地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京釜線土砂降り鉄 (11) ソウルメトロ1000系

2019-07-11 00:00:00 | 韓国の鉄道


 このたびスタートしたウリナラに対する厳格な輸出管理をめぐって、ウリナラは「戦犯国イルボンのWTO違反」云々を声高に泣き叫んでいるようですが、まぁここらへんは如何にも腐れ儒者の本場らしい話ですので、お決まりの日常風景を生温かく見守れば良いでしょう。むしろ問題の本質としては、経産省の省令改正でいうところの「国際的な安全保障のため」云々という内容の背後にある、最近のローソク革命政権の下での深刻な管理体制の緩みがあるようで、そのことは早くもウリナラから伝わって来る「備蓄量が想定よりも全然足りない」というニュースからも明らかなようです。
 NKかIRか、果たして何処に流したのかは知りませんが、今後ウリナラ企業が日本から戦略物資を購入するにあたっては、過去に遡った戦略物資の輸入量・代金と、それを用いて製造される製品の質・量が見合っているかを自ら証明することを、霞ヶ関にある経産省の本丸御殿から直々に求められ、そのデータを経産省の百戦錬磨の技官が厳しくチェックするはず。書類上に細かく「今後は決して売らない予定ゲッスムニダ」と書けば良いという問題では到底ないのです。そう書いたところで、本当に横流ししないことをどうやって証明出来るのでしょうか。過去に遡って不正な貿易管理をしていないことをウリナラ自ら挙証できず、しかも恐らく大幅に輸入量と製品量が食い違っているとすれば、「イルボンはWTO違反の戦犯国」どころか、ウリナラこそが国連安保理の名において正真正銘のテロ支援国家と認定される可能性すらあるのです。



 というわけで、先日KORAIL5000系の画像をアップした際には、高品質な電装品の調達が滞って間引き運転になるのでは、という趣旨を記したばかりですが、最悪の場合、電車は大幅な間引き運転や運休に陥り、救済策としてアメ罐がKTXやITXセマウル、そして首都圏電鉄を牽引するというマニアックな光景が展開するのかも知れません。テロ支援国家ながらにも石油を売ってもらえればの話ですが……。何やらベトナム国鉄に譲渡されたソウルメトロ2号線チョッパ車が中国製罐に牽引されて一時期走っていた「ハロン・エクスプレス」のようですらあります。あるいは、先軍チョソンで辛うじて動いている電車や電気機関車と同じく、半導体をわざわざ使わない抵抗制御の釣掛式電車に改造すれば良いのかも知れません (ドシロートの妄想 ^^;)。これはこれで、世界中の釣掛式電車ヲタから絶賛されることになりますので、ウリナラは精神的勝利をおさめることも出来ましょう。その際の新塗装は勿論、当ブログが以前超妄想ででっち上げた「統一チョソン首都圏電鉄」塗装で宜しくお願いしたいものです。
 そんな美しい未来を何となく思い描きつつ、ソウル交通公社(ソウルメトロとソウル都市鉄道公社が2017年に合併し、英語名は引き続きソウルメトロ)の新1000系 (VVVFステンレス) 画像をアップしておきます。このデザインの車両は1〜4号線で広く走っており、違いと言えば交直流車か直流車か、そして帯色はどうかという点ですので、ある意味で東急2020・3020・6020系の発想を先取りしているのかも知れません (笑)。
 それはさておき、ソウルの中心街のみを走るソウル交通公社1号線に対し、乗り入れ先のKORAIL京元・京仁・京釜線が余りにも長いため、ソウルメトロの電車は滅多に来ず、これに当たること自体がちょっとした宝くじ級の出来事なのですが、そんな宝くじはしばしば大当たりであったりもします。慧眼な方は、どういうことか既にお気づきでしょうか?