地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄入線を目前に控えた埼京線E233系

2019-07-30 00:00:00 | JR発足後の車両


 かねてから相鉄と相鉄沿線民の悲願であった相鉄・JR直通運転は、具体的な開業日に加えて運行形態に関する大本営発表もなされ、いよいよ目前に迫ったかの感がありますが、開業まであと約4ヶ月というタイミングでついに相鉄12000系のJR線内日中試運転開始の報が伝えられ、自ずと気分の高まりを抑えられません。とはいえ、相鉄12000系は走り始めてからまだまだ日が浅く、「馴染みの電車がJRにも!」という感覚とは少々異なるのは否めません。



 むしろ、よりいっそう新鮮かつ巨大な衝撃に感じられるのは、相鉄12000系が埼京線を抜けて、南古谷での研修に供するべく荒川鉄橋を越えるときでしょうか。そして、205系に代わってすっかり埼京線のイメージとして定着したE233系7000番台が相鉄に姿を現せば、12000系のJR乗り入れ以上に、最早相鉄が首都圏の相互乗り入れ網の中で孤立していないことを、全ての沿線民の眼前にありありと見せつける絶大な効果があります。というわけで個人的には、「もう幾つ寝ると」という気分で、埼京線E233系の相鉄来訪を歓迎したい気分ですし、この日を見越してKATOのE233系7000番台を購入していなかったことを激しく後悔しているのであります (笑)。
 あとそういえば、JRの通勤型電車が初めて「特急」を表示するのもワクワクしますし (笑)、海老名で相鉄と小田急の両方に緑帯のJRの電車が並ぶのも、数奇な運命を感じます (帯の本数、そして電車の形状が異なりますが)。