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高崎支社にてついに巨星115墜つ……新潟では待っていても滅多に115は来ない……広島支社では猛烈な勢いで227が増え……奈良線にもついに205が入るのか、いや八高線では205も既に終わりが近い、という今日この頃。そんな中で、湖西線においては一部の列車を除いて普通列車が113・117系で運用されており、天下の京都駅にも日々渋みが際立つ抹茶の香りを添えているのは本当に凄いことです。113系5700・7700番台の場合、耐寒耐雪装備に金がかかっていること、そしてN30・N40延命工事施工車が多いことが、今日でも113系の楽園を京都で現出させている最大の理由なのかも知れません。
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しかしながら、最近JRWが大阪環状線や阪和線で見せつけたガチ本気の置き換えスピードを目の当たりにするにつけ、これから追加で225系をドバッと揃えれば、京都の113系はひとたまりもなく急速に離脱してしまいそうな気もします。ここのところ、抹茶色が嫌われているためか、たまに出張で京都駅に降り立ちますと、103系を撮っているヲタを見かけても、113系を撮っているヲタはほとんど見かけません。しかし、だからこそ今が抹茶色113系の旬!と言えましょう。京都駅で撮るも良し、琵琶湖や比良の山々を眺めながらMT54サウンドを愛でるも良し……。はたまた、何故か一部、ボロくて狭いボックスシートのまま残っている5700番台に乗り、正真正銘の昭和旅気分に浸るも良し……。とにかく、引退に関する大本営発表がなされれば、その瞬間に静かに楽しめる環境は終わってしまうのです。
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