地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ上田交通5252・5253をN化する

2016-08-26 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 今年の9月は早いもので、上田交通別所線750V時代の末日から30周年となりますが、この30年の間に別所線の電車は釣掛からカエル5000→7200→1000/6000と4世代も変遷し、しかも今や1000/6000はVVVFですから、さすが東急五島家出身地の電車は親会社から手厚く扱われていると感じます。そして鉄コレでも、既に出ている5250形と7200系まるまどりーむに加えて6000系がリリースされる旨発表されていますが、その間隙を突いて、知る人ぞ知る昇圧30年というタイミングを狙い (?)、5252と5253が発売されました。そんな5250形は、今も3両全車が地元で現存するという、まさに上田盆地・塩田平の近代文化財的至宝と言えましょう。
 また上田5250形は、中坊の頃から高1の昇圧時 (年齢バレバレ ^^;) にかけて私が最も狂った車両のひとつであり、第17弾として発売された際には、出来具合の素晴らしさにも感嘆し、思わず大量ゲットに走ってしまったものです。とはいえ、如何せん何個買っても全車同ナンバーというきらいがありました。それだけに、今回5252・5253が発売されたのは、富技様がもたらしてくれた干天の慈雨であると言えましょう♪



 その出来具合は、恐らく広東省の工場の中でも選りすぐりのスタッフをかき集めたであろうと思われるほどで、鉄コレの中では第一級のものであろうと勝手に考えておりますが、屋根上のオレンジの塗り分けが5251と比べて微妙に異なります。まぁ、気にするほどのものでもありませんが。
 しかーし!! そんな超逸品であるかに思われた今回の上田5250にも、唯一最大のバグが!! ヘッドライトパーツの差し込み穴が超ユルユル・ガバガバであるため、1パッケージあたり4個使われているべきパーツのうち1個が最初から欠品している……(@_@;;)。超ユルユル・ガバガバな穴に差し込まれた小さなパーツであるだけに、工場で農民工が手荒に封入する段階でポロポロと落下してしまい、その後の箱詰めの際に検品を行ったとしても全く気付かなかったという可能性大……。これは開封時に気付きましたので、早速富技の苦情フォームに入力したところ、約1週間後にヘッドライトパーツが無事届いて事なきを得ました。もし追加を送ってもらえなかった場合、微妙な色合いの青ヘッドライトであるだけに、他の鉄コレストックからパーツを取って塗り直しても、微妙に色違いとなる可能性もあり……本当にヒヤリとしました。
 この症状は、同時発売の琴電旧型でも発生しております (-_-;
 そこで、今般の上田5250と琴電を購入された方に、声を大にして申し上げます。ヘッドライトパーツは開封後ただちに、ゴム系接着剤で穴に固定した方が良いっすよ!!……と (激鬱)。
 この問題を除けば特に不満はないと申しますか大満足ですので、是非上田交通に関しては続編を宜しくお願いしたいところです。6000系は早速予約してしまいましたが、是非昇圧前の車両もいろいろと……。とりわけ、昇圧直前の相棒である平面ガエル・クハ290を早急にお願いしたいところです。ふだん5250の重連というのは見かけず、2連は基本的にモハとクハ or サハの組み合わせでしたし。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿