止め・ネタ切れです (^^;)。半年前の願望としては、来たる8月に再訪希望でしたが、その後少しずつ面倒な依頼仕事が増えたのと、ジャカルタでは8月下旬にスポーツのアジア大会が開催されるのを前にして、鉄道駅及び沿線の警備も強化され、撮り鉄するには余り面白くない環境になることが予想されましたので、当面は再訪を先延ばししたかたちになります。
 それはさておき、最新の日本首都圏混雑ランキングの類を見るにつけ、複々線化が実現した小田急は大幅にランクを下げ(快速急行は相変わらずの混みようですが -_-;)、メトロ東西線が横綱級に混むと伝えられる昨今ですので、ジャカルタに05系を譲渡するくらいなら、主要駅ホームを12〜15両対応にして長大編成を走らせ、そのためにも05系を東西線に引き留めておいた方が良かったのでは?と妄想しなくもありません。とはいえ、03系すら続々と北館林送りとなっている昨今ですので、メトロが05系を処分してしまっても痛くも痒くもないのでしょう。
 ジャカルタで当初、圧倒的に新しいイメージを放って登場した05系は、8連であるが故にいつの間にか12連や10連と比べて「使えない編成」扱いされているのかも知れませんが、環状〜ボゴール線運用では今後も引き続き重宝されることでしょう。

誤字訂正Special Thanks to パクアン急行様。(滝汗)