昨日は、いつもお世話になっております西武ヲタ写真家「きえふにいさん」様と、都内某所のジョージア&ロシア料理店にて、おそロシアなビールを傾けつつ美食に舌鼓を打つ小宴を楽しんだのですが、お互い下世話でマニアックな共産趣味者を兼ねていることもあって、目下の情勢に到るここ20〜30年の歴史に鑑みて、「同じプーさんであっても、プーチンと習近平のどちらが老獪で有能か」というネタから議論が白熱し始め、「プーチンの圧勝、習近平は足下にも及ばない」「中国の特色ある社会主義は、マルクス・エンゲルス・レーニンが書いた内容に照らしてもとんだお笑い種だ」という結論で一致しました。しかし、そんな話から自ずと、昔のロシアと中国はユルユルで良かったよなぁ〜という話に転じ、ロシアまたは中国で撮り鉄・乗り鉄する際に出会った鉄道関係者や公安関係者のユルユルで行き当たりばったりな態度を懐かしむ、という濃厚すぎる話題に花が咲いたのでした。その行き着く先は、近々鶴丸航空が直行便を飛ばすウラジオにさっくり飛び、釣掛エレクトリーチカに乗りたい……という共通認識でした (笑)。
その後は話題が国内鉄に移り、上信700形の復活旧塗装に「マジかよ!」、そして秩父デキ201の黒デキ化に「マジかよ!」、さらには南海6000系をめぐる様々なウワサに「マジかよ!」……という感じでハイテンションな会話が続いたのですが、最後のシメの会話は西武に移り、ち○○特急もといLa Viewは、構想イラストの段階では「何じゃこりゃ」レベルだったものの、実物の完成度は侮れないという結論となりました。
いやはや、新春鉄漫談としては最高にマニアックなひとときでした。きえふにいさん様には心よりお礼申し上げます!
というわけで、何か西武の画像を……と思いつつHDを漁ったところ、昨年10月に相鉄12000系が川越に来たのを見たさで川越を訪れたついでに、ちょこっと西武新宿線を撮ったのを思い出しました。新宿線は池袋線と比べ、他社への直通なし、輸送人員頭打ち……ということで、今ひとつパッとしない印象もありますが、裏返してみればそれだけ新宿線が「昭和の西武佳き時代」を偲ぶベストスポットとなりつつあることを意味しているようにも思います。新宿線も笑電がそれなりに来ますが、それ以上に2000系が未だに大きな存在感を示していますし、池袋・秩父線の特急が全てLa Viewとなった後も、しばらく「小江戸」はNRAのまま、101系サウンドを大都会にも響かせ続けることになります。勿論、2000系も二段窓車の廃車が進んでいることは否めないわけで、今回レタッチしながら、そのうちじっくり撮っておかないとな……と思ったのでした。