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かねてからKATOにより製品化が予告されていた飯田線旧国シリーズの真骨頂・クモハユニ64……。私自身は残念ながら乗ることも撮ることも出来ませんでしたが (小学校卒業記念・初の一人旅で、最初で最後の飯田線旧国乗り通しに出掛け、確か飯島ですれ違ったのでした……)、あの時代に寝ても覚めても飯田線旧国に憧れ続けて今やイイ年したヲッサンになってしまった人々にとって、今回のクモハユニ64発売はまさに待望のものだったことでしょう。というわけで、私も近所の模型屋にて予約ゲットしたことは言うまでもありませんが、ここしばらく仕事が超多忙でしたので、ようやく封を切ったのは月が変わってからとなってしまいました。
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というわけで、既に店頭での試走とライト点灯確認を済ませているものの、改めてワクワクドキドキしながら開封してみますと……をを……余りにも繊細なモールドが醸し出す武骨な姿が素晴らし過ぎます……(*^_^*)。約33年の時を隔てて「クモハユニ」という鈍重な言葉の響きとともに、改めて心の中で、巍々たる中央・南アルプスの連なりと飯田線旧国の野武士的な佇まいが織りなす一幅の絵画が鮮やかに描き出されるかのようです……。
もっとも、そんな珠玉の逸品も、問題点はあります。塗装が完璧とは言えず、ドア上部の塗り分け部分の吹き具合が甘かったりするという……。まぁ顔を離せばほとんど気付かないのですが。
あと、通常はクハと連結されていたため前に出なかった貫通側は、前照灯も尾灯も点灯しません。静岡運転所での入換車時代を再現したい方はご愁傷様です……。茶色に塗り替えるだけなら簡単そうですが、茶色バージョンもいずれ発売されそうな気がします。さらには、大糸線で貨物小運転を担当していた頃の姿(両端とも非貫通)が再現されて発売されるとしたら、余程マニアックな話ですなぁ……。
ともあれ、こうしてクモハユニ64が登場し、近日中に遅れ気味のクモハ51200が発売されたら、今度はどのようなネタ車両が現れるのでしょうか?!
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自分でGM板キットを切り接ぎしまくって作ったブツが余りにもショボく見える……(滝汗)。でも、必死こいて思い入れたっぷりに作った一品ですので、KATOの珠玉のような完成品を手に入れたとしても、ご用済みとして捨てられないんですよね……。
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